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2018.07.30

アディダスの「ブースト」は、なぜここまで人気があるのか?

スニーカーブームの今、勢力圏確保のために各ブランドがしのぎを削っています。特にハイテク系と呼ばれるスニーカーにおいては、その性能が優劣を決します。そんななか、支持率を右肩上がりに伸ばしているのが、アディダスのブーストシリーズです。

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写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/安岡将文

弱点なし!? 定番EVAを格段にアップデイトした万能素材

ナイキならエアー、リーボックならフロートライド、アシックスならゲルと、スポーツブランドのスニーカーのミッドソールには、それぞれ独自の衝撃吸収素材が搭載されています。それらは、いわばブランドの顔。ゆえに、各ブランドは自社のミッドソールの性能がいかに優れているかを誇示します。

今回注目したのはアディダス。注目作を続々とリリースし、スニーカートレンドを牽引するアディダスが誇るのは、2013年に発表されたブーストフォームです。

スニーカーのミッドソールにおいて、よく耳にするEVA素材。これは高分子スポンジのことで、軽量性や弾力性、柔軟性といったスニーカーにうってつけな性能を誇ります。しかし一方で、長期の耐久性や気候の変化によって性能を十分に発揮できないといった弱点も。

アディダスが開発したブーストフォームは、高いクッション性と高い反発性を両立するとともに、高い耐久性と性能の安定性までも備えます。すなわち、EVAの弱点を克服した、万能なミッドソールを実現したのです。
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使用される素材は、熱可塑性ポリウレタンエストラマー。これは、スマホのケースやゴルフボールの表皮などにも使われる素材です。それを均一なビーズ状にし結合することで、衝撃に対してより細かく的確に反応することを可能にしています。なんでも、従来のEVAと比べて、反発性は約70%も向上したとか。

3年もの開発を経て完成したブーストフォーム。今では、ランナーはもちろん街履きでもその圧倒的な快適性に夢中になる人が続出しています。同素材を採用したモデルは、第1弾のエナジーブーストを皮切りに、現在多くのバリエーションを誇っています。

アディダスのブーストフォームは、今最も勢いのあるミッドソール素材と言っても過言ではないでしょう。

1. ウルトラブースト

2万2000円/アディダス(アディダスグループお客様窓口)
2015年に発表されたウルトラブースト。初代エナジーブーストがブーストフォームを80%使用していたのに対して、同シリーズは100%にアップ。こちらのウルトラブースト4.0 ショウ ユア ストライプス パックは、さらにプライムニットアッパーを採用することで、軽量性と足の動きに対するフレキシブルな追従性を高めています。
アウトソールは、コンチネンタル社製。ノンスリップゴムによって、高いグリップ力を確保しています。ちなみに、同社は1871年にドイツで創業した老舗のタイヤメーカーです。

2. カラーブースト

2万8000円/アディダス(アディダスグループお客様窓口)
元々はホワイトのみで展開されていたブーストフォームを着色したカラーブースト。2016年に登場して以来、性能を維持しながらファッション性を向上させています。こちらのモデルは、ブーストフォーム100%のミッドソールを採用したウルトラブースト クライマ。オールブラックのソールとネオンカラーが透けるプライムニットの組み合わせは、モードなコーデにも馴染みます。
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3. スタビライザー付き

2万2000円/アディダス(アディダスグループお客様窓口)
ブーストフォーム100%をミッドソールに採用したウルトラブーストST。ブーストフォームの性能に加えて、インサイドのミッドソールにはスタビリティパーツが追加されています。これにより、着地時に生じる横方向へのズレを抑制し、安定性をさらに高めているのです。さらにコンチネンタル社製のストレッチウェブアウトソールにより、スムーズな重心移動を促します。
適度な堅さを備えたパーツにより、ミッドソールのねじれを抑制。こうしたパーツを付けるとクッション性に影響が出がちですが、ブーストフォームはビーズ状なので他の部分への余計な影響が出にくくなっています。
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4. ソーラーブースト

1万7000円/アディダス(アディダスグループお客様窓口)
直営店限定となるソーラーブーストM。長距離ランナーのために開発されたモデルで、ブーストフォームに加えてヒールからトウまで伸びるソーラープロパルジョンレールによって、推進力をより高めているのが特徴です。さらに、特殊構造のテーラードファイバープレースメントが、甲部分をサポート。柔軟性と安定性を両立しています。

5. ピュアブースト

1万8000円/アディダス(アディダスグループお客様窓口)
シティランに最適な設計がなされたピュアブーストLTD。ミッドソールは、ブーストフォーム100%。ウィズを幅広に設定したワイドフォアフット設計に、シームレスのサーキュラーニットよるフレキシブルなフィット感、さらにヒール部分にはスニーカー内の蒸れを逃がしてくれるベンチレーションパーツを設置し、夏場のランを快適に楽しませてくれます。

6.アディゼロ

1万8000円/アディダス(アディダスグループお客様窓口)
フルマラソンで2時間切るタイムを目指すランナーに向けた、つまりはアスリートのレースに対応できるアディゼロシリーズ。このアディゼロ サブ2は、ブーストフォームをさらに軽量化したブーストライトを100%ミッドソールに採用。27cmの片足で、重量わずか160gに仕上げています。他にも、スピードを重視し、通気性とともに高いフィット感を両立するエアメッシュアッパー、コンチネンタル社製マイクロウェブアウトソールと、随所がプロ仕様に。
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7. サッカーモデル

1万2000円/アディダス(アディダスグループお客様窓口)
W杯用モデルとして、1994年からシリーズがスタートしたプレデター。こちらは、その最新モデルとなるプレデター タンゴ 18.1 TR。ミッドソールはブーストフォームを、アッパーは解剖学に従った足全体を覆うソックタイプに。グラデーションカラーのアウトソールが、スポーティなムードを高めます。

8. バスケットボールモデル

2万円/アディダス(アディダスグループお客様窓口)
豊かな髭でおなじみの、NBA選手ジェームズ・ハーデンのプレースタイルに、ストリーフトのファッション感覚を融合したハーデンLS2レース。ブーストフォーム製ミッドソールに、高いグリップ性を誇る独自設計のラバーソールを採用。甲の部分にはソックスのようなリブ編みを採用し、高いフィット感も実現しています。

9. アディダス オリジナルス

1万7000円/アディダス オリジナルス(アディダスグループお客様窓口)
アディダスにおける最先端ミッドソール素材であるブーストフォームを採用しながら、ナイロンアッパーとスエードによるアッパーはクラシカルな面持ちに。レインボーカラーのシュータンタグにより、LGBTへの理解とダイバーシティへの賞賛を示しています。
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

アディダスグループお客様窓口 0570-033-033

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