「フェラガモ」のバッグ2選。アナタはハグする？ ハグされる？

昨今、お洒落女子の間で熱いイットバッグといえば、フェラガモの「Hug（ハグ）」。その名のとおり、まるでハグをしているかのようなストラップが特徴で、イタリアらしい“ユーモア”と“アモーレ”を華麗にデザインに落とし込んだ逸品です。

目ざといメンズならご存知かと思いますが、今季、このハグバッグをアレンジしたスモールサイズのベルトバッグが登場。本来はいわゆるウエストバッグなのですが、斜めがけをすればクロスボディバッグのようにも使えるのですね。

カーフスキンレザーも実にシック。小ぶりなサイズとスクエアなフォルムが、ジャケットスタイルやセットアップスタイルにも難なくハマります。

モデルカットを見ても、ガンチーニ・バックルがスタイリング全体のアクセントになっていることがお分かりいただけるでしょう。まさにLEONの格言である「バッグは男の最大サイズのアクセサリー」を地でいっているというわけですね。

そして、もうひとつのオススメバッグが、こちらの“モコモコ”バックパック。贅沢なシアリング使いとレザートリミングが愛らしさと高級感を演出しております。３つの開口部のフラップには、メゾンのアイコンであるガンチーニ・バックルがひっそりと。大人の週末カジュアルに文字通り華を添えるというわけです。

と、ここまで“ハグ”バッグをアレンジしたベルトバッグ、“モコモコ”が愛らしいバックパックをご紹介してきたわけですが、前者は斜めがけをして両手が空くことで、デート時のスマートなレディファーストな振る舞いや、由来通りのハグがしやすい。

後者は、思わず触れたくなる見た目と心地よい肌触りによって、むしろパートナーからのアプローチが期待できるでしょう。もちろんこちらも、背負うことで両手が空きますゆえ……。その後の展開はアナタ次第、ですよ。皆さまの成功をお祈りいたします。

文字通り、ハグをしているように見えるデザインから名付けられた「ハグ」バッグを、クロスボディバッグ、ウエストバッグとしても使えるようにアレンジしたベルトバッグ。アウトドア要素を持ち合わせつつ、シアリングでラグジュアリーな味付けを施したバックパック。いずれも使い勝手の良さ、ファッション視点からのアクセント効果はもちろん、愛しのパートナーと過ごす際の振る舞いにまで影響を及ぼすはず、と。アナタと彼女の背中をポンッと押してくれるバッグだなんて、他にはないでしょう？

両者ともに共通するアイコニックなデザインが、お買い物ゴコロや所有欲を刺激してくれ、シンプルなコーディネートに取り入れれば、それだけでスタイルが完成する、と。そのうえで、両手が空くことでスムーズなレディファーストが可能となり、素材とフォルムに裏打ちされた愛らしさがハッピーなコミュニケーションを引き出すだなんて。“DO”を生むバッグ2選。こんなアイテム、なかなかないですよ。

1927年、サルヴァトーレ・フェラガモがイタリア・フィレンツェにて、シューズメゾンを創業。女性の脚を美しく演出しつつ、快適な履き心地も備えたシューズは“魔法の靴”とも称され、瞬く間に人気となり、オードリー・ヘップバーンなど数々の銀幕のスター、セレブリティを虜に。手仕事の伝統や技術をベースにモダンなアプローチを試みるスタイルは、トータルブランドとなった今も変わらず、世界のファッショニスタに愛されています。イタリア語で“小さなフック”を意味するガンチーニは、同ブランドのアイコン。現在は英国出身の気鋭、マクシミリアン・デイヴィスがクリエイティブ・ディレクターを務めています。

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