2022.06.01

■ 「Eバイク」を試乗レビュー!

富士山を拝む! Eバイクで山道を登ってみた

海外で大ブーム中の電動アシスト付き自転車=「Eバイク」。街乗りから本格マウンテンまでさまざまな車種が展開され、その選び方に迷っている方も多いでしょう。ここではそんなEバイクの楽しみ方をシリーズでお届け。今回は山梨県鳴沢村での“山登り”Eバイク体験です!

CREDIT :

取材・文/平井敦貴

Eバイクは初心者・女性にも優しいんです

Eバイクの選び方・楽しみ方をお伝えする本企画。今回は山梨県鳴沢村で行われた試乗会での“山登り”体験リポートです!(第1回第2回も合わせてどうぞ)

「自転車で山登り」と聞くと体力的にハードなイメージですが、この試乗会には私のような初心者や女性も複数参加。スタートこそ不安だったものの、電動パワーのおかげで全員無事完走できました。

そう、Eバイクは初心者・女性にも優しいんです!

ということでここでは実際に走行した模様を動画とともにお届けします!
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ドロ道も上り坂も電動パワーが強力アシスト

まずは動画をご覧あれ。コースは山梨県鳴沢村の「道の駅なるさわ」を出発し、「紅葉台」、「三湖台」を巡るというもの。所要時間は約2時間で、林道やドロ道などを駆け抜ける本格的なトレイルです。

ちなみにこの試乗会は電動ドライブユニットを製造するBosch(ボッシュ)さんが企画、フォレストアドベンチャー・フジの岩間さんにガイドを務めていただきました。
▲ ツアーガイドの岩間一成さん。フォレストアドベンチャー・フジではEバイクの貸し出し付きツアーを行なっているので、興味がある方はぜひお問い合わせを。
岩間さん曰く、普段のツアーではカップル、家族連れ、友達グループなどが多く、Eバイクで山頂に登り絶景を楽しんでいるのだとか。果たして山の上にはどんな景色が待っているのか、早速スタートです!
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富士の絶景を目指し、いざスタート!

スタート地点の「道の駅なるさわ」から林道に入るまでは舗装路が続きます。クルマ通りも少なく気持ちいい風が吹くので夏場でも楽しめそうです。
舗装路を抜けると林道に。砂利でハンドルを取られるかも? と一瞬思いましたが、その心配は無用でした。電動アシストのパワーで一気に駆け抜けていきます。
山道に入ると、ぬかるんだ路面や深い溝、木の根の凹凸などが出現。普通の自転車では厳しい道もグリップの強いタイヤ、強力なサスペンション、パワフルな電動アシストのおかげで無事走破。初心者でも転ばずに進むことができます。

ちなみに同じトレイルでも、オートバイだと転んだ時に大怪我をする恐れがありますが、Eバイクならコケた時でも大惨事にはならないので安心です。基本的にチャリですからね。
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展望台に到着、果たしてその景色は?

いよいよ目的地の一つ、「紅葉台」に到着です。敷地内にはレストハウスがあり、展望台の利用料金(大人150円・小学生100円)を払えば屋上に登れます。ここはケチらず払いましょう。で、休憩ついでに上がってみると──。
まさに富士の絶景! 結構な距離を登ってきましたが、この景色を見れば苦労した甲斐が報われるというもの。スタート地点の「道の駅なるさわ」も左手奥に見えます。思えば遠くへ来たもんだ。サイクルデートでこの景色を眺めれば、ふたりだけの特別な体験になるでしょう。
さらに山を登ること10分。「三湖台」展望エリアに到着です。文字通り3つの湖(西湖・精進湖・本栖湖)がパノラマで見渡せ、青木ヶ原の樹海も眼下に広がります。
こちらも絶景です。この三湖台に登るには徒歩か自転車しか道がないので、いつもはクルマ移動という方も、たまには文字通り“足”を伸ばしてみてはいかがでしょう。

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今回試乗したのはキャノンデールとトレックの本格Eバイク

と駆け足でお伝えしてきたEバイクの試乗レビュー、皆さんいかがでしたでしょうか?

繰り返しになりますが、Eバイクなら初心者でも女性でも強力なアシストによって本格トレイルが楽しめます。休日の新たな趣味として、アクティブデートの候補として、ぜひ一度体験するのをオススメします。

なお、今回試乗したのはキャノンデールのグラベルロード「Topstone Neo Carbon Lefty 3」とトレックのeMTB「Rail 9.7」の2台。デザインも性能も秀逸ですので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
▲ 今回試乗したEバイク(1)。「Lefty」の名の通りフロントフォークが“左”片側のみのグラベルロードタイプ。ネオンカラーが山にも街にも映えるんです。「Topstone Neo Carbon Lefty 3」68万2000円/キャノンデール https://www.cannondale.com/ja-jp/
▲ 今回試乗したEバイク(2)。強力なサスペンションとワイドなタイヤで本格走行が楽しめるeMTB。山登りにふさわしいスペックながらもクールな見た目が特徴です。「Rail 9.7」97万6800円/TREK https://www.trekbikes.com/jp/ja_JP/

【おまけ】
「スマートヘルメット」がサイクルデートに便利です♡

カップルでサイクリングを楽しむなら、この「SENA M1」ヘルメットがオススメ。マイクとスピーカーを搭載したスマートヘルメットで、Bluetoothインターコム通信により、最大900m・4名同時の遠隔通話が楽しめます。スマホ接続で音楽も聴けるので、長距離ライダーにもうってつけですよ。「SENA M1 マットブラック」2万5080円/SENA Bluetooth Japan https://senabluetooth.jp/sch/m1/

※登山道は登山愛好家、トレイランナー等、多くの方が利用する場所です。マナーを守って安全な走行を心がけましょう。また、走行が危険な場所、立ち入りや自転車走行が禁止されている場所もあります。eMTBを楽しむにあたり、eBikeのレンタル、乗り方やマナーについて教えてもらえるガイドツアーを利用するのがおすすめです。(トレイルアドベンチャー・フジ トレイルツアー TEL:080-2165-9693
※掲載商品はすべて税込み価格です
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