さて、大人が"腕時計でアソブ"って、どういうこと？

どうです、この腕時計。見るからにフツウじゃない、近未来っぽいルックス……。時計に詳しくない人でも「なんだかスゴい⁉︎」と思ってしまうポテンシャルを備えています。

実はこちらは、時計業界における新素材への挑戦の賜物。近年ではこんな風に、技術開発によって攻めた腕時計が生まれているんです。

腕時計が時間を知るため“だけ”の機器なら、デザインも付け心地も探求する必要はないはず。しかも、現代はスマートフォンで時間を知ることもできますし。

それなのに、腕時計に魅了される大人が後を絶たないのは、腕時計が自身のセンスや価値観を代弁するもの、自己表現のためのアイテムでもあるとわかっているから。

どんな時計を付けているかがすなわち、自分がどんな男であるかを示すことになる。だからこそ、上質な腕時計を付けること、さらに一歩進んで“腕時計でアソブ”ことが、大人の余裕の証拠になるのです。

では、遊び心のある腕時計とは、どんな時計なのか。まず、高品質のホンモノであるのは、いうまでもありません。その上で、ブナンではない、新しさや楽しさがあるのが大切なポイントです。

今、遊び心のある腕時計を選ぶための、4つの目線をご紹介しましょう。

近年、小振りサイズが復活しているのは、ご存知のとおり。ケース径が38～40mmぐらいの腕時計をクラシカルに付けるのが人気です。

が、しかし、いまの腕時計のスタンダードがオーバー40mmであるのは事実。そしてオーバー40mmだと、アクティブで若々しく見えるという効能もあります。あえての大型ケースを颯爽と付けこなすのが、洒脱で格好いい。

ときに腕元のインパクトでアソブというのも、大人ならではのワザなのです。

ここ数年、カラフルな腕時計が急増中。カラフルなダイアル、ストラップ、ケースなど、色で腕時計を選ぶこともできるようになりました。

ポイントカラーだけでなく、トータルでカラーコーディネートされたモデルも多く、より華やぎ度が高まっています。

服では色数を減らすお洒落に慣れているかもしれませんが、だからこそ腕元のカラーが効いてくる。積極的に色を楽しめば、見る目にも鮮やかですし、あなたの楽しむマインドが、見る人にもきっと伝わりますから。

近年の腕時計において、もっとも目覚ましい進化を見せているのが、素材でしょう。

腕時計といえばゴールドやステンレススティールが通常でしたが、チタンやセラミックも一般的になり、近年ではさらにカーボンファイバーやグラスファイバーといった先端素材が使用されるようになっています。

先端素材には傷がつきにくい、軽いといったメリットもあるけれど、やはり見た目がブナンじゃない！　新しい素材を積極的に楽しむのも、大人の余裕なのです。

ここ最近は、ブレスレットとストラップも面白い！　ブレスレットは、ケース一体型のいわゆる“ラグジュアリースポーツウォッチ”のスタイルのモデルが、昨年あたりから複数登場し、時計好きたちの熱い注目を集めています。

さらに、チェンジャブルストラップを備えたモデルも豊富に。着こなしやシーンに合わせて手軽にストラップを付け替えられるので、よりファッショナブルに楽しめるようになりました。

フェイスだけではなく、全方位的に自己表現ができるというわけです。