2018.12.16
“長友ボディ”を手に入れる、たったひとつのポイント
カラダ作りでは見た目重視のアウターマッスルより、やはり体幹(コア)の筋肉を鍛えることが重要。そこで、サッカーの長友佑都選手や競泳の池江璃花子選手など名アスリートたちをサポートし続ける木場トレーナーに、そのポイントを取材!
- CREDIT :
取材・文/鳥海美奈子 イラスト(ドローイン)/野村憲司(トキア企画) 取材協力/木場克己
□疲れやすいのは年齢のせいだと思う
□猫背である
□電車で立っているのがしんどい
□ベルトの上にお腹がのるようになった
□床に座って開脚すると90°以上に開かない
□集中力が続かない
□クルマの乗り降りが面倒に感じる
□床のものを取るのが以前よりきつい
□座っていると、何度も姿勢を変える
まずは“筋肉スイッチ”を入れよう!
「ボディメイクをするとき、ウエイトを使う筋トレをしたり、ジョギングなどをする方は多いと思います。でも、なによりも体幹=インナーマッスルを鍛えることが先決なんです」と話すのは、体幹トレの第一人者であり、プロサッカーの長友佑都選手や競泳の池江璃花子選手のトレーナーとしても知られる木場克己さん。世界で活躍する数多くの超一流アスリートも実践する、体幹トレー二ングの大切さを今一度考えてみましょう。
体幹トレで長友ボディに近づける理由【1】
お腹がみるみる凹み、20㎝減にも!
体幹トレで大事なのは胴体の深層部にある横隔膜、腹横筋(ふくおうきん)、多裂筋(たれつきん)、骨盤底筋群(こつばんていきんぐん)という4つの筋肉。そのお腹周りの筋肉にスイッチを入れ、3か月ほどトレーニングすれば、みるみる効果が上がりお腹まわりが20cm減という人もいるというから、これは見逃せない!
体幹トレで長友ボディに近づける理由【2】
疲れにくいカラダ、強いメンタルをつくる
体幹トレで長友ボディに近づける理由【3】
趣味のスポーツが上達する
体幹はすべてのスポーツの源になるもの。野球のピッチャーならボールスピードが上がり、コントロールも良くなる。ゴルフはスイングが安定して鋭くなり、ランナーは疲れずに速く走ることができる。趣味のスポーツも上達すること間違いなしです!
地味トレこそが基本のき。ドローイン方法、知っていますか?
通勤時間は、最高のトレーニングタイム!
1 背筋を伸ばして立ち、足を腰幅に開く。おしりをギュッと引き締めるながら、鼻からゆっくりと息を吸いながらお腹をぐーっと膨らませていく。
2 口から細く長く息を吐きながら、おへそを内側に引っ込めるイメージで、お腹の筋肉をカラダの中心に集める意識で凹ませていく。お腹の空気はすべて出し切る。
■ 木場克己(KOBAスポーツエンターテイメント代表)
柔道整復師、鍼灸師、日体協アスレティックトレーナー、 KOBA式体幹バランストレーニング協会 会長。現在はトップアスリートを支えながら、子供からシニアまで健康体作りのために全国を飛び回り体幹の大切さを伝える活動を行なっている。
URL/http://kobakatsumi.jp