2026.03.07
【週末イッキ読み・大人の恋愛論】若者が「恋愛離れ」なら、大人が代わりに「凄い恋愛」してやろうじゃないか!
今どきの若者たちは恋愛みたいな割に合わないものはしないそうです。ならば大人だけで楽しんじゃいましょうか! というわけで大人の恋愛に役立つ記事を集めてみましたよ。
- CREDIT :
文/Web LEON編集部
若者の「恋愛離れ」が話題になって久しいですが、若者たちが「恋愛なんて時間の無駄」、「ドキドキするより心穏やかに暮らしたい」、「ひとりの時間を大切にしたい」なんてことを言ってる間に、大人はもっと恋愛を楽しもうじゃありませんか。というわけで、「心がかき乱されることを楽しみ」「ふたりで無駄に過ごす時間を楽しみ」ながら「年甲斐もなくのめりこむ」ような、危なくも楽しい大人の恋愛をお勧めする記事を集めてみましたよ。
肉食獣は肉食獣同士、相まみえよ。それが大人の恋のルールです

マッチングアプリの隆盛や若者の恋愛離れ、過剰な不倫バッシングなど恋愛を巡る世間の状況は混沌としていますが、そんななかで、我々大人はどんな恋愛をすべきなのか? 逆に何をしてはいけないのか? 特集の締めとしてカリスマ恋愛評論家として知られ恋愛についての著作も多いおふたりに話を伺いました。AV監督・作家の二村ヒトシさんと実業家でキャリア・婚活コンサルタントの川崎貴子さんの辛口対談、開始です!
自分のインチキ自己肯定のために女性を利用してはいけない
二村 傷つかずに恋愛をやっていこうと思ったら、関係を深くせず、すぐに相手を取り替えればいい。そういう人が恋愛上手とか言われていますよね。でも、うまく傷つくことを回避している恋愛体質の女性とか、やり〇んの男性って、実は全然恋愛の大事なところ、面白いところを経験してないんです。
—— 恋愛工学的なものでパターン通りに女性を口説くとか、落とした人数を競うとか、そういうことですよね。
二村 そう、自分の心を相手に開かないで「こうすればセックスだけできて、傷つかないで済む」というパターンで女の子を口説いたところで、それで面白いのか? と。裸で向き合わない恋愛なんて何の意味もないんです。
—— 傷つくことを恐れず対等に相手と向かい合う姿勢が大事だと。
二村 だから僕はLEONの読者たちが女性に好感を持ってもらうために、カッコいいオジサンを目指して、いわばモテオタクとなって一生懸命勉強するのってすごくいいと思う。男はオタクでいいんです。
道徳は守らなくていい。相手を大切にできるなら。それが大人の恋のルールです

恋愛を巡る状況が混沌とするなかで、我々大人はどんな恋愛をすべきか? してはいけない恋愛とは? 辛口恋愛評論家として知られるおふたり、AV監督・作家の二村ヒトシさんと実業家でキャリア・婚活コンサルタントの川崎貴子さんにお話を伺いました。肉食獣は肉食獣同士、相まみえよ。それが大人の恋のルールだという前半に続いて、後編ではもっと上手に、不真面目になって恋をすべしという提言が……。
ルールはルールとして、人間はこっそりと悪いことをすべき
二村 前回も言ったように、家庭を顧みない夫に対する妻の寂しさが、子供への過干渉につながっているとしたら、お母さんは既に成長しているような子供に構っていないで、それこそ「LEON」を読んでるようなオヤジさんとご飯でも食べに行けばいいんです(笑)。それだけで子供たちの欲望も適切に発達していくと思いますよ。
—— 子供を構う暇があったら恋愛しろと(笑)。
川崎 一方で女性たちには男性のようには恋愛を楽しめるような状況にないという現実も知っておいてほしいです。
二村 確かにね。そもそも社会は性差別だらけですから。給料の格差もあるし、女性がちょっと派手にふるまうと叩かれるじゃないですか。オバさんが色気づきやがってとか。やはりまだまだ女性は差別されていると思います。つまんない世の中だね。
人類はどんな恋愛をしてきたのか? 恋愛制度史からひも解く「大人の恋」の理想形

何かと窮屈で恋愛しづらい現代。しかし今、普通に思っている恋愛の常識やルールは決して不変のものではなく、人々はこれまでに様々な恋愛を発明し、夢中になってきたのです。恋愛の意外な歴史とこれからの理想の恋愛の姿について、「恋愛制度、束縛の2500年史」の著者、鈴木隆美先生に伺いました。
良いリーダーと兵士を育てるための少年愛というシステム
── まずお聞きしたいのですが、恋愛の概念はどのように育っていったのでしょうか。著書によれば古代ギリシャでは徳のある立派な男性が少年を愛するのが最も価値があり正常な恋愛だったという記述がありましたが。
鈴木隆美先生(以下、鈴木) 古代ギリシャや古代ローマについては資料も少なく、基本的にはよくわかっていません。研究者の間では「今の価値観、例えばLGBTの見方などで昔のものを読んではいけない」とも言われます。
ただ古代ギリシャのある地域では、“立派な戦士になるためのイニシエーション”として、少年は立派な大人と性的関係を持つ、それが立心出世の必要なステップである、とされていたことは間違いありません。
また他の地域、パプアニューギニアの部族などにも“立派な男性の戦士の精子を飲まないと、パワーが自分の中に宿らない”といったものもあります。とにかく「勇気があって徳があり、節度もある」そんな良いリーダーと兵士を育てなければいけなかったので、そのために少年愛というものがシステムとして立ち上がった地域があったということです。
フランス人から見た日本人の恋愛事情は、なぜ不自由に映るのか

恋愛発祥の地にして恋愛先進国ともうたわれるフランス。その恋愛観は日本人のオトナの恋愛を考えるうえでもとても参考になるのです。日・仏両国の恋愛事情に詳しいジャーナリストのドラ・トーザンさんに話を伺いました。
気持ちは言葉にして言わなければ伝わりません
ドラさんは日本とフランスで「恋愛」についてもっとも大きな違いのひとつは「言葉」の問題だと言います。
「フランスでは昔から愛を言葉で表現することをとても大切にしています。その理由のひとつは、気持ちは伝えることが大切だということ。人は気持ちを伝え合わないと不安になるでしょ。今何を思っているのか、あなたが自分にとってどれだけ大切か、言葉にして言わなければ伝わらない。せっかく言語をもっているのだから、使わなければ、というのがフランス人の感覚です」(ドラさん、以下同)
日本では昔から「鳴かぬ蛍が身を焦がす」と言うように口に出さないほうが、より思いが強いという文化があります。以心伝心、阿吽の呼吸なんていうのもそうですね。でも、世界の主流はわかりえないことを前提にしたコミュニケーション。むしろ「言わなくてもわかるだろ」は時代遅れの感覚になりつつあるのかもしれません。
「日本人男性はジュテーム(愛してます)が苦手だし、語彙も少ないですね。でも1度言い始めると習慣になってちゃんと言うようになるのよね。慣れるのも大切かもしれないですよ(笑)」














