マンネリなスーツ姿を腕時計で変えるなら？ 注目の文字盤カラーは「パープル」です

スーツを纏うようなシーンでも、夜のデートや華やかな場など、ちょっと装いで遊びたい気分の時ってありますよね。しかしあくまでも正統派なスーツスタイルに徹するなら、ハメのハズし過ぎは禁物です。そこで実践したいのが、スーツに調和させながら艶っぽいカラーをさり気なく差し込むテクニック。シックななかにも男の色気を演出できる好手なのですよ。

ではそのカラーとは一体何色か？ それはずばりパープルです。ヨーロッパでは希少な貝から取れた色素にて紫色の服を少量作りだす時代があって、パープル＝高貴というイメージが定着しています。ただし、時計に関しては色味を安定させるのが難しく、これまで高級時計でパープル文字盤はほとんど見られませんでした。

しかし塗装の世界も日進月歩で、昨今ではパープル文字盤の時計が登場し始めています。というわけで視覚的な差別化も含めて、腕元に新鮮な印象を吹き込むにはうってつけな選びなのですが、高貴なパープルウォッチの妙を引きだすなら、服装はやはりドレススタイルが一番でしょう。

そしてその艶っぽさを援護射撃する意味で、タイやチーフなどの小物にもこだわりたいところ。タイやチーフのトーンを揃えることにより、シックにして男の色気を感じさせる華やかなスーツスタイルが完成するのです。

もちろん、パープル縛りは「ちょっと派手すぎ？」と感じる人もいるでしょう。しかしよくよくご覧あれ。ブラウンベースのタイなら、色を拾いながらも落ち着いた柔和な印象に。その代わりに、露出面積の小さいチーフでパープル×ゴールドを取り入れるのが、装いにメリハリを効かせるコツです。

さらに大人のリッチを足したい場合は、チーフのゴールドを拾ったシグネットリングで脇を固めましょう。嫌味なく色っぽい印象が漂う、絶妙なドレススタイルに仕上がりますよ。

セイコー独自の技術であるスプリングドライブ。U.F.A(Ultra Fine Accuracy）限定モデルの9RB2は、その発展系として年差±20秒という驚きの高精度に加え、小型化と薄型化を実現した世界最高（※）の精度を誇るキャリバーです。

なかでも新しいデザイン哲学を盛り込んだSLGB005は、神秘的な夜明けの情景を写したパープル文字盤がポイント。凍結した霧のごとく独創的な“樹氷仕上げ”による味わい深い造形にて、見る者の視線を惹き付けます。

他にもスーツに合わせたいオススメのパープル文字盤をセレクトしました。ラグスポ時計や、もう少しハズしたい人にはクロノグラフまで、お好みでどうぞ！

味わい深いグリーン文字盤の“グリーンドラゴン”にて時計愛好家の注目を集めたＨ.モーザーのストリームライナー・センターセコンド。その再来となるこちらの“パープルへイズ”は、ミニマルにしてセクシーな彩りを放つ逸品です。

有機的な丸みを帯びたクッションケースには、流麗なフォルムを生かした一体型ブレスレットが奢られ、まさにストリームライン（流線型）を描く仕上がり。ブレスレットのリンクはすべて可動連結式であり、手首に優しくフィットしつつ波のように穏やかな洒落感を与えます。

オリスの伝統である指針式のカレンダー機能を搭載し、1938年に初出を飾ったビッグクラウン ポインターデイト。その現代版となる一本は、ステンレススチールを用いたケース＆ブレスレットにより、着用するシーンを選ばない万能モデルです。

ミリタリー要素も漂うアラビアンインデックスや、太めの夜光針を採用することで視認性も確保。なかでも狙い目となるのが、目にも鮮やかなカラフル文字盤のモデル。ポップなグリーンやイエローも魅力ですが、シックなスーツ姿をグレードアップさせるなら、断然このライラックパープルが狙い目。やや青みのある色味で艶っぽさの中に大人の落ち着きを主張します。

アクティブなエッセンスと同時に洒落感まで求める人には、パープル文字盤のクロノグラフがオススメです。タグ･ホイヤー カレラ クロノグラフは、実在のレースシーンで鍛え抜かれた高精度かつタフなスペックが何よりも魅力。

さらにその新作では、今までにないエレガントな彩色文字盤を擁し、注目を浴びています。文字盤外周の深みあるブラックから中央の華やかなパープルへと滑らかに変化するグラデカラーは、光を受けて微妙に変化して見える仕上がり。颯爽としつつ色っぽさまで兼備します。

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