2023.06.02
太らない食べ方って?【5】
Q.ダイエットはしたいけど、お酒がやめられません
わかっちゃいるけど、仕事終わりのビールがやめられない……。太らないお酒の飲み方を知りたい! というオヤジさんのためのQ&A企画。LEON周りのスタッフから集めた疑問に、管理栄養士で人気パーソナルトレーナーの河村玲子さんが答えてくれました!
- CREDIT :
イラスト/STOMACHACHE. 文/大塚綾子 編集/菊地奈緒(LEON.JP)
A.お酒の量を減らすより、休肝日を増やすほうがダイエットに効果的
アルコール自体には、何の栄養もありません。しかし、アルコールが体内に入ると、アルコールの代謝が優先され、炭水化物、脂質、タンパク質などの代謝は後回しになります。結果一緒に摂った食事のカロリーが消費されず、脂肪になってしまうのです。
POINT
■ お酒の量を減らすより休肝日を設ける
■ だらだら飲むな、飲むなら就寝3時間前まで!
■ 醸造酒よりも蒸留酒の水割りやソーダ割りを
また「就寝3時間前の飲食が太る」と言われる理由が、脂肪を合成する体内時計遺伝子「BMAL1(ビーマルワン)」の増加。BMAL1は20時頃から徐々に増え始め、22時から2時までがピークに。その時間帯は脂肪が蓄積されて太りやすいので、飲むなら早めに切り上げるのが得策。だらだら飲みは厳禁です。飲むのは食事中だけ、と決めたほうが飲む量もセーブできるでしょう。
さらにご存知のように、ビールやワインの醸造酒より、糖質が含まれない焼酎やウイスキーの蒸留酒のほうがローカロリー。飲むなら、アルコール量をコントロールできる水割りやお湯割り、ソーダ割りがオススメです。
教えてくれたのは……
● 河村玲子(かわむら・れいこ)
管理栄養士×パーソナルトレーナー。栄養指導と運動を組み合わせたボディメイク、姿勢改善、老けない体づくりが得意分野。パーソナルトレーナーとして活動しながら、ボディメイクや美容にフォーカスしたレシピの開発、記事の監修等、雑誌やテレビなど数多くのメディアで活躍中。
Instagram/@rd.reiko.kawamura