2023.01.28

通な大人の愛用時計を拝見!【まとめ】

お洒落な大人なら誰もがステキな時計を持っているものです。「通な大人の愛用時計」は、こだわりのあるオトナに、こっそり愛用時計にまつわるエピソードをインタビューする連載です。

featuring 長瀬次英(マーケター) 

「腕時計は、自分のストーリーの一部」敏腕マーケターの時計選びとは

長瀬さんは、日本ロレアルやインスタグラム・ジャパンなどの外資系企業でCDOを務め、2018年にはエグザイルの所属で知られるLDHに入社。現在は自身の会社のCEOを務める傍ら、複数会社のCSOや社外取締役を務めるパラレルワーカーです。

そんな異才のマーケターは、その経歴から“デジタル系”と思われがちですが、実は仕事時間を含めライフスタイルそのものは意外にアナログ的だと語ります。
▲ フランク ミュラーのクロノグラフは、銀座のショップで購入したもの。20本だけの日本限定モデルであり、長瀬さんが手に入れたのは20/9の刻印を持つモデル。インスタグラム・ジャパンに勤めている時、センスの良さで知られる直属の上司からこの時計を絶賛されたことも、思い出深いストーリーのひとつ。
▲ フランク ミュラーのクロノグラフは、銀座のショップで購入したもの。20本だけの日本限定モデルであり、長瀬さんが手に入れたのは20/9の刻印を持つモデル。インスタグラム・ジャパンに勤めている時、センスの良さで知られる直属の上司からこの時計を絶賛されたことも、思い出深いストーリーのひとつ。
「時刻確認のために時計を付けることはほとんどありません。しかし、自分を構築するストーリーのひとつとして、他の洋服やアイテムと同じ感覚で購入することがあります」

なかでも象徴的なのが、フランク・ミュラーの「ラウンド」コレクションのクロノグラフ。こちらは数年前にショップを訪れたとき、特別な限定モデルがあると聞いて興味を強くもったもの。

「当時は、徐々に人前に出ることが増え、ジャケットなどを羽織るシーンが多くなったタイミングでもあったので、大人の時計がひとつ必要だと感じていた時期でした」
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featuring 黒部和夫(ファッション・コンサルタント) 

父から息子へ継承された63年前のIWC

黒部和夫 ファッション 腕時計 名品
ファッション・コンサルタント、評論家としてご活躍中の黒部和夫さん。ファッション業界人なら誰もが知る大御所的な存在です。

トラッドを振り出しに、さまざまなファッションの変化を見つめてきた人物だけあって、大人の男性の装いについては、アメリカンでもイタリアンでもお手のもの。酸いも甘いもかみ分けた、豊富なファッション知識を頼りにしている関係者も多いんです。
黒部和夫 ファッション 腕時計 名品
そんな黒部さんが愛用している一本が、自動巻きのIWC。拝見すると、なかなか年季が入っているような……。注目すべきは筆記体の旧ロゴです。それだけで、時計通の皆さまなら昨日今日買ったものでないことはお判りでしょう。

「外交官をしていた父が、1958年にシンガポールで購入したものです。当時、父はインドネシアに駐在しておりまして、月に一度シンガポールへ生活用品や母へのプレゼントなどを買いに出かけていたそうです」
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featuring 太田裕康(ソブリン ブランドディレクター) 

こだわりロイヤル オークとGMTマスターと

▲ 全体をブルートーンでまとめたスタイリング。スーツはウールリネン素材でリネンの艶感、ほどよく浅めのブルーの色調、ジャケットとシャツに馴染むマットなネクタイの質感など、ディテールにも注目です。そんな装いにでしゃばらないロイヤル オークが好相性なのです。スーツ16万5000円、シャツ3万3000円/以上ソブリン、ネクタイ2万4200円/アルクーリ、シューズ23万7600円/ジョンロブ、チーフ6600円/フラテッリ ルイージ(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
▲ 全体をブルートーンでまとめたスタイリング。スーツはウールリネン素材でリネンの艶感、ほどよく浅めのブルーの色調、ジャケットとシャツに馴染むマットなネクタイの質感など、ディテールにも注目です。そんな装いにでしゃばらないロイヤル オークが好相性なのです。スーツ16万5000円、シャツ3万3000円/以上ソブリン、ネクタイ2万4200円/アルクーリ、シューズ23万7600円/ジョンロブ、チーフ6600円/フラテッリ ルイージ(すべてユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
ユナイテッドアローズにおける最高峰のメンズ・クロージングコレクションとして誕生したザ ソブリンハウス。そのブランドディレクターとして活躍中の太田裕康さんは、非常に多趣味で知られる方です。

実は収集癖があるそうで、十数本もの時計を所有するとのこと。今回は、コレクションの中でも特に出番の多い3本を拝見しました。
▲ ブレスレットはタンタルとステンレスのコンビで、前者は防さび性が高く、肌荒れしにくいなどの特徴があります。クオーツゆえ、「ゼンマイを巻く必要がないのが思いのほか楽」と太田さん。
▲ ブレスレットはタンタルとステンレスのコンビで、前者は防さび性が高く、肌荒れしにくいなどの特徴があります。クオーツゆえ、「ゼンマイを巻く必要がないのが思いのほか楽」と太田さん。
最初に登場したのがオーデマ ピゲのロイヤル オーク。といっても、こちらはプロゴルファー、ニック・ファルドの全米・全英での優勝を記念した特別なチャンピオンシップ限定モデルです。

かねてより、太田さんはクオーツのロイヤル オークを探していたそうで、知人の紹介で7年ほど前にこちらのヴィンテージを購入されました。

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