• TOP
  • GOURMET
  • 正月の餅を活用する「ぜんざい」で今年の幸運を祈願!

2026.01.04

正月の餅を活用する「ぜんざい」で今年の幸運を祈願!

“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南! 今回は、お正月気分も抜けきらない今、残りのお餅を活用してできる「ぜんざい」を作ります。実は「ぜんざい」は思わぬラッキーフードのようで……。

CREDIT :

レシピ&調理/野本やすゆき 写真/吉澤健太

正月の餅、おいしく、甘~く使い切りましょう!

野本やすゆき レシピ ぜんざい おしるこ

▲ 1時間ちょいで完成する「ぜんざい」。時間はかかりますが、手間はかかりません。

お正月気分が抜けきらない1月。おせち料理やお餅がまだ残っている方が多いのでは? とくにお餅は冷凍しておけるため、油断するとこのまま年末まで冷凍庫で眠っていたり、なんてことも。今月中に使い切りたいと、野本やすゆきさんに相談してみました。すると野本さん、「おしるこはどうですか?」と。 


このところ寒いし、甘いおしるこは身体を温めてくれそう。でも確かあんこって、煮た小豆をさらし布で濾したり、かなり手数がかかるのですよね……と二の足を踏んでいたら、「小豆の質感を残した“ぜんざい”なら、それほど手間もかかりません」って。


しかもこの「ぜんざい」は、漢字で「善哉」と書き、「すばらしい」「善き」という意味の仏教用語に由来するのだとか。これはおいしいのみならず、栄養面でもビタミンB1が豊富で、疲労回復やむくみ改善効果も期待できると、まさに“善き”ことばかりではありませんか。今年も“善き”1年でありますように、と祈りを込めて、ぜひ「ぜんざい」を作ってみましょう。善きかな、善きかな。

PAGE 2

「ぜんざい」を作ってみよう!

野本やすゆき レシピ きのこリゾット

材料(作りやすい2人分)

小豆  200g

水   1リットル

砂糖  130〜150g

塩   小さじ1/2

餅   適量

ということで、「ぜんざい」の作り方を教えていただきましょう。まずは、小豆の用意ですが、多くのスーパーマーケットや乾物店、豆の専門店などで販売しています。北海道や兵庫県、岡山県産などが人気のよう。大粒の大納言小豆が粒あんや、ぜんざいには向いています。粒が均一でツヤがあり、キズや虫食いのないものを選びましょう。

PAGE 3
野本やすゆき レシピ ぜんざい おしるこ

▲小豆を水洗いすると「シャリ、シャリ、シャリ……」となんとも心地よい音が響きます。ずっとやりたくなり、まさに妖怪「小豆洗い」になっちゃいそう。

買ってきた小豆はまずたっぷりの水でさっと洗います。これは表面についたゴミや汚れを取るためですが、この時点でキズや変色のある小豆があれば取り除いておきましょう。

▲ 洗い終わった小豆はザルにあげておきます。

PAGE 4

で、いよいよ小豆を煮るわけですが、ここにひとつだけポイントがあります。小豆には独特の渋みやアクがあるので、これらを取り除く“渋きり”という工程が加わるのです。

工程、と言っても簡単でして、鍋に小豆、たっぷりの水(分量外)を入れて中火にかけるだけ。一煮立ちさせてからフタをせずに5分ほどそのままの火力で茹で、その後、湯を流して小豆をザルにあげます。この時、最初の煮汁にはポリフェノールやサポニンなど水溶性の栄養素が溶け出ているので、栄養面を気にする人は“渋きり”しないこともあるのだそう。雑味のない「ぜんざい」を目指すか、栄養を重視するか、お好みでどうぞ。

PAGE 5
PAGE 6

では“渋きり”を終えた小豆を煮ていきましょう。鍋に小豆、水を入れて中火にかけます。沸いたらフタをして極弱火でクツクツクツ……と60分。ときどきフタを開けてかきまぜ、焦げてないかチェックすると、豆を煮る甘い香りがふわりと立ち込めます。

野本やすゆき レシピ きのこのリゾット

▲煮えたかどうだか食べてみよう、ムシャムシャムシャ……って昔、やりましたね。煮豆は親指と小指でつぶしてみるとプロっぽく見えます。

小豆はやわらかく煮えているかな? チェックするには、指で軽く挟み、抵抗なくつぶれればOKのサイン。このほか、もちろん食べてみてもよいでしょう。

PAGE 7

やわらかくなった小豆に分量の砂糖、塩を加え、さらに中火で10分ほど煮ます。ここでのポイントは砂糖と塩の分量。正月太りを気にして砂糖を控えめにすると味がキマりません。また塩もシャープな甘みにするために重要ですので、必ず入れてください。

PAGE 8
野本やすゆき レシピ ぜんざい

▲ お餅はこの日、網で焼きましたが、トースターでもフライパンでも。

小豆が煮上がったら、お餅を用意しましょう。角餅か、丸餅か、また焼くか、煮るか……その辺は地域性とお好みもあると思います。野本さんは東京らしく、角の焼き餅で。

野本やすゆき レシピ ぜんざい

甘くて温かい「ぜんざい」に今年も“善い”1年になる予感しかありません。善きかな、善きかな!

PAGE 9
野本やすゆき

● 野本やすゆき (料理研究家)

東京・谷中で昭和初期から続く老舗寿司店「谷中 松寿司」に生まれ、現在、金・土・日曜のみ3代目として店を継承。“週末鮨屋”としても活動しつつ、わかりやすいレシピがTV、雑誌で人気の、いま注目の料理研究家のひとり。プロレス好き。
最近、YouTubeにて野本やすゆきチャンネルを開設。

自宅でスウィーツ男子、始めてみませんか?

PAGE 10

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        正月の餅を活用する「ぜんざい」で今年の幸運を祈願! | グルメ | LEON レオン オフィシャルWebサイト