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2026.01.15

第12回 浅香 唯 【vol.03】

美しい人、浅香唯。「もともとは人見知りだったけど、歳を重ねていくごとに、すごく人が好きになっている」

大人の女性の美しさに迫るグラビア連載「美しい人」。今回ご登場いただいたのは浅香 唯さんです。1986年にドラマ「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」で主人公・三代目麻宮サキ/風間唯役を演じ、一躍トップアイドルに。2025年にはデビュー40周年を迎え、記念のコンサートを開催するなど今も元気に活躍を続ける浅香さんの美しさの秘密に迫りました。そのvol.03です。

CREDIT :

文/渡邉朋子 写真/野口貴司 スタイリング/津野真吾(impiger) ヘアメイク/押田秀明(+nine) 編集/森本 泉(Web LEON) プロデュース/Kaori Oguri

浅香唯 美しい人 WebLEON

グラビアと言えば女性の若さとボディを売りにした企画が多いなか、女性であるKaori Oguriさんをプロデューサーに据え、豊かな人生経験を持つ女性たちの、内面から醸し出される“大人の美しさ”に迫る、ファッションと融合した連載グラビア企画「美しい人」。


今回ご登場いただいたのは浅香 唯さんです。1986年にドラマ「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」で主人公・三代目麻宮サキ/風間唯役を演じ、大人気に。その後も『C-Girl』をはじめ数々のヒット曲に恵まれトップアイドルとして一時代を築きました。2025年にはデビュー40周年を迎え、記念のコンサートも開催するなど、変わらず元気に活躍する浅香さんの輝くような美しさの秘密とは? そのvol.03です(vol.01vol.02)。


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【interview 03】

「人前ではメソメソしない」という母の教えがあるので、ひと晩泣いたらケロっと忘れます

──浅香さんは1993年から無期限休養に入り、1996年に活動を再開されていますが、それぞれどのような思いで決断したのですか?


浅香唯さん(以下、浅香) 充電したのが23歳の時だったのですが、20歳前ぐらいから忙しすぎて、自分を全然大事にしていないのってどうなんだろう? と思いながらずっと仕事をしていたんです。でも、そういう自分がすごく嫌になってきて、これは絶対に心も体も休めたほうがいいだろうと思って決断しました。


本当は事務所やレコード会社に籍を置いて休業することもできたとは思うんですが、この先どうなるかもわからないし、みなさんにご迷惑をかけないためにも一旦全部やめるという選択をしました。


──充電中はどんな日々を過ごしていたんですか?


浅香 まったく何も考えない生活をしようと思っていたので、目覚ましもかけず、時計も見ずに死ぬほど寝ました(笑)。何にも縛られず、食べたい時に食べたいものを好きなだけ食べて、好きな時に寝て、好きなだけお風呂に入って、片づけもしないで、みたいな生活をしていたら本当にびっくりするぐらいダメな人間になって(笑)。

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──そういう生活はどれくらい続いたんですか?


浅香 10日ぐらいで、ダメだ、違う!と思って、そこから今度は夏休みの小学生がやるような時間割を作りました。何時に起きて、何時にこれを済ませて、お買い物に行って、ご飯を作ってと、ガッチガチに計画を立ててやっていました。


でもガッチガチだけど、掃除はこのぐらいでいいんじゃない?とか最終ジャッジは自分がするという生活をして、1年近くは仕事から離れて、何もしないで過ごしました。


──そこから少しずつ意識が変わってきたんですか?


浅香 ちょっとずつ心も体もリセットされて、これからどうしていきたいかな?と考えた時にやっぱり私は歌が好きで、それまで作曲をやったことがなかったのでやってみようと思ったんです。機械音痴だけど当時流行っていたMacを購入して曲を作ったり、それを自分でレコーディングしてレコード会社に持って行ったりしていました。

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──徐々に芸能界に戻ろうという気持ちが高まっていった感じですか?



浅香 戻ろうという気持ちはずっとあったんですが、何をしに戻るの?という思いもあって。その頃、私、お笑いにハマっていて、特にアンジャッシュさんのコントを見て、こんなに笑ったことあるかな?というぐらい笑って、しかもそのストーリーに感動しちゃったんです。


その時にすごく元気をもらったというか、テレビの世界の人ってこれだよねというのを目覚めさせてもらって。私も歌でもお芝居でもなんでもいいから、誰かの心を動かしたり誰かの心を救える人になりたいと思って、よし、戻ろう!と決めました。


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▲ジャケット6万5780円/THE KEIJI・JJIIT & Co.表参道、ピアス196万9000円、イヤリング36万3000円、リング101万2000円/すべてフレッド(フレッドカスタマーサービス)、シャツ、靴下はスタイリスト私物

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──そうした充電期間も経ながら、2025年にはデビュー40周年を迎えましたが、改めてどんな思いですか?


浅香 本当に月並みですけど、月日が経つのは驚くほど早いなと思います(笑)。でもこういう区切りの時って「おめでとう」とよく言ってもらうんですけど、いやいや、これはみんなが作ってくれた40周年だよといつも思うんです。


だから「おめでとう」と言ってもらった分は、また次の45周年、50周年に向けて恩返しをしていきたいなと思っています。


──浅香さんが思う美しい人とはどういう人ですか?


浅香 自信に満ちている人ですね。私は子どもの頃からずっと、どこか自信のないまま来ているので、自信満々の人がすごくうらやましくて。実は私の母がちょっとそういうタイプなんです。そういう人って本当にキラキラと輝いていて年齢に関わらず、本当にきれいだなと思います。


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▲ ネクタイ、パンツ、シューズはスタイリスト私物。ほかは上と同じ

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──お母さまはどんな方ですか?


浅香 定年まで働いていましたけど、今はほとんど趣味に時間を使っているかな。ただ母も予定がないのが嫌な人なので、お友だちに何かを頼まれたら喜んでお手伝いに行ってるようです。1日中家でじっとしてるとかは絶対できないタイプの人です。



──浅香さんは真面目で努力家で、これと決めたら何でも極められるタイプだと思いますが、それでもいまだに自信はないのですか?


浅香 自信は持てたことはあまりないです。だから、頑張った自分に何かご褒美をと思っても、ちょっと焼肉を食べてみるとか、すごくささやかなものになっちゃう(笑)。

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──これまでに思い切り泣いたことなどはありますか?


浅香 それは数えきれないぐらいあります。でも、「人前ではメソメソしない」という母の教えがあって。いや、女の子だし、そんなこと言われてもと思うんですけどね(笑)。だから一晩泣いたら忘れるタイプになっちゃいました。で、また同じ壁にぶち当たるんですけど、その夜また、う~って泣いたら翌朝には忘れます。



──その切り替えの速さは素晴らしいですね。


浅香 私、自分ですごい天才的だなと思ったのが、めっちゃ悲しい思いをしてお家に帰った時に、娘や夫の顔を見たら何か言っちゃいそうだったので、「すっごく疲れたからお風呂に入ってくるわ」と言って、お風呂から上がる頃にはまったく何もなくなってるんです。私って軽っ!と思っちゃいましたけど(笑)、ある意味すごいかなと。1回泣いたら全然平気。

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──浅香さん、ご兄弟はいらっしゃるんですか?


浅香 兄がいて兄弟仲はめちゃくちゃいいですね。兄はインストラクターをやっているので、私たち世代の人たちが日々を元気に暮らしていくための体作りとかを教えています。私も今、月に1、2回は指導してもらって、歩き方とかを見てもらったりしています。

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──今後、お仕事やプライベートでやってみたいことはありますか?


浅香 それが自分からやりたいというのはないんですよね。私はちょっと受け身だったり、食わず嫌いなところがあるので、以前もずっと好きじゃないと思っていたミュージカルを、いざやってみたら、こんな素敵な世界があるんだ! と思ったり(笑)。だから自分が知らないだけで、思い切って飛び込んでみると素晴らしいものがたくさんあると思うので、求められるものに飛び込んで行けたらという思いはずっとあります。

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──これからの人生をより豊かにしていくために、大切にしたいことは何ですか?


浅香 私、もともとは人見知りで、あまり人と接することが得意じゃなかったんですけど、いろんな方と出会ううちに、人っておもしろいなと思えるようになって、歳を重ねていくごとに、すごく人が好きになっているんです。


だから愛おしいというか、好きになる人がたくさん増えてきて、これからどんな人たちと出会っていくんだろうという楽しみもありますし、人との繋がりはこれからも一番大事にしたいですね。

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● 浅香 唯(あさか・ゆい)

1969年12月4日、宮崎県生まれ。1984年に漫画雑誌主催のオーディションで浅香唯賞を受賞し、翌年『夏少女』で歌手デビュー。1986年にドラマ「スケバン刑事Ⅲ 少女忍法帖伝奇」で主人公・三代目麻宮サキ/風間唯役を演じ、一躍トップアイドルに。1988年にはカネボウ化粧品の夏のキャンペーンガールに選ばれ、キャンペーンソングの『C-Girl』も大ヒットを記録。他にも『虹のDreamer』、『Believe Again』、『セシル』など数々のヒット曲があり、ドラマ「金太十番勝負」、「ADブギ」、「ママ!アイラブユー」などで女優業にも挑戦。2025年にはデビュー40周年を迎え、記念のコンサートも開催。

■ お問い合わせ

フレッドカスタマーサービス 03-5635-7040

THE KEIJI・IJIIT & Co.表参道 03-3499-7355


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