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2024.01.31

黒木啓司&宮崎麗果「お互いずっと素敵でいてほしいから、ボディメイクも一緒に取り組みます」

2021年の結婚以来、仲よし家族ぶりがInstagramで話題の、2022年に芸能界を引退した黒木啓司さんと実業家の宮崎麗果さん。夫婦であるだけでなく、美と健康に関わるビジネスパートナーとして互いに高め合える秘訣はなんなのか。おふたりに、日々心がけていることをうかがいました。

CREDIT :

写真/内田裕介(タイズブリック) 文/島田恵美 編集/菊地奈緒(LEON.JP) 撮影協力/Vitolabo

パートナーには若々しく素敵でいてほしい。じゃあふたりで生活を変えていこうと

黒木啓司&宮崎麗果「お互いずっと素敵でいてほしいから、ボディメイクも一緒に取り組みます」
手がける化粧品ブランドのモデルとして共演したり、植物療法の複合施設をオープンさせたり、結婚以来、夫婦であると同時にビジネスパートナーとして、ますます輝きを増している元ダンス&ボーカルグループメンバーの黒木啓司さんと元モデルで実業家の宮崎麗果さん。

ともに過ごす時間が長いぶん、ボディメイクにも日々一緒に取り組み、高め合っているのだそう。そこで、運動から食事、メンタル面まで、おふたりが実践していることをうかがいながら、夫婦でボディ管理をするメリットを探りました。

● 黒木啓司(くろき・けいじ)

1980年生まれ、宮崎県出身。ダンス&ボーカルグループのメンバーとしてダンサーや俳優など幅広く活躍後、2022年10月31日をもって芸能界を引退。自身の体質改善で植物療法に魅了されたことをきっかけに、2023年1月に植物療法の複合施設「Vitolabo」、ハーブティーを扱う植物療法ブランド「herbacie」を立ち上げる。
Instaram/@keiji_papa_

● 宮崎麗果(みやざき・れいか)

1988年生まれ、東京都出身。高校在学中にモデルデビューを果たし、芸能活動と並行してさまざまな会社経営に携わる。現在は、化粧品ブランド「GENiS」をはじめ、バスグッズやランジェリーのブランドを手がけるほか、夫の黒木氏とともに「Vitolabo」と「herbacie」に関わる。
Instaram/@reikamarianna

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とにかく歩いています。ふたりで打ち合わせしながら六本木から新宿まで歩いたり

── まず、普段どんな運動をしているか教えてください。

黒木 歩くこととピラティスですね。あとジムにも行っています。

── ジムでは筋トレを?

黒木 ええ。でも、ゴツくなりたいワケじゃないんです。もともと筋肉はあるほうでやりすぎると猫背になっちゃうので、そこをピラティスでバランスよく整えている感じですね。

── 運動量でいったら、ダンサー時代とはかなり違いますよね。

黒木 やっぱりダンサーの時のほうが断然多いです。でも、その代わり今は毎日かなり歩いています。打ち合わせや食事のついでにふたりで話しながら、たとえば六本木から新宿までを往復したり。特に海外に行った時は結構な距離を歩きますね。

宮崎 ほぼ同じ仕事をしているので、歩きながら打ち合わせをしたりもするんです。時には公園に立ち寄って、芝生に寝転んで「ふぅ~」なんてして(笑)。呼吸も深くなるので、歩くことってすごくいい時間の過ごし方だと思います。

── 歩く時に気をつけていることはありますか?

黒木 姿勢ですね。ポケットに手を突っ込んで猫背になったりしないように注意してます。

宮崎 姿勢の良し悪しで疲れ方も違ってくるので、長く歩くためにも重要なんですよね。

── ほかに毎日習慣にしていることは?

宮崎
 ストレッチポールやマッサージガンでほぐしています。お風呂に20~30分くらい長めに浸かってから、ストレッチをするとか、夜のルーティンとして結構時間をかけてやっていますね。

黒木 あと、自律神経を整えてくれる精油のミストをシュッとしたり、お香を焚いたりも。

── いろんなことがルーティンになっているんですね。

宮崎 ええ。人間の心理として、同じことを2週間以上続ければ習慣化されるというのを以前聞いたことがあって、そこはかなり意識しています。

── 体重計に乗るとか、ボディを管理するうえで心がけていることはありますか?

黒木
 鏡を見て太ってきた感じがしたら、食事内容や運動量でちょっと調整する程度です。

宮崎 仕事柄、写真を撮られることが多いので、それが一番のチェック法かも。体重は測らない主義です。測ると調整したくなって、水分を控えたりしちゃうので。水分補給は大切ですし、体は日々変化するものなので、体重計の数字に一喜一憂せず、変化を受け止める意識でいたいと思っています。
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以前は疲れやすいし、太りやすかった。彼女と出会って、体質改善に目覚めました

黒木啓司&宮崎麗果「お互いずっと素敵でいてほしいから、ボディメイクも一緒に取り組みます」
── 食生活はどんな感じですか?

宮崎 朝は毎日プロテインですね。自社ブランドで出しているプロテインは子どもも飲めるので、それを家族全員で。子どもたちはご飯も食べますが、私たちはプロテインにバナナ、甘酒、オーツミルクなんかを入れてスムージーにしたものとハーブティーを飲んでいます。

黒木 ハーブティーは昨年立ち上げたブランドがあって、朝はその中の「クレンズ」という、むくみや便秘にいいデトックス系のものが定番です。

── ランチや夕食は仕事絡みが多いんですか?

宮崎 そうですね。でも仕事以外では自炊が多いですし、ふたりともお酒はいっさい飲まないので、基本的に一次会で帰ります(笑)。

── えっ、まったく飲まないんですか? それは結婚をきっかけに?

宮崎 いえ、私は30代になった頃にやめたので、それ以来、飲んでいないです。

黒木 僕は結婚前にやめました。グループを卒業する前の最後のライブがあってそこに向けてというのもあったんですけど、何より子どもたちと出会ったのが大きかったですね。お酒を飲むとどうしても乱れちゃうし、子どもたちが1歳2歳だったので、そういう部分は見せたくなくて。

宮崎 啓司さんがよく言うのが、途中から出会っているから、時間を大切に過ごしたいと。私がもともと飲まないのもあって、自然とそういう環境になっていった気がします。
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── おふたりが出会ってから、特に変化した部分というと?

宮崎 やっぱり食生活ですね。出会った頃の彼は毎日ウーバーと外食の人だったので(笑)。

黒木 あちこち食べ歩いてましたからね。

宮崎
 そんな時に私の婦人科系の体調不良があって、それを心配して付き添ってくれるうちに彼自身も体質改善したいとなって……。

黒木 そう、疲れやすかったり、太りやすくなったり、体力や見た目の部分で、年齢的にもちょっと限界を感じていた時で。

宮崎 私もパートナーにはずっと若々しく素敵でいてほしいし、じゃあふたりで変えていこうと植物療法を頼ったんです。そうしたらお互いの体調がみるみる変わって。その後に結婚して、啓司さんが芸能界の次のステップをどうしようという時に、彼の口から自分たちが救われた植物療法でみんなを助けたいと。それで事業を始めることになったんです。

── なるほど、それでハーブティーを。朝以外に飲むことはあるんですか?

宮崎 食事中も飲むし、夜も飲むし、もう一日中です(笑)。

黒木 ラインナップは15種類あって、食事中は血糖値に働きかけてくれるもの、夜は眠りに誘ってくれるものを選んで飲んでいます。ハーブ関連でいうと、ここ「Vitolabo」で「ハーバルインナースチーム」というハーブ蒸しも受けています。

宮崎
 私たちが提供しているハーブ蒸しは、飲めるグレードのハーブをスチームしているのがこだわりで、婦人科系のお悩みや腸活だけじゃなく、前立腺にアプローチするような男性向けのメニューもあるんですよ。

黒木 そういう部分のアンチエイジングってなかなか難しいですけど、ハーブ蒸しならただ座っているだけでいい。汗もかかないので気軽にできるんです。

1日1回は褒め合ってます。忘れてるなと思ったら、自分から「褒めて」って

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── 夫婦で一緒に取り組むことでプラスになっている部分はありますか?

宮崎 それはもう絶対ありますね。お互いにサボっていたら指摘するし、「ちょっと歩こうよ」と誘ったり、「ここ固まっているよ」なんて気づいたことを伝えたり。

── そうやって高め合えるのは素敵ですね。これまでに言われてうれしかった言葉はありますか?

黒木 彼女だけじゃなく、周りからも言われるのが、肌がキレイになったと。化粧品のお陰もあるけど、内側から変わっていっている影響も大きいと思うから、そこは素直にうれしいですね。

宮崎 たぶん私たち、普段からすごく褒め合っていると思います。そっちのほうがハッピーだし、基本的には1日1回は褒めてます。ね……えっ、違う?

黒木 いや、褒めてる褒めてる(笑)。

宮崎 もちろん忘れちゃう時もあるけど、そういう時は自分から「褒めて」って(笑)。

── 自らリクエストしちゃうと。でも、それでも褒められたらうれしいかも。

宮崎 モチベーションの維持に繋がりますよね。

── ここまで伺う限り、毎日きちんと管理されている印象ですけど、間食とか、自分へのご褒美的なことって何かありますか?

宮崎 夜にお腹が空いた時は、ヨーグルトにフローズンフルーツやチアシードを入れてデザート感覚にして紛らわせたり、そんな調整をすることが多いですね。でも、実は彼、めっちゃお菓子好きで、私が見ていないところでこっそり食べているんですよ。

── えっ、そうなんですか!? どんなお菓子を?

黒木 ヘルシーなお菓子……。

宮崎 もう全然ウソ。子どものお菓子を買ってきたとか言って自分で食べるんです(笑)。

一同 (爆笑)。

── いや~それを聞いて安心しました(笑)。我慢しすぎてストレスになったらよくないですから。

黒木 そうそう、だからあまり制限はしないようにしていて。

宮崎 啓司さんは、後で調整するっていうスタイルかもね。

── 食べたツケは後で歩いたりして解消していると。

宮崎 いやでも、それはまさにそうで……。これはふたりで気づいたんですけど、海外に行くといろいろ食べるのにいつも痩せるんです。なぜかと考えると、とにかく歩いているんですよ。だから結局、歩くのが一番のダイエット法なんじゃないかなって。
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動けない体には魅力を感じない。大人は、機能的な“使える体”が一番です

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── 大人の男性・女性として、ご自身が思う理想のボディとは?

宮崎 私は今年で36歳になるんですけど、アラフォーになって改めてハリ感って大事だなと。ただ細いだけじゃなく、ほどよく筋肉と脂肪があって、メリハリもついていたほうが若々しく見えると感じています。細いだけだとむしろ老けて見えちゃう。

── ちょっと疲れた感じというか、枯れている印象になっちゃいますよね。

宮崎 だから、理想はハリ・弾力があって、姿勢がいいボディです。骨格を変えるのは難しいし、こういうボディがいいと言ってなれるわけでもないですけど、姿勢や筋肉量は変えられますから。そこを意識していくことが大事なんじゃないかな。

黒木 理想はブラッド・ピットで、あのデカい体の感じが好きなんです。僕はアゴがなくて首が太いから、ちょっと体を大きくしようと思うとすぐ二重あごになっちゃうので。

宮崎 首とかあごのラインは常に意識しているよね。ストレートネックや巻き肩にも気をつけているし。

黒木 姿勢って、年齢とともに気をつけていないと崩れがちなので。

宮崎 でも、年齢を重ねると、見た目より機能性が大事なんじゃないかって気も……。

黒木 そういう部分はあるよね。

── 見た目がいくらキレイでも使い物にならないと意味がないですしね。

宮崎 そう、だから機能性ですよ。動けない体には魅力を感じないですもん、やっぱり。

── つまり、使える体が重要だと、男女を問わず大人は。

宮崎 ここまでいろいろ言ってきたけど、結局はそういうことなのかも(笑)。

── でも、体の機能面の健全さって、見た目の美しさにも繋がってくる気がします。
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黒木啓司&宮崎麗果「お互いずっと素敵でいてほしいから、ボディメイクも一緒に取り組みます」
黒木啓司&宮崎麗果「お互いずっと素敵でいてほしいから、ボディメイクも一緒に取り組みます」

撮影場所は……
「Vitolabo(ヴィトラボ)」

植物療法専門店としてハーブティーやハーブを使ったトリートメント、ピラティスなどを提供するウェルネス複合施設。ハーブティーを扱う1F店頭(写真)には黒木さんが立つことも。

住所/東京都渋谷区恵比寿3-28-12
TEL/03-6432-5177
営業/11:00~20:00(土日祝10:30~19:30)、不定休
HP/https://vitolabo.com

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