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2025.11.03

大人のデニムスタイルを格上げする腕時計といえば?

カジュアルスタイルを一発で上品に格上げしてくれるアイテム、それが「小振りな角型時計」です。定番デニムを大人っぽくエレガントに仕上げるコツを、旬なスタイリングとともにレクチャーいたします!

BY :

文/長谷川 剛
CREDIT :

撮影/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/高塩崇宏 ヘアメイク/向後信行(JANEiRO)

大人のカジュアルに効く! 小振りの角型時計

時計201万9600円/カルティエ(カルティエ カスタマーサービスセンター)、ニットシャツ6万2700円、クルーニット5万600円/ともにジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、デニム3万580円/フルカウント、シューズ26万9500円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
休日の装いとして、デニムを軸とする着こなしは、いくつになっても男の定番。ただし、大人ならば上品さで差をつけたいもの。デートともなれば尚更ですよね。

そこで今回は、休日の定番スタイルを格上げする角型時計の選びとこなし方をご紹介いたします。
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腕時計と靴にドレス感を取り入れるのがコツ!

時計201万9600円/カルティエ(カルティエ カスタマーサービスセンター)、ニットシャツ6万2700円、クルーニット5万600円/ともにジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、デニム3万580円/フルカウント、シューズ26万9500円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
▲ 時計201万9600円/カルティエ(カルティエ カスタマーサービスセンター)、ニットシャツ6万2700円、クルーニット5万600円/ともにジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー)、デニム3万580円/フルカウント、シューズ26万9500円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)
まずブルーデニムはハードなダメージ系ではなく、紺色がしっかり残ったリジッドやワンウォッシュが今の気分。合わせるトップスも、しっとり感が大人の余裕を漂わせる、ハイゲージニットをチョイスするのがポイントです。

そしてココからが本番。ある種、定番的ともいえるこのデニムコーデをワンランク上のハイカジュアルに仕上げるには、時計や靴といった小物にこだわることが何よりも大切。

寛いだニットの装いをピリッと締める意味で、角型時計は非常に有効です。角型時計はそのフォルムから装いにエッジをもたらすだけでなく、20世紀に流行したこともあってか、付けるだけでどこかクラシカルで上品な雰囲気を加味してくれます。

さらに仕上げとして本格ドレスシューズで足元を固めれば、腕時計由来のエレガンスをより確実な好印象へと引き立てます。
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このコーディネートで一番の立役者となるのが、小振りな角型時計。ケースの直径は40mm以下が理想的で、インデックスも格式あるローマ数字やミニマル美溢れるバータイプだと、上品さが際立ちます。

また、シューズも同様にこだわりましょう。とはいえビジネスシーンを思わせるヒモ靴では休日のニットスタイルの気軽さを損ないますから、ドレッシーにして適度なヌケ感も兼備する、本格仕立のローファーがベストなのですよ。
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◆ カルティエ 

溢れる品格が装いを知的に格上げる

「タンク ルイ カルティエ」手巻き、18KPGケース(29.5×22.0mm)、アリゲーターストラップ。201万9600円/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター)
▲  「タンク ルイ カルティエ」手巻き、18KPGケース(29.5×22.0mm)、アリゲーターストラップ。201万9600円/カルティエ(カルティエ カスタマー サービスセンター) Vincent Wulveryck © Cartier
角型時計の歴史的金字塔といえばカルティエのタンクが筆頭格。なかでもこちらは、カルティエ家三代目当主であるルイ・カルティエが、自ら愛用したというタンクシリーズの原点モデル。

戦車を模したレクタンギュラー型、デフォルメを効かせたローマンインデックスや華やかで緻密なギョシェ、それに高貴なサファイヤカボションなど、100年以上に渡り引き継がれる美観を詰め込んでいます。

ジーンズなどのカジュアルアイテムとあえて合わせることで、メリハリある洒落感が楽しめます。
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小振りな角型時計は、着こなしに上品さをプラスしてくれる強い味方。休日スタイルはもちろん、スーツスタイルとの相性も抜群ですから、大人ならば1本は持っておきたいものです。

◆ ジャガー・ルクルト 

重厚なエレガンスを詰め込んだ傑作角型

「レベルソ・トリビュート」自動巻き、SSケース(40.1×24.4mm)、カーフスキンストラップ。142万5600円/ジャガー・ルクルト
▲ 「レベルソ・トリビュート」手巻き、SSケース(40.1×24.4mm)、ファリアーノレザーストラップ。142万5600円/ジャガー・ルクルト
レクタンギュラーモデルの双璧として、世界の時計ファンが認めるジャガー・ルクルトのレベルソ。なかでもモノフェイスの本作は、風防保護を意図した反転式ケースの存在意義を強く感じさせるモデルです。

シャープな角型ケースに加え、こちらのブルーモデルを選べば、寛いだカジュアルスタイルも爽やかに引き締めてくれるでしょう。

また、ドレッシーな2針とミニマルなバーインデックスもポイントで、スーツやジャケットスタイルの格上げ時計としても役立ちます。
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◆ フレデリック・コンスタント 

シリーズ初となるミドルサイズがちょうどイイ!

「クラシック カレ スモールセコンド」クォーツ、SSケース(27.6×25.2mm)×ブレスレット。20万3500円/フレデリック・コンスタント(フレデリック・コンスタント相談室)
▲ 「クラシック カレ スモールセコンド」クォーツ、SSケース(27.6×25.2mm)×ブレスレット。20万3500円/フレデリック・コンスタント(フレデリック・コンスタント相談室)
“クラシックエレガント”を標榜し、価値ある時計を作り続けるフレデリック・コンスタント。なかでもクラシック カレコレクションは、アールデコ様式が生まれた1920〜30年代調のレクタンギュラーケースが特徴です。

今季登場したクラシック カレ スモールセコンドは同コレクションとしては初めてのミドルサイズ。ローマンインデックスやスモールセコンドが放つクラシックな味わいと、磨き抜かれたブレスレットの光沢により、着こなしにリッチな洒落感が備わる一本として完成しています。
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◆ ハミルトン 

名作「ボルトン」が機械式にてリバイバル

「アメリカン クラシック ボルトン メカ」手巻き、SSケース(34×38mm)、カウレザーストラップ。13万8160円/ハミルトン
▲ 「アメリカン クラシック ボルトン メカ」手巻き、SSケース(34×38mm)、カウレザーストラップ。13万8160円/ハミルトン
1940年代のアメリカ黄金期を代表する角型時計として一世を風靡したハミルトンのボルトン。以降、現代的なクォーツモデルなども打ち出されましたが、本作は手巻きムーブメントCal.H-50を搭載した生粋のメカニカルモデルです。

角型ケースながら滑らかな曲線を随所に組み込んでおり、カジュアルスタイルとも相性抜群です。ケースや文字盤などはクラシックな様式を貫きつつも、80時間のパワーリザーブかつ5気圧防水。現代生活を機能的にフォローしてくれる一本です。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-1847-00
ジャガー・ルクルト 0120-79-1833
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
スウォッチ グループ ジャパン/ハミルトン 03-6254-7371
フレデリック・コンスタント相談室 0570-03-1988
フルカウント 06-4705-1108
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238

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