2025.07.28
時計のプロも驚愕! たった52gの本格ダイバーズウォッチの実力とは
腕時計のプロたちが魅了された一本をリコメンドする本企画。今回はライター/エディターの長谷川 剛さんが「ユリス・ナルダン」の『ダイバー エアー』を選びました! 見た目も実際の重量も軽〜いモダンなダイバーズウォッチです。
BY :
- 文/長谷川 剛
- CREDIT :
編集/岸澤美希(Web LEON)
選者:ライター/エディター 長谷川 剛
ダイバーズウォッチの常識を変える超軽量の52g!


ダイバーズウォッチはタフなケース使いが多く、ガシガシ使用して傷がついても“勲章”となるもの。そして防水性にも優れているから、悪天候の際やアクティビティでも心置きなく使い倒すこともできます。
しかも、60時間以上のパワーリザーブをもつ自動巻きモデルであれば、金曜日の夜に外して土日に着用していなくとも、月曜朝から時刻セッティングをすることなくそのまま出勤OK(あくまで理論上)。
ただし、ひとつ難点を挙げるとしたら、その重量。ゴツめケースゆえに、毎日付けていると手首に重みを感じる人もいるでしょう。
このように、スペックとしてはほぼパーフェクトながら、わずかに惜しいところのあるダイバーズウォッチ。ですが、このたびそれらのビハインドを華麗に克服したスーパーモデルが登場したのです。
ユリス・ナルダンのダイバー エアーは、なんとチタンケースかつスケルトン構造にて、ベルトを含めた総重量が驚愕至極の52gという超軽量。
一般的なダイバーズがメタルブレスレット仕様の場合、190〜200gと言われているので、約1/4ほどの軽さを実現しています。
「5000には耐えるが、あなたは“600”の衝撃に耐えられるか!?」(長谷川)

200m防水性能に加え、5000Gもの耐衝撃テストをきっちりクリアしており、見た目以上にタフな仕上がりとなっているのです。
また、ケースやメインプレートに用いられるチタンは、その9割がリサイクル素材だというからエコ的な面でも優等生。

ただし、究極だけにそのお値段600万超という、ある意味ズシッとくるプライス。そう、この衝撃に耐えるテストをクリアしてからお買い上げくださいね。


● 長谷川 剛(はせがわ・つよし)
各種ファッションメディアを中心に、男性の服装や時計についてのページを手掛けるライター、時々エディター。バイクと古い服と時計好き。老近眼。ツヨPの「モテヴィンテージを教えたい」にも出演!
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