2025.12.07
第11回 加藤あい 【vol.03】
美しい人、加藤あい。「内面も含めて整っている人、芯があって丁寧に暮らしている人は美しいと思います」
大人の女性の美しさに迫るグラビア連載「美しい人」。今回ご登場いただいたのは加藤あいさんです。その透明感溢れる大人びた美しさを武器に数々の人気ドラマで印象的な役を演じてきた加藤さん。現在は育児のため仕事を大幅に制限しているなか、今回は久々のグラビア撮影に挑戦してくれました。
- CREDIT :
写真/野口貴司 文/渡邉朋子 スタイリング/竹村はま子 ヘアメイク/川村友子 編集/森本 泉(Web LEON) プロデュース/Kaori Oguri

今回ご登場いただいたのは加藤あいさんです。その透明感溢れる大人びた美しさを武器に、10代の頃からCM女王と呼ばれ、「池袋ウエストゲートパーク」や「海猿」シリーズなど数々の人気ドラマで印象的な役を演じてきた加藤さん。30代で結婚、出産、育児のため休業し、いまはモデル業などを中心として、仕事をセーブしながら活動するなか、今回は久々のグラビア撮影に挑戦してくれました。それでもまったくブランクを感じさせることのない輝くような美しさの秘密とは? そのvol.03です(vol.01、vol.02は記事下にリンクあり)。





【interview 03】
やりたいと思ったらやってみる。やりたくてやらなかったのはサーフィンぐらい(笑)
加藤あいさん(以下、加藤) そうですね。ありがたいことに時間もいろいろ調整していただいたり。と言っても、そこまで稼働しているわけではないので、逆にお仕事がすごく息抜きになっているというか。
こうしてお仕事をさせていただくと、久しぶりに普段の生活で関わる以外の方たちと触れ合う機会があったり、きれいにお化粧をしていただいて、素敵な衣装を着せていただいて、撮影していただいたりして。昔は毎日、分刻みで動いていたので特別なことと感じなかったんですけど、今はこういう機会がすごく特別な時間に感じられているので、一つひとつ楽しくやらせていただいています。
──美容は昔から興味があったんですか?
加藤 お化粧品はそこまで興味がなかったんですけど、スキンケアはもともと好きでした。年齢的なこともあるかもしれないですけど、逆にお化粧をしていただく機会が減ってからだんだん興味が広がって、今はメイクアップのコスメもスキンケアも両方好きですね。

加藤 それこそ一人目の時は本当に余裕がなくて、メイクどころかスキンケアすらできていなかったです。いつも気づいたら夕方になっていて、あれ? 私、お化粧水までは頑張ってつけたけど、その後、何かつけたっけ?という感じで、ケアする時間も全然取れなくて。でもある時からこれじゃダメだなと思い直して、きちんとやるようになりました。
──美容の時間を確保するための工夫などもされているんですか?
加藤 そこまでしっかりとした時間は取れないんですけど、丁寧な洗顔と普通のスキンケアとか、最低限のことだけは続けようというのは決めてやっています。
──家事や育児で忙しい日々の中でもしっかり美容ケアをやるというのは、加藤さんにとっては大事なポイントだったりするのでしょうか?
加藤 美容に限らず、自分が心地よくいられるライフスタイルを送りたいというのがあるので、食事も運動もスキンケアも、自分が気持ちよく過ごすためのものという感じですね。やっぱりお肌もコンディションが悪いと、しゅんとしちゃいますし。きちんとケアして良い状態でいられれば、ハッピーな状態が続くので、食事も運動も無理なく、ストレスを感じない程度にやっていたいですね。

加藤 日常的に飲むものとしてはハイボールが結構好きなのですが、ビールもワインも何でも好きです。食べることが好きなので、お食事に合わせていろいろいただいたりするのが好きですね。それが一番の楽しみかもしれない(笑)。
──お酒は昔から飲めるほうだったんですか?
加藤 若い頃はそんなに飲めなかったんですけど、20代後半ぐらいには、お酒おいしいな、楽しいなという感じで、割といけるほうではあったと思います(笑)。
──運動は今、どんなことをされているんですか?
加藤 週2回のパーソナルトレーニングと、行ける時にジムに行くという感じです。

加藤 40歳ぐらいから始めて、2年ぐらい地道にポツポツやっています(笑)。
──投稿ではXGさんのTシャツを着られていましたよね?
加藤 最近は年甲斐もなくK-POPのダンスとかもやっていますけど、XGさんの曲はまだ踊ったことがないです(笑)。
──ダンスのレッスンを始めたのは何かきっかけがあったんですか?
加藤 やっぱりK-POPが流行っている中で、あんなふうにダンスをしてみたいなって。何にでも興味があるタイプというか、あれやりたい、これやりたいということが昔から多かったんです。
ダンスも、もともと音楽が好きだし、中学生の頃から憧れもあったので、お仕事を始める前に一瞬やったこともあったんですけど、あっという間に忙しくなって行けないままになってしまって。だから、ダンスをやりたいという思いは、ずっとあって。ようやく少し自分の時間が取れるようになったので、始めてみたという感じです。

加藤 全然踊れないです(笑)。あれは本当に、レッスンに行ったから踊れるようになるというものではないですね(笑)。
加藤 じっとしているより何か予定を入れたり、割と動いているほうが好きなタイプなんだと思います。だから、お仕事もそうですけど、運動もダンスもゴルフも全部、私にとっては息抜きなんです。
──お話をうかがっていると、加藤さんは一度やりたいと思ったら素直に行動に移して、その時その時で悔いのない選択をされてきたのかなと思います。
加藤 やりたいことはやらせていただいた、という感じですね。ずっと続けるかはさておき、割とやりたいと思ったら実行に移すタイプなので、やってみたいと思ったことはやってみる。合わなければ別にやめたらいいですし。でも経験する中で学べることもあるから、その時間を楽しみつつという感じですね。やりたくてやらなかったのはサーフィンぐらいだと思います(笑)。今はちょっともう怖くてできないですね(笑)。

加藤 内面も含めて整っている人というか、芯があって丁寧に暮らしている人は美しいなと思います。やっぱり外見だけというより、内面から出るものってすごく大きいと思うので、余裕があって心が豊かな人なのかなと思います。
──加藤さんはまさに心も体も健やかで美しいと感じましたが。
加藤 お家にいるとまったく余裕がないですね(笑)。でも私もそうでありたいなと思っています。

● 加藤あい(かとう・あい)
1982年12月12日、愛知県生まれ。1997年にドラマ『ギフト』で女優デビュー。1999年にドラマ『ベストフレンド』で連続ドラマ初主演。2000年頃には数多くのCMに出演し、10代にしてCM女王と呼ばれた。2001年には第25回エランドール賞新人賞を受賞。『池袋ウエストゲートパーク』、『真夏のメリークリスマス』、『傷だらけのラブソング』、『海猿』、『やんパパ』、『君が想い出になる前に』、『夫婦。』、『ハケンの品格』、『ドリーム☆アゲイン』、『スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜』、『魔女裁判』、『チーム・バチスタ2 ジェネラル・ルージュの凱旋』、『Dr.DMAT』など数々の話題のドラマで活躍。現在は雑誌『美ST』『VERY NaVY』でモデルとしても活動中。
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