2025.11.08
イケオジはお部屋もいい匂い♡【ルームフレグランス4選】
イケオジたるもの、身に纏う香水のみならず、お部屋だって“いい匂い”でなければ。いやでも、仕事場とリビングでふさわしい香りは違うだろうし、何を選べば? ということで、フレグランスアドバイザーのMAHOさんに相談。4つの空間で過ごす時間を想定して、おすすめのルームフレグランスを提案いただきました。
- CREDIT :
写真/小川 剛(KONDO STUDIO) 文/島田恵美 編集/菊地奈緒(Web LEON)
大人の男の時間と気分に寄り添う“インテリア映え”ルームフレグランスはこの4つ
ということで、フレグランスアドバイザーのMAHOさんに相談。ワークスペース、リビング、玄関、クローゼットの4つの空間をピックアップして、大人の男性がそこで過ごす時間と気分に寄り添うルームフレグランスを提案いただきました。どれもリードタイプのディフューザーなので、インテリアとしても役立ってくれますよ。
【1】 インスピレーション at ワークスペース
潮風を思わせるマリンノートで、雑念を浄化! そして“ひらめき”を呼ぶ空間に

「ブルターニュ地方といえば、ブルボン王朝時代から伝統的な手法で生産され、フランス料理界からも高い評価を受け続けているゲランドの塩や塩田。そのフランス西海岸の潮風を思わせる透明感のある香りです。風には新しいものを呼び込んでくれるイメージがありますし、香りのもつソルティ感が、お清めの塩のように雑念をクリアにして、新しい発想が沸くのを助けてくれるかと。
対外的にも、仕事場にこれがあるとオンオフの切り替えがうまくできているクリーンな印象を与えられると思います」(MAHOさん)
香料には天然のレモン精油のほか、フェアトレードのライム精油や、食品産業の余剰分をアップサイクルしたベルガモット精油が使われています。そんなサステナブルな一面も、心を晴れやかにして自由な発想を後押ししてくれそうです。
【2】 センシュアル at ソファコーナー
なめらかにほどける静寂の香りで、彼女も思わず「帰りたくない……」──甘美な夜を♡

その香りの何ともいえないなめらかさが、ソファに預けた体が包み込まれていくかのごとく、女性の心を解きほぐしてくれるはず」(MAHOさん)
宝石のブラックアメジストをイメージした色調のイタリアンガラスに、家具にも使われるアッシュ材のフタを合わせたボトルデザインも秀逸。香りのイメージそのまま深い闇夜のような存在感で、間接照明に包まれたほの暗い空間にスッととけ込んでくれますよ。
【3】 リフレッシュ at クローゼット
扉を開けると広がるクリーンな香りで、身支度しながら外出前に気分一新!

「柑橘の生き生きとしたフレッシュさが、朝の目覚めやヤル気を呼び起こしてくれるはず。ビターオレンジの花の香りであるネロリも入っていることで、シワひとつないシャツのようなクリーンさが漂う、まさに1日の始まりにふさわしい香りです。
服に香りが移っても長く残らないですし、香水をつけてもバッティングしないのでご安心を」(MAHOさん)
ディフューザーに差し込むリードが、創業時からの伝統の“メイフェアエボニー”カラーと称する深い色に彩られ、1本1本がしっかりとした作りになっているのは、英国王室御用達ブランドらしい上質さ。パッケージの細部まで洗練されているのでギフトにもおすすめです。
【4】 リラックス at 玄関
甘く郷愁的なワインの香りで、我が家に帰った安心感とドラマティックな高揚感を満喫

こっくり深いワイン色の液や、エンブレムを刻んだメタルラベルの付いたガラスボトルなど、香りに負けず見た目も存在感たっぷり。ボトルに高さがあるぶん、中のリードも横に広がらず高さが出るので、玄関に床置きしても華やかなアクセントになってくれる逸品です。

フレグランスアドバイザー MAHOさん
香水の魅力を伝える巧みな話術と表現力で、メディアやセミナーでの情報発信、トレーニングサポートなどに携わる。フレグランスカウンセリングの先駆者で、予約制のプライベートサロンは男女から人気。日本フレグランス協会常任講師。日本調香技術普及協会理事。
■ お問い合わせ
アクア・デレ・ランゲ(シャン・ド・フルール) https://acquadellelanghe.jp
GEODESIS https://geodesis.jp
モルトンブラウン(モルトンブラウンジャパン) https://www.moltonbrown.co.jp
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