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2020.07.01

【拝見! 私物時計】ロイヤル オークを達人は、どうこなす?

LEON本誌をはじめ、多くのメンズファッション誌で活躍する敏腕スタイリストの四方章敬さん。本流のドレススタイルを知り尽くした人物の時計スタイルは、間違いのない傑作モデルで装いを格上げする戦術。ある種ストレートとも言えるテクニックだけに、コツさえ掴めばマスターも可能です。

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写真/蜂谷哲実(hachiya studio) 取材・文/長谷川 剛(04)

デザイン、機能、付け心地……腕時計を選ぶ基準は、人によって実に様々。そこで気になるのがお洒落の達人の時計セレクト。今回は大人の着こなしを熟知したスタイリストが実践する、オーデマ ピゲやパテック フィリップの付けこなし方。これは絶対参考になりますよ。

「ドレスとスポーツのミックス加減が絶妙です」

▲ラファーボラのセットアップはコットン製。薄地のアンコン仕立てかつ、軽い着心地です。実はオーダーメイドとのことで、シンプルながら隅々までジャストフィット! このスマートさも納得できます。インナーに合わせたスローンのベージュTシャツが、寛ぎに加え上品さを演出。
トラディショナルスタイルをベースに、オトナのエレガンスやトレンド感を巧みに入れ込むテクニックに定評を持つ四方章敬さん。その考え方は私服にも貫かれており、一見オーソドックスに見えながら、随所にエッジを取り込む着こなしが特徴です。

もちろん時計選びも同様で、まず確かな歴史を持つ王道ブランドからチョイスしているのだとか。なかでもお気に入りなのは、オーデマ ピゲの「ロイヤル オーク」とパテック フィリップの「アクアノート」とのこと。
▲ラグスポ時計のパイオニアとして、世界中のファッショニスタから支持されているオーデマ ピゲのロイヤルオーク。定番的な3針スタイルに加え、小振りな34㎜径ケースがカジュアルなスタイルを軽妙に引き締めます。
「洋服は別として、基本的に時計に関しては業界諸先輩方の教えを忠実に守っています。彼等が繰り返し熱く語ってくれるモノに、まず間違いはありませんから(笑)。とはいえ、デザインはルックスに関係する大事な要素ゆえ、僕も色々吟味してきました。

なかでもジェラルド・ジェンタが手掛けたアイテムは、個性的でありつつ時代に流されない造形美が秀逸。加えて実用的かつ機能性も高いことから迷わず選びました。共通して言えることは、ロイヤル オークもアクアノートもドレスとスポーツ要素のミックス加減が絶妙であること。だから、幅広い着こなしに取り入れることが可能なんです」
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▲本格テイラード仕立てでも堅苦しく見えないのが、四方さんのオーダーメイドのポイント。この一着はアンコン仕様に加え、フロントのスクエアカットや角を落としたパッチポケット、それに袖の2ボタンなど、随所にワークテイストを入れ込んでいるところが特徴的。
そんな四方さんの本日の着こなしは、ラファーボラのセットアップを軸としたスタイル。ほんのりワークテイストが薫るセットアップは、スマートな美観を持ちつつどこか肩肘張らない脱力感を兼備します。

「これは仕事用の服装であり日常スタイルでもあるのです。だから前提として堅苦しいのはNG。とはいえ、やはりそれなりの大人ですから、ラフすぎたり子供っぽく見られるのは避けたいところ。このセットアップはスーチングでありながら、テイラードの様式に沿った仕立てゆえに崩れ過ぎには見えません。昨今はこの手のカジュアルセットアップも増えましたね。しかしラファーボラのこの一着は、シルエットがキレイなところが最大のポイント。ロイヤルオークのようなラグジュアリーな時計を合わせても、浮くことなく丁度良いバランスに仕上がります」
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これからの暑い季節はシャツ一枚の装いになることも多いでしょう。「そんなシーンにもラグスポ時計は、スタイルを引き立てる脇役としてうってつけ」と四方さんは語ります。
「白シャツ好きの僕ですが、今季はカバナシャツをベースに着回す予定。ヴィンテージな男クサさのあるカバナシャツは、夏の薄着スタイルに個性的なエッジを加える一枚です。アクアノートのようなラグスポ時計を合わせることで、軽装に大人っぽさが加わるように感じます」
当初はパテック フィリップのノーチラスと迷ったという四方さん。しかし人と被らないこと、それにやや小振りサイズであることが気に入り、アクアノートをチョイス。磨き抜かれたスチールのブレスレットは、夏の装いに爽やかさを添えるアクセントとしても効果的です。

■ 四方章敬

スタイリスト。1982年、京都府生まれ。文化服装学院を卒業後、スタイリストアシスタントに。2010年に独立し、本誌を初めとするファッション誌にて活躍。メンズのドレススタイル全般に精通しており、独自のエレガンスを加えたコーディネイトは、若手のなかでもトップクラスの腕前。

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