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2018.07.01

vol.59「An Di(アンディ)」(外苑前)

夏のデートを成功に導く! 最新ベトナム料理店

夏本番になると、エスニック料理が食べた〜い! 今回は、ワインディレクター大越基裕氏がオーナーソムリエを務める「An Di(アンディ)」をご紹介。最新ベトナム料理をワインと一緒にどうぞ!

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写真/中川 司

本誌LEONでYULI*YULIとして16年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します!

夏本番! ふたりで食べたい❤︎エスニック料理

早くも関東地方は梅雨明け! 太陽が照りつけるこれからの季節、夏バテ防止には、スタミナ満点で元気が出るエスニック料理がぴったりです。
 
エスニック系のレストランは気軽に行けるし、全般的に味も日本人好みだから、たまに無性に行きたくなる方も多いのではないかしら? そんな時に、ぜひ活用していただきたいお店をご紹介していきます。
今回もスペシャル感溢れるレストラン。オーナーソムリエの大越基裕氏がプロディースしたモダンベトナム料理店「An Di(アンディ)」です。(店名はベトナム語で“召し上がれ”を意味するのですって)
場所は神宮前。外苑西通りの裏手の建物にあるこぢんまりとした店内には、カウンターとテーブル席が8卓ほど。シンプルなアジアンテイストのインテリアが、食事を楽しむお客さまの時間を彩ってくれます。
もともとエスニックがお好きだったという大越氏。「ワインを楽しめるレストランをつくりたかったけれど、フランス料理の枠にとらわれたくなかった」のだとか。そこで、彼が実力を見込んだフレンチのスペシャリストであり、エスニックにも造詣の深い内藤シェフとタッグを組み、この新しいスタイルのベトナム料理店をオープンするに至りました。

日本の食材を使い、フランス料理のテクニックで進化させたベトナム料理と、それに合うワインや日本酒などを提供しています。
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ふたつの才能が生み出す口福時間

大越氏(写真右)は、「銀座レカン」でシェフソムリエを長く務められたあと、独立。レストランのコンサルタントなど、ワインディレクターとして精力的に活動中です。その大橋氏が信頼を寄せる内藤シェフは、グランメゾン「レフェルヴェソンス」出身。おふたりは新たなコンセプトのお店づくりに2年前より意気投合していたそうです。
「An Di」周辺はレストランの激戦区でもあり、「フレンチやイタリアンではなく、新たな魅力をもつ料理、世界の料理シーンのようにライトでフレッシュなもので勝負したい」というのがコトの発端なのですって。ベトナムはフランスの植民地だったし、そのアイデアが出たことに納得。
お店のドアを開けると、まず最初に目に飛び込んでくるのがワインセラー。世界じゅうのワインが、ナチュールを中心にトラディショナルなものも含めて3000本も! 大越氏が挑戦している新しいペアリングのアイデアも詰まった貯蔵庫です。エチケットが個性的なものも多く、つい目を引かれてしまいます。
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フレンチテイストの新しいベトナム料理を、召し上がれ!

「ティーリーフサラダ」1800円
まずは、シグネチャー・ディッシュの「ティーリーフサラダ」。カシューナッツ、餅米、プチトマト、ココナッツフレーク、干し海老、ゴマなどが煎茶の茶葉を取り囲み、見た目がとっても華やかなヘルシーサラダです。

甘夏のドレッシングをかけて、食材全体とよく混ぜていただきます。香りや歯ごたえまで楽しめる一品に合わせたのは、山形県タケダワイナリーの微発砲白ワイン「サン スフレ」。デラウェア100%のフレッシュな泡とパイナップルのようなアロマティックな香りが、サラダとのハーモニーを楽しませてくれます。
「稚鮎のフリット タマリンドとベトナムコーヒー」2500円
稚鮎のフリットは、調理も盛り付けもフランス料理人ならではのメニュー。泳ぐ姿に軽くフリットした稚鮎を、トロピカルフルーツのタマリンドでつくられたソースとベトナムコーヒーのパウダーでいただきます。パパイヤとレモンバームのハーブがアジア的なアクセント。

ワインは、カカオの風味を生かし、鮎の苦味を和らげてくれる赤ワイン、南アフリカのピノタージュ主体のワインでどうぞ。
「どっさりハーブと本枯節のフォー 」1600円
ベトナム料理の代表格“フォー”も、もちろんあります! バジル、フェンネル、エルダー・フラワー、紫蘇、パクチー、ミントなどのハーブを、米粉100%の麺と鶏だしスープにたっぷりと載せて! そして、鹿児島産のカツオ節を加えるとスープに深みが出て、これぞ日本式フォーといった風味に。お酒は、なんと日本酒と合わせて。滋賀県・七本槍の純米酒「渡船」とフォーの新鮮なペアリングでは、こくのあるスープや鰹節の風味との相性の良さを実感できますよ。
気軽に新しいエスニックの食体験を楽しめるのが、「An Di」最大の魅力。ワイン好きもペアリングの妙を思う存分楽しむことができます。東京キュイジーヌの最新形を、ぜひ体感してみて!

■ アンディ

住所/東京都渋谷区神宮前 3-42-12
営業時間/火〜金曜18:00〜23:00(L.O.)、土・日曜12:00〜13:30(L.O.)・18:00〜22:00(L.O.)
定休/月曜

URL/http://andivietnamese.com

予約・お問い合わせ/☎︎03-6447-5447

●渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2017年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が10周年を迎えた。

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