2021.07.27

腕時計の新定番ってこういうコト!

創刊時から20年にわたってスイス取材・時計特集を組み続けてきたLEONが、いま注目するのは「新定番な腕時計」。4つのトピックから、注目モデルをご紹介します。

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写真/渡辺修身 文/柴田 充

LEONは20年前の創刊時から、毎年スイス取材を敢行し、1年に2回、必ず時計特集を組んできました。腕時計はそれまで、ウンチクだらけのオタクのためのものとされていましたが、LEONはモテるためのツールであると提案。結果、いまや時計は“見る”ものではなく、“魅せる”ためのものという、新たな価値観を生み出したのです。

翻って、スマホが普及した今日においても、機械式時計は衰えるどころかさらに魅力を増しています。そこで小誌がいま注目するのが、新定番。これさえあれば間違いない! そんな時計をご覧あれ。

新定番 その1 【革新】 

▲ 「ビッグ・バン インテグラル トゥールビヨン フルサファイア」自動巻き、サファイアケース(43mm)×ブレスレット。世界限定30本。7月発売予定。4901万6000円(予価)/ウブロ
長い歴史と伝統に培われた時計は、ともするとゼンマイと歯車からなる古典的な道具に思われがちです。しかし、そこには最新鋭のデジタル技術を注ぐ研究開発や、素材の技術革新、先進の加工工作技術により、かつて存在しなかったような高精度や高機能、スタイルが生まれています。

むしろ機械式という制約があるからこそ、これに挑戦する現代の時計師たちの豊かな発想と創造力を掻き立てるのです。そんな人間味ある革新性にこそ、心が躍ります。
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新定番 その2 【進化】 

▲ 「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41」自動巻き、SSケース(41mm)×ブレスレット。100m防水。91万3000円/IWC 
機械式時計のメカニズムが考案されてから約400年。歴史と伝統を重んじる時計の世界ですが、さすがにスマホがこれだけ普及した時代ともなれば、コンサバな時計業界だって変わらなきゃいけない。

ここで特記すべきは、歴史と伝統を継承しつつ細部を現代的な価値観へと"進化"させたこと。便利に、ファッショナブルに、モダンに進化することで、時計はよりユーザーフレンドリーになりました。それもまた近年の新定番のひとつになっているのです。
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新定番 その3 【価値観の変化】 

▲ 「タンク マスト」光発電のクオーツ、SSケース(33.7×25.5mm)、ノンレザーストラップ。30万3600円(予価)/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)
ニューノーマルな生活も1年以上が経ち、新しい社会のルールと向き合いながら暮らす日々が続いています。そんな時代に合わせた価値観が芽生えはじめた昨今、時計に対する考え方も少しずつ変化しはじめています。

高級品に求める倫理観や変化する時間との向き合い方、新しい趣味や平穏な日々への渇望など、これまでになかった感情が時計選びにも影響を与えているのです。
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とはいえこっちも外せない! 【定番】

▲ 「カラトラバ 5196」手巻き、18KRGケース(37mm)、アリゲーターストラップ。282万7000円/パテック フィリップ(パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター)
高級時計を取り巻く社会情勢は、ここ数年で大きく変化しています。プライスも機構もデザインも素材も、常にアップデートしているのは揺るぎない真実です。

しかし一方で、いわゆる定番に惹かれてしまう自分がいるのも事実。結局のところ、高級時計は"伝統と革新"が両輪となって今日まで受け継がれてきたので、進化し革新するのも正しい姿ですが、一周回って定番の良さに気づくというのも正解ということ。

変化する時代だからこそ、定番を改めて知るのも良いことだと思うのです。
2021年8月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

IWC 0120-05-1868
ウブロ 03-5635-7055
パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター 03-3255-8109

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