街乗り“最強”Eバイク！ 「MATE CITY」に乗ってきた！

今年4月に日本上陸を果たしたデンマークのEバイクブランド「MATE. BIKE」。すでにたくさんの話題を集めているのでご存知の方も多いでしょう。その特徴はなんと言ってもお洒落な見た目！ さらには強力な電動パワー＆折りたたみ式という利便性で、アクティブな大人にうってつけなモビリティとなっているんですね。

で、そんな「MATE. BIKE」に新たなモデル「MATE CITY」が登場したとのことで早速試乗してきました！ 果たしてその実力は？ 先に発売された「MATE. X」と何が違うのか？ ここではレビュー＆インプレッションをお届けします！

「MATE CITY」は「CITY」という名の通り“街乗り”を意識したモデル。「MATE. X」との一番の違いはタイヤの大きさで、「MATE. X」が太さ4インチのファットタイヤだったのに対し、「MATE CITY」では1.5インチ幅のBMXタイプに。これにより旋回性が高まり、狭い道でもス〜イスイ。サイズも全体に小さくなったため小回りも効き、都心部でも安心して走行することができるんです。

ギアはシマノ製の7段変速。電動アシストレベルは「MATE. X」と同じく5段階から選べます。電動アシストは発進するとすぐに機能し、24km/hになるまでパワーが持続。7段ギアにシフトアップせずとも、このスピードには意外とすぐに到達します。また、上り坂もお手のもので「踏ん張る」必要はまったくなし。アップダウンが多い地域に住んでいる方なら日常の足としてきっと便利に使えるでしょう。

ちなみに電動ユニットの出力レベルは「MATE. X」が48Vで、「MATE CITY」は36V。スペック上はパワーダウンしていますが、タイヤ幅が細くなり車体が軽くなったため体感上は数値ほどの差は感じません。

とはいえ、細かなところではやはり「MATE. X」の方が加速感や安定性が勝っている印象です。「MATE. X」は最初の“一漕ぎ”でグンと加速し、24km/h付近でも安定した走りを実現。まさに「原付バイク」のような乗り味に。対して「MATE CITY」はキビキビとした乗り心地で、あくまで「パワーアップした自転車」といった取り回しの良さが特徴です。

ただし、折りたたみ時のコンパクトさは「MATE CITY」の圧勝です。タイヤが小さくなったのと車体全体がボリュームダウンしたため、セダンのトランクにも積めるサイズ感となっています。普段は街でのちょい乗りに、休日はクルマに積んでアウトドアに、と幅広く使えるのはうれしいポイントです。

ということで、取り回しが良くなった「MATE CITY」は、まさに“街乗り”最強のEバイクと言えるでしょう。よりパワフルに走りたい方には「MATE. X」がオススメですが、汎用性の高さという意味ではこちらに軍配が上がるかもしれません。

ちなみにカラーバリエーションは「ゴールデンオリーブ」「レガシーブラック」「ショッキングピンク」「トゥルーブルー」の4色。せっかくのお洒落Eバイクなので、普段とは違う思い切った色を選んでみるのも一手です。

また、本モデルはバッテリーのアンペアが13Ah（MATE CITY）と17Ah（MATE CITY+）の2モデルを用意し、最大航続距離はそれぞれ80kmと120km。ロングライドや充電回数を減らしたいという方は多少金額はアップしますが「MATE CITY+」がオススメです。

サドルやタイヤなど、BMXの汎用パーツに変更できるのでカスタム性が高く、モノにこだわる方にもうってつけ。サドルとハンドルの高さが簡単に上下できるので彼女とのシェアライドにもぴったりです。

本日よりWEBコンテンツ「MATE PEOPLE」も始動し、MEGUMIさんがその魅力を語っていますので、気になる方はぜひあわせてチェックしてみてはいかがでしょうか。