そんな福岡に、これまた厄介(笑)なレストランがオープンしまして。聞けば、フランスでミシュラン二つ星を6年連続で獲得していた猛者が腕を振るうのだとか。それはぜひともお手合わせ頂かなければと先日、オープンしたてのお店にお邪魔してきました。

先述した通り、1日8席限定のレストランで、シェフはミシュラン獲得シェフ、濵野雅文さん。東京「ラ・ロシェル」で8年半の修行を経て、フランスの複数のレストランで修行をし、Saint-Amour Bellevueでオーナーシェフとして独立をし、そこで6年連続ミシュラン二つ星を獲得したという、スターシェフなんです。


![[パイナップル] 燕/オマール。オマール海老をパイナップルのコンポートのタブレ、ビネガーを用いたパイナップルシャンティーを組み合わせた一品。ラップ状になっているので食べやすいのも◎。](https://assets-www.leon.jp/image/2025/10/06063738381128/800/4.jpg)
![[無花果] 里芋/フォアグラ フォアグラの一品。イチジクのキャラメリゼと赤ワイン煮込み、そこに黒トリュフをたっぷりかけて。イチジクの葉のオイルの味わいは新感覚。](https://assets-www.leon.jp/image/2025/10/06063751825531/800/5.jpg)
![[林檎] 木の子/仔鳩。フランス・ラカン産の孔鳩のモモ肉と胸肉のロースト。ジビエではなく飼育したものだそう。リンゴのコンポートが絶品。](https://assets-www.leon.jp/image/2025/10/06063756852844/800/8.jpg)
![[洋梨] アーモンド/ホワイトチョコレート。スペシャリテ。牛乳のアイスに温かいパッションフルーツのソースをまわしかけることで、ホワイトチョコレートのドームが溶けていくという演出つき。甘すぎず美味。](https://assets-www.leon.jp/image/2025/10/06064032977472/800/10.jpg)
3時間を飽きさせないという意味で、レストランのある空間にもたくさんの工夫がありました。天高6メートルの白一色の空間はもともとはチャペルで、リノベーションして生まれたものなのだそう。空間デザインを手掛けたのは、スイスに拠点を置き、世界的に活躍する「アトリエ・オイ」。九州での施工事例はなく、また、レストランのデザイン自体も初だったそうです。
カウンターの席に座り天井を見上げると、巨大な照明のシェードが吊られているのですが、実はそれは花びらの形をしているなど、知っておくとお隣りの彼女に教えてあげられちゃう小ネタが満載なんですね。


■ リュニック・ラボ
住所/福岡県中央区春吉3-13-1(HOTEL IL PALAZZO敷地内)
営業時間/ランチ12:00〜、ディナー18:00〜(各回約3時間)
料金/コース「メニュー リュニック(11皿)」2万7500円(税込・サ別)
※ペアリングサービスあり(フランスワイン:1万3200円、九州ワイン9900円)
HP/http://lunique-labo.jp