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2025.12.05

冬休みこそ、モルディブでリゾートホッピング【前編】

インド洋に浮かぶ無数のアイランドであり、リゾートの聖地として今もなお成長し続けているモルディブ。今回は「マリオット・インターナショナル」が誇る2つの島の2リゾートで、「海に浮かぶ天国」の存在を確認しに向かいました。まずは、「ウェスティン モルディブ ミリアンドゥ リゾート 」へ!

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文/八木千晶(LEON)

なんだかんだ長年、世界中に愛され続けているモルディブ。まずは「ウェスティン モルディブ ミリアンドゥ リゾート 」へ!

なんだかんだ長年、世界中に愛され続けているモルディブ
ハワイにバリ、ケアンズ、プーケットや沖縄……。日本から数時間で行けるリゾートの選択肢もある中、なぜこれほどまでに盛り上がった男女のディスティネーションにモルディブが圧倒的に選ばれているのか。素直に抱いたこの疑問を解決しに、まずは「マリオット・インターナショナル」のプレミアムリゾートブランド、「ウェスティン モルディブ ミリアンドゥ リゾート 」に向かいました。そう、今回は1島1リゾートを謳う島国ゆえ、リゾートを「ホッピング(またの名を、ハシゴ)」するプランニングです。
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移動は長く、複雑になるほど旅は盛り上がりますから

モルディブは国内からの直行便はなく、筆者が利用したのはシンガポールエアラインでチャンギ空港で乗り換えてマレ空港へ目指すコース。チャンギはラウンジやレストラン、カフェが多数あるので、トランジットを待つ間もぶらぶらエアポートデートをどうぞ。

また、マレについたらホテル専用のラウンジでひと休憩入れて、水上飛行機で最終目的地へ。国内旅行のアクセスとはまた違う、この「ひと筋縄じゃいかない」交通手段が、もはやリゾート旅への好奇心を数倍に煽ってくれるはずです。
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降り立った瞬間から約束される非日常ブルー

ウェスティン モルディブ ミリアンドゥ リゾート全景
▲ ウェスティン モルディブ ミリアンドゥ リゾート全景。
水上飛行機が離陸すると、鮮やかなエメラルドブルーの海上に水玉のような島が無数に眼下に広がり、まるで地球をパレットにしたアート作品を見ているかのような体験に。これは「モルディブ歴」がある人にしか分からない経験でしょう。着陸体制につれて無数のドットたちに近づくと、弧を描くように水上ヴィラが出現。マレから搭乗して約45分で、1つ目の目的地「ウェスティン モルディブ ミリアンドゥ リゾート 」に到着します。
降り立った瞬間から約束される非日常ブルー
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ホテルスタッフから陽気で温かい歓迎を受け、ウェルカムドリンクのフルーツジュースで喉を潤したら、部屋直属のゲストエクスペリエンスエキスパートとコンタクトツールの「ワッツアップ」を交換。基本的にレストラン予約などのサービスリクエストやチェックアウトの時間確認などは、ワッツアップでのやり取りになります。モルディブのホテルで働くスタッフは多くが近隣国であるインド人やネパール人が多いそう。

ラウンジでチェックインを済ませたら、バギーに乗り込んで、ステイするゲストルームへ。すべての手荷物から解放されて、身ひとつでバギーに身を預けて移動する瞬間って、何気にリゾート旅の「高揚タイム」のひとつですよね。
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部屋と海の境目は、もはやどこですか?

ヴィラのテラスにいるともれなく漂流気分を味わえます。
▲ ヴィラのテラスにいるともれなく漂流気分を味わえます。
水上ヴィラ「ヘブンリー オーバーウォーター ヴィラ」
ウェスティンがオススメしてくれた水上ヴィラ「オーバーウォータープールヴィラ」は、その名の通り、直線上にレイアウトされたリビングからベッドルーム、バスルームにかけて海に面しており、プライベートプールがある外のバルコニーに出れば、水面が水平線や空と一体化しているようなインフィニティ感覚に陥ります。いやはや、なんと解放的なことか。プールと海の利き酒ならぬ、利き潜り?も自由にできますが、波が荒い場合もあるのでそこは自己責任で! 
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アジア料理のレベルの高さにストレス皆無

1日中、光が気持ちよく差し込む「アイランド・キッチン」
▲ 1日中、光が気持ちよく差し込む「アイランド・キッチン」。
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カレーが好き」とネパール人シェフに伝えたら、4種のカレーを持って登場! 食後に登場したため全部食べきれず、後悔。
▲ カレーが好き」とネパール人シェフに伝えたら、4種のカレーを持って登場! 食後に登場したため全部食べきれず、後悔。
アジアンダイニング「ホーカー」ではタイメシ的な食欲そそるアジアン料理が充実。
▲ アジアンダイニング「ホーカー」ではタイメシ的な食欲そそるアジアン料理が充実。
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陸の孤島リゾートは全てを「丸投げできる」のが最大のメリットではありますが、逆に言えばその分クオリティが十二分に担保されないと、連泊するのが厳しいところ。そのチェックポイントの大部分を占めるのが朝昼晩を過ごすレストラン&バーですよね。

 「ウェスティン モルディブ ミリアンドゥ リゾート 」では、インターナショナルキュイジーヌをを明るい日差しのなかオールデイダイニングで味わえる「アイランド・キッチン」、充実した日本酒とのペアリングで天麩羅や刺身、寿司を提供する「ザ・パール」、スパイシー&多国籍なアジアンダイニング「ホーカー」の3つのレストランと、夕陽や星空を見上げながらシーシャとカクテルを楽しめる「サンセット・バー」があります。 
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シェフに聞けば、モルディブのローカル食材でおいしいとされているのが、インド洋で獲れる新鮮なインドマグロ。タルタルやカルパッチョ、グリルなどのメニューがあると思うのでぜひ。また、ネパール人やインド人シェフによる、ガチのインドカレーやガチのミールは、絶品なので強くオススメさせていただきます。カレー好きの方なら、朝から晩まで3食カレーでも、満足するクオリティとバリエーションが用意されています。

リゾートは遊びで忙しい!撮り高マックスのアクティビティ三昧

「ドローン撮影」はモルディブ内では規制ルールが厳格なので、業者に依頼するか水中はGoproなどを持参するのがベター。
▲ 「ドローン撮影」はモルディブ内では規制ルールが厳格なので、業者に依頼するか水中はGoproなどを持参するのがベター。
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SUPで一寸法師のように海を駆け抜ける
「ビーチリゾートは何もすることがないから連泊はキツい」って? その答えはNO。「あえて1日何もしない」というリクエストが全肯定される場所でありながらも、アクティビティやフィットネスプログラムは毎日朝から晩まで用意されているので、コーディネートすればするだけ「意外とめっちゃ忙しいHoliday」を作ることだって簡単。ちなみにモルディブは12月から雨季が終わり、ビーチはベストシーズンがこれから始まります!

写真のように、ホテル付近にある「バア環礁」は世界で最もマンタが多くみられる場所であり、マンタ特有の摂食行動である「サイクロン」を観察できる世界でも数少ない場所の1つだそう。シュノーケリングで水族館に泳いでいるような巨大なマンタとグループデートをしたり、SUPで一寸法師のように海を駆け抜けることだって朝飯前からできちゃいます。
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「Heavenly Spa By Westin」はジャグジーとパノラマオーシャンビューを備えたトリートメントスイートを完備。
▲ 「Heavenly Spa By Westin」はジャグジーとパノラマオーシャンビューを備えたトリートメントスイートを完備。
朝から少年のように海で遊んで疲れが溜まったら、オーシャンビューを超えた、白波ビュー過ぎるシグニチャースパサロン「Heavenly Spa By Westin」のカップルルームでボディ&フェイストリートメントをどうぞ。日焼けが強い分、お肌の保湿やケアはオヤジさんもマスト。ゲストのもてなしには「ウェルネス」に最も重きを置いてる同ホテル。施術後は、栄養チャージした肌の弾力とともに、全身は心地良い脱力感が得られることでしょう。

最終日は「WE WILL MISS YOU,TOO!!」

ハネムーンカップルが撮影スポットにするであろうハートシェイプのフォトフレーム。
▲ ハネムーンカップルが撮影スポットにするであろうハートシェイプのフォトフレーム。
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ホテルに別れを告げた際にスタッフがお見送り。泣いてまうやろ。
▲ ホテルに別れを告げた際にスタッフがお見送り。泣いてまうやろ。
2泊3日、「ウェスティン モルディブ ミリアンドゥ リゾート 」に滞在しましたが、全体的に感じたのは、「浮世離れした居心地の良さとホスピタリティの高さ」でしょうか。この世とは思えぬ海と太陽、空の美しさは言うまでもなく、さらに新設プロパティではないからこその安心感とバラエティ、そして働くスタッフの陽気さとサービスに応える丁寧さに心身満たされ、思う存分、エメラルドブルーの海と夕日に見惚れることができました。

未経験の場所でまったくストレスや緊張感なく過ごせるのは、実は重要なポイント。ニッポンが誇る「おもてなし」もまだまだ負けてられんな! と次の目的地へ向かう際に、ある植樹された植物の表札? を発見。
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The Westin Maldives Miriandhoo Resort
通りがかったスタッフに尋ねると「あなた方は日本のお客様ですか? こちらのオーナーは日本の企業なんですよ〜hahaha!」え〜! そうなんです、「ベルーナドーム」の名称でも知られているカタログ通販大手会社のベルーナが、2018年にモルディブに建設し、「ウェスティン」ブランドで、マリオットグループに運営を委託したホテルなんですね。日本企業がオーナーだからこその、ホスピタリティの高さにも合点がいったのでした。

後ろ髪を引かれつつ、一行は2件目リゾートのホッピングへ! 後半に続きます。

The Westin Maldives Miriandhoo Resort

所在地/Miriandhoo Island
アクセス/マレ国際空港から水上飛行機で約30分
HP/https://www.marriott.com/ja

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