ビームス コミュニケーションディレクター兼起業家 土井地 博さん
「かつて憧れた名品を、今の気分で楽しんでます」
「誰にでも若い頃に憧れた名品があると思います。僕も雑誌で見たり先輩から教えられたりして手に入れた名品がいくつかあります。当時はそれを無邪気にリスペクトし、ある意味背伸びをして身に着けていました。そしてその時よりも色々な経験や知識を蓄積させた今、もう一度自分らしくかつての名品と向きあいたいと思うようになったのです」
メンズスタイリスト 四方章敬さん
「ドレスとスポーツのミックス加減が絶妙です」
もちろん時計選びも同様で、まず確かな歴史を持つ王道ブランドからチョイスしているのだとか。なかでもお気に入りなのは、オーデマ ピゲのロイヤルオークとパテック フィリップのアクアノートとのこと。
メンズスタイリスト 井嶋一雄さん
「国産小振りダイバーがハズしの気分にハマります」
その気分はカズさん自身のスタイルにもリンクしているようで、英国ブランドのE・トーツのジャケットに、パタゴニアのショーツという、スポーツミックススタイルでお出迎え。足元をスエードのチャッカにすることで、大人の上品さを担保しています。
そんなスタイルに合わせる腕時計は、ドレスウォッチではなく、まさかのシチズン「プロマスター」! アクロバティックとも言えるキメ技には、脱帽するしかありません。