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2020.06.29

【拝見! 私物時計】ダイバーズウォッチを超絶スタイリストはどうこなすのか?

シーンを先取りするセンスで、メンズスタイリストの重鎮として活躍する井嶋一雄さん。あらゆるスタイルを吸収してきた達人が到達した時計選びは、まさに“お金じゃなくてセンスです”を地で行くものでした。

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写真/大森直(TABLEROCK) 取材・文/長谷川 剛(04)

デザイン、機能、付け心地……腕時計を選ぶ基準は、人によって実に様々。そこで気になるのが、お洒落の達人の時計セレクト。今回は、メンズスタイリストの井嶋一雄さんに時計のこだわりや付けこなし方をアレコレ聞いちゃいました! 

「国産小振りダイバーがハズしの気分にハマります」

▲冬も着るという大のリネン好きであるカズさん。E・トーツのダブルジャケットもリネン製。ロンドンのテイラードにパタゴニアのショーツを合わせるところにカズさんの真骨頂がある。そうなると足下はサンダルを選びがちですが、ココもあえてのスエードチャッカ(クロケット&ジョーンズ)で華麗なる裏切りを。まさに大人のヤリ口です。
数シーズン前から“カジュアル化”の傾向を見せるメンズスタイル。それは、「より肩肘張らず自分らしく生活を楽しむ」ことに、時代がフォーカスしてきているからなのでしょう。

その気分はカズさん自身のスタイルにもリンクしているようで、英国ブランドのE・トーツのジャケットに、パタゴニアのショーツという、スポーツミックススタイルでお出迎え。足元をスエードのチャッカにすることで、大人の上品さを担保しています。

そんなスタイルに合わせる腕時計は、ドレスウォッチではなく、まさかのシチズン「プロマスター」! アクロバティックとも言えるキメ技には、脱帽するしかありません。
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▲シチズン プロマスターのダイバーズ(エクスカリバー)。地方のアウトレットにて購入したこちらは、国内では珍しい約32㎜径の小振り型。ギュッと凝縮した機能的なツラ構えがポイントです。「このコーディネイトで高級ダイバーズの合わせだと、最早フツーじゃない?」(カズ氏談)
「ちょっと小さめのサイズ感がイイでしょ? ボーイズサイズ風の小さめフェイスなのに、しっかり防水200m。尾錠もダブルロック式で本格的。そのギャップが気に入って、ゴルフ帰りに衝動的に買っちゃいました(笑)。もちろん、これまでには本格的な機械式にも手を出してきましたが、この一本は気を遣わずに使えるところが大きな魅力。小振りだから変に主張しないし、水にも平気で入れてしまう。しかも光充電ゆえに巻き上げの手間要らず。テーラードジャケットなどのハズし小物としても、実に有効だと思っています」
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そんなカズさんのイマジネーションは底知らず。話を聴いているうちにどんどんアイディアが出てきて、あっという間に二体のコーディネイトを会話のなかから作り上げてしまいました。どちらも実にカズさんらしい、絶妙なミックスセンスに満ちた合わせ技です。
リネンセットアップはクールなブラック(しかも無印良品!)。ヴィンテージのロックT(ボブ・シーガー!)をカマすところが、達人ならではのセンスです。仕上げにホワイトゴールドのカラトラバという組み合わせも高感度MAX。実に油断ならない練達のコーディネートです。
パテック フィリップの「カラトラバ」(Ref.3919G)と、しっかり超名品も押さえているところが大人です。このクルドパリベゼルは廃版モデル。「外周のキラキラが宝飾っぽくて素敵です」(カズ氏談)
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「最近、ウェスタンが気になって」というカズさんが手早く組んでくれた2体目のコーディネート。ヴィンテージのウエスタンシャツにカラーチノの組み合わせが本当に小粋です。ブラウン&グリーンも実に新鮮かつ印象的。そして、エルメスのベルトに合わせた金無垢のロレックスの「デイデイト」が、小粋な味わいを醸す組み合わせです。
ロレックスのデイデイトは70年代のヴィンテージを海外にて購入。「PG(ピンクゴールド)の赤みがキツくないところが気に入っています」(カズ氏談)。今の時代に逆に洒落たアクセントになる軽妙な金無垢モデルです。

■ 井嶋一雄(KAZ)

スタイリスト事務所「バランス」所属。メンズファッションを中心に雑誌や広告、テレビやCMなどでスタイリングを担当。自身のルーツともなる音楽や様々なカルチャーをベースに作りだされるコーディネイトは、大胆かつ繊細。

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