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2026.05.03

美食の秘密は“カリフォルニア”にあり!?【後編】

カリフォルニア食材の奥深さを広尾の名店「ラ・ビスボッチャ」で体感。チーズに続き、ビネガーや生ハム、オリーブオイルの魅力に迫ります。

CREDIT :

写真/前田 晃(MAETTICO) 文/小曽根広光 編集/渡辺 豪(LEON)

いつもの食卓を激変させる、ニューウェーブなワインビネガー

知られざるカリフォルニアの食文化を伝える講演会「California Cheese Showcase」の後編をレポート。ビネガー、生ハム、オリーブオイル、塩と意外な食材が次々と紹介されましたが、どれも驚くほどのハイクオリティ! 自慢の料理で彼女を喜ばせたいオヤジの秘密兵器となること確実……と広尾の名イタリアン「ラ・ビスボッチャ」でプレゼンが行われたカリフォルニア食材の秘密に迫った後半をお伝えします。

アメリカン・ビネガー・ワークス社が手がけるビネガーコレクション。すべて自社工房製で、じっくりと樽熟成させたのち丁寧にボトリングされています。

▲ アメリカン・ビネガー・ワークス社が手がけるビネガーコレクション。すべて自社工房製で、じっくりと樽熟成させたのち丁寧にボトリングされています。

フランスやイタリアにも引けを取らないカリフォルニアチーズの魅力に触れた前編に続き、ここからはカリフォルニア生まれの食材をご紹介。まずテーブルにずらりと並べられたのは、色とりどりの小瓶でした。


実はコレ、すべてカリフォルニア生まれのビネガーなんです。ユニークなのは、その原料。ロゼワイン、シャルドネ、シードル、ビールなど、ビネガーとしては異色のラインナップが並びます。

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試飲してみると、ひとつひとつ味わいが全然違うのに驚き! ストレートで飲んでもツンとせず、凝縮された原料の魅力が口のなかにあふれます。

▲ 試飲してみると、ひとつひとつ味わいが全然違うのに驚き! ストレートで飲んでもツンとせず、凝縮された原料の魅力が口のなかにあふれます。

実際味わってみると、まずはビネガーらしく鮮烈な酸味が口内をヒット。しかしそのあとに、ワインやシードルの風味がほわ〜んと広がってきます。


これは実に新鮮な味わい。料理はもちろん、カクテルに使うのもオススメだそうで、色々と想像が膨らみます。

広尾の名店イタリアン「ラ・ビスボッチャ」の井上裕基シェフによるサラダ。

▲ 広尾の名店イタリアン「ラ・ビスボッチャ」の井上裕基シェフによるサラダ。

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オリーブのフレッシュさを堪能できるエクストラヴァージンオリーブオイル。

▲ オリーブのフレッシュさを堪能できるエクストラヴァージンオリーブオイル。

ちなみにアメリカン・ビネガー・ワークス社はエクストラヴァージンオリーブオイルも手掛けているそう。単一のファイリーの農園でオーガニック栽培されたオリーブをコールドプレスし、2種類の品種をバランスよくブレンドして作られています。


青々としたフレッシュなオリーブの風味、奥行きのあるまろやかさが特徴だそう。シンプルにサラダや生ハムにかけるだけで、極上のオードブルが完成します。

クオリティを確かめながらカリフォルニア製プロシュートをスライスする井上シェフ。

▲ クオリティを確かめながらカリフォルニア製プロシュートをスライスする井上シェフ。

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プロシュートはトゥルー ストーリー社、サラミはプリンチペ社が手がけたもの。どちらも伝統製法を大切に継承しています。

▲ プロシュートはトゥルー ストーリー社、サラミはプリンチペ社が手がけたもの。どちらも伝統製法を大切に継承しています。

続いてお目見えしたのは、プロシュートとサラミ。どちらもイタリアンでお馴染みの前菜ですが、コチラもカリフォルニア生まれです。


プロシュートは4世代にわたって家族経営を続ける老舗メーカー謹製。伝統種の豚のみにこだわり、海塩と熟成だけで味わいを引き出したシンプルな製法を貫いています。


ナッツのような甘い香り、口のなかでとろけるシルキーな脂は昇天モノ。サラミはイタリア流の製法をカリフォルニアで磨き上げたもので、ひと口かじると旨みがジュワ〜っと噴出。いうまでもなく、ワインやビールと最高の相性です。

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肉のポテンシャルを最大限引き出すコーシャーソルト

アメリカのステーキハウスで定番的に親しまれているモートン社のコーシャーソルト。

▲ アメリカのステーキハウスで定番的に親しまれているモートン社のコーシャーソルト。

アメリカ産の粗塩にも注目。厳格な製造基準に則って作られ、食の安全・安心マークとして当地で知られる「コーシャー認定」を取得した折り紙つきの逸品。


肉の下味に使うと最高だそうで、粒が荒いため塩味が肉に入りすぎず、まろやかな旨みを引き出せるのだとか。

彼女との甘〜い朝にもぴったりなビスケット

クラシカルなパッケージはダイニング映えも満点。

▲ クラシカルなパッケージはダイニング映えも満点。

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「箸休めにどうぞ」とすすめられたのは、エフィーズ社が手がけるビスケット。といってもお菓子的なソレではなく、むしろクラッカーに近い味わいです。ヘーゼルナッツやオーツ麦、コーンなどを原料にしたホームメイド・ビスケットは、素朴でやさしいフレーバーがやみつきに。


ビスケットだけで食べても美味しいですが、チーズやジャムなどともベストマッチ。ちょい寝坊ぎみで彼女と目覚めた朝、チャッと用意して差し上げると喜ばれそうですぞ。

過去最高刺激! な特濃ジンジャービア

アメリカでは5億本以上売り上げてきたという大物。リーズ社というメーカーが手掛けたクラフトジンジャービアです。

▲ アメリカでは5億本以上売り上げてきたという大物。リーズ社というメーカーが手掛けたクラフトジンジャービアです。

井上シェフが手に持っているのはカリフォルニアビール……ではなく、アルコール0%のジンジャービア。生姜を生で絞り、特濃の果汁で仕上げたリッチで刺激的な味わいです。


甘味料・着色料・保存料はいずれも不使用。日本には今年本格上陸を遂げたばかりゆえ、新しモノ好きの紳士淑女にもリコメンドしたい次第です。


かくのごとく、広大なカリフォルニアの大地では実に豊かな食材が育まれていました。料理好きなオヤジは調味料ひとつまでこだわるのが常ですが、ここにご紹介した品々はいずれも、その新境地を拓いてくれるはず。食材調達の際は、“Made in California”を要チェック! ですぞ。

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