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2018.08.19

夏は冷製で食べられる! 熱々のアノ料理とは!?

冬場、冷えたカラダに染み渡るおでんや麻婆豆腐などの熱々料理。実は夏の冷製メニューも楽しめるんです。デートのサプライズにも使えますよ!

CREDIT :

取材・文/LEON.JP 写真/椙本裕子(「崎陽軒本店 アリババ」)、トヨダリョウ(「かつ吉 日比谷国際ビル店」)

いつもは熱々で食べて美味しい料理。麻婆豆腐やおでんは、冷えたカラダをじんわり温めてくれる定番メニューですが、ここ数年は夏になると、少しずつ冷製ものが出てきている模様。まだまだ珍しいひんやりメニューを、ぜひ彼女と一緒にご賞味ください!

■ 崎陽軒本店  亜利巴″巴″(アリババ)の「冷製麻婆豆腐」

とろける豆腐の甘みと
青山椒オイルの辛みが絶妙なバランス

横浜名物のシウマイ(焼売)で、誰もが知っている「崎陽軒」。横浜駅直結の本店地下1階に、実はオリエンタルな雰囲気の大きなビアレストランがあることをご存じでしょうか? 
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「冷製麻婆豆腐」880円 ※8月末まで、ディナータイムにて提供中
中近東のバザールをイメージしたという店内が特徴的な「亜利巴″巴″(アリババ)」では、今夏より「冷製麻婆豆腐」が新登場。鉄鍋の「四川風麻婆豆腐」が好評につき、昨年から夏バージョンの試作を重ね、陽の目を見ることに。コチラのいちばんの特徴は、何と言っても使用されている豆腐です。
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とろける豆腐がひき肉の食感を引き立てます。ヒヤッと口の中に広がる美味しさに、夏バテも吹っ飛びそう。
にがりを使わず、豆乳から作られた豆腐は口当たりが実になめらかで、まるで“とろけるプリン”のよう。ほのかな甘みが、豆板醤と青山椒オイルがもたらす爽やかな辛みと絶妙なハーモニーを奏でます。豆腐が口の中で溶けるぶん、ひき肉の肉々しさが際立つという塩梅。個性の強いパクチーもうまく調和しています。
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異国情緒溢れるコロニアル様式に設えられた店内。
種類豊富なドラフトビールや多国籍のビールからお好みを選んで、素材の旨味が詰まったひんやり麻婆豆腐をほおばれば、すっかり暑さを忘れてしまうこと請け合いですよ。
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■ 崎陽軒本店 ビアレストラン 亜利巴″巴″(アリババ)

住所/神奈川県横浜市西区高島2-13-12 崎陽軒本店B1
営業時間/ランチ11:30〜15:00・ディナー17:00〜23:00(L.O.22:00)、土・日曜・祝ランチ11:30〜15:30、ディナー17:00〜22:00(L.O.21:00)

※8月末まで、ディナータイムにて提供中

URL/http://kiyoken-restaurant.com/alibaba/

予約・お問い合わせ/☎︎045-441-8720

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■ シターラ 青山店の「冷やしカレー」

グリーンピースのまろやかさに
青唐辛子とミントが清涼感をプラス

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「冷やしカレー」単品1080円、ドリンク付きセット1380円
ここ10年で、インド料理店は東京を中心に激増しているようですが、冷製カレーを扱う店となるとその数はグッと絞られるよう。2004年創業の「シターラ 青山店」は、そんな数少ないインド料理店のひとつで、毎年夏になると、リピーターが楽しみにしている看板メニュー「冷やしカレー」がお目見えします。
鮮やかなグリーンが夏らしいコチラ。グリーンピースのまろやかな味わいをコリアンダーやクミンなどのスパイス、青唐辛子の辛みが引き締め、実に絶妙なバランスです。さらにミント、水菜やトマトで作るインド伝統のカチュンバサラダが程良い酸味と爽快感を与えていて、パラパラとしたバスマティライスとの相性も抜群。さくさく香ばしいインドの豆せんべい、パパドも冷製カレーを引き立てます。
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「スラ・ヴィンヤーズ」などのインド産ワインも多数取り揃える高級インド料理店「シターラ 青山店」。
日本でインド料理に30年以上も携わる料理長が、何度も試作を重ねて開発した自信作の冷製カレーを平らげたあとは、濃厚なチャイかプレーンラッシーをどうぞ。冷製であってもインドカレーのシメには欠かせませんし、一風変わったエスニック料理体験が終わるころには、満足そうな彼女の笑顔を見られるはずです。
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シターラ 青山店

住所/東京都港区南青山 5-7-17 小原流会館 B1
営業時間/ランチ11:30〜14:30(L.O.)、ディナー18:00〜21:30(L.O.)
定休/毎月最終日曜・年末年始

URL/http://www.sitaara.com/restaurant/aoyama.html

予約・お問い合わせ/☎︎03-5766-1702

※「冷やしカレー」はランチ限定メニュー。
(8月31日までの提供)

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■ かつ吉 日比谷国際ビル店の「冷やしかつ丼」

ひんやり出汁と絡めていただく
新感覚の人気かつ丼メニュー

創業から50余年、都内にて3店舗を運営するとんかつ専門店「かつ吉」。ここ数年、気温が上がり始めるゴールデンウィーク明け頃から販売開始する「冷やしかつ丼」が、密かな人気を呼んでいます。内幸町にある「かつ吉 日比谷国際ビル店」でも、いまでは2種類を提供する好評ぶり。
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「冷やしかつ丼」(醤油)豚ロース(100g)1600円・特上(150g)2200円、豚ひれ(100g)1700円・特上(150g)2300円
醤油ベースの出汁で作る「冷やしかつ丼」は、17年前の発売当時からのオリジナル。クラッシュアイスが入り、いかにも涼しげな丼の出汁とたっぷりのとろろを箸でかき分けると、国産銘柄豚のかつが顔を覗かせます。高温で硬めに揚げた衣は水分を含んでも剥がれず、サクサクした歯ごたえ。揚げ用油にラードを使っておらず、梅肉、シソ、みょうがとも相まって全体的にサッパリとした口当たりなので、暑さで食欲減退気味でも、スルスルと流し込むように食べられちゃいますよ。
いっぽうの「冷やしトマトかつ丼」はトマトベースの出汁に夏野菜がたっぷり載り、ボリューム満点です。

さっぱりの和風か、食べ応えのある洋風か。時を刻んだ古木が梁や装飾としてあしらわれた居心地良い店内で、その日の気分に合わせた「冷やしかつ丼」を、ぜひお楽しみくださいませ。残暑が続きそうな9月半ば頃まで販売するそうですよ。
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■ かつ吉 日比谷国際ビル店

住所/東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル B1F
営業時間/11:00〜22:00(L.O.21:00)
定休/土・日曜、祝

URL/http://www.bodaijyu.co.jp/restaurant/hibiya/

予約・お問い合わせ/☎︎03-6205-4919

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■ 羅かんの「夏野菜の冷やしおでん」

トマトから沁み出す酸味が食欲増進。
6種類の夏野菜をサッパリといただける

冬の食べ物の代名詞とも言える「おでん」ですが、ここ数年は猛暑の影響か、夏になると各専門店で趣向を凝らした「冷やしおでん」をちらほら見るようになりました。今回ご紹介するのも、トウモロコシやトマトなどの6種類もの夏野菜をたっぷりと使い、うだるような暑い日にサッパリといただける一品です。
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トマトの味が沁み出した出汁と具材が最高のハーモニーを奏でる「夏野菜の冷やしおでん」900円(税込)一日限定12食
東京駅構内のグルメストリート「黒塀横丁」の一角にある、おでん専門店「羅かん」がお客さまの要望に応えて開発した「夏野菜の冷やしおでん」。その爽快さの秘密は、何と言っても北海道から仕入れるという色艶の良いトマトです。湯むきしてから、いりこ・昆布・かつおから作る出汁に2〜3日漬け込むと、じんわりと旨みが沁み出して……。出汁を口に含むとほのかに感じる酸味は、夏バテ気味の胃腸でも食欲を増進。もずくや鶏しんじょうともよく絡み、思わず箸が進んでしまいます。
提供されるのは17時以降の夜のみ。東京駅構内の喧騒から一歩離れ、静かで落ち着いた店内で、まずは前菜としてコチラの冷やしおでんを注文するのがツウかと。おでんと相性抜群の日本酒「春鶯囀(しゅんのうてん)」で、乾杯といきましょう。
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■ 羅かん

住所/東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内「黒塀横丁」
営業時間/11:00〜23:00

URL/http://www.tokyoinfo.com/shop/search/detail/rakan.html

予約・お問い合わせ/☎︎03-3287-1981

※「夏野菜の冷やしおでん」は8月末まで提供中

冷たくて美味しいもの、まだまだあります!

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