■ 「Espresso Tokyo」の『アイスクイック グラス』
構造はいたってシンプルで、二重構造のグラスの内部に透明な冷却ジェルが内蔵され、冷凍庫で約4時間冷やすだけで、注いだ液体を瞬時に冷やし、その低温をキープできるという仕掛け。かつ、そのままグラスごと飲料が楽しめるというのがミソです。

例えば、ハイボールなんて最高。独断ですが、ウイスキー・ハイボールは氷なしが好きです。理由は氷が溶けて水っぽくなるのが嫌だから。かといってヌルくなると美味くないので、ついグビグビといってしまいます。
しかし、このグラスならひと口目と同じキリッと冷えた喉越しが、最後まで味わえるのです。特に猛暑の季節には手放せません。ほかにもシャンパン、日本酒、ビールなんでもござれ。
飲みながらふと思ったのですが、飲料以外に、料理の盛り付けにもいいのでは。ガスパチョやビシソワーズなどの冷製スープは、そのまま冷たい喉越しを味わえるし、器として冷製カッペリーニや懐石料理の刺身を盛る向付にもなる。

日本初の構造で飲み物をさらに美味しく
ダブルウォールグラスの内側に冷却ジェルを入れて凍らせることで氷が溶けて味が薄くなることなく飲料の冷たさを保つ『アイスクイック グラス』。この構造は日本初の試みでありスタイリッシュな佇まいと相まって、来客時の話題にもなりそう。4700円/Espresso Tokyo

● 中村孝則(なかむら・たかのり)
コラムニスト。世界各地を独自の視点で読み歩き、さまざまなメディアでラグジュアリーライフを提案。「世界ベストレストラン50」の日本評議委員長も務め世界各地で美食探求の日々を送る。
※価格はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
Espresso Tokyo 050-6876-4117















