こんにちは! LEON、金髪酒担当の赤松です。
関西の皆さまにとってはすでにお馴染みでしょうか、「グッチ大阪」のお隣に位置する「グッチ ジャルディーノ」。
イタリア・フィレンツェに続いて、世界で2つ目のバーとして昨年オープンし、この11月に1周年を迎えました。その節目に合わせるように、ドリンク&フードメニューが一新。お酒担当として、いくつかいただいてまいりましたのでご紹介させてください。
1杯目:「甘い目覚め」で始まる夜

▲ 甘い目覚め(3000円)。
まず、今回のメニュー刷新を象徴するのが、カクテル「甘い目覚め」。クラシックなエスプレッソ・マティーニを、現代的に再構築した一杯です。
ジャスミンの柔らかな香りをまとわせたウイスキーをベースに、イタリアとコロンビア、二つの産地のコーヒーリキュールをブレンド。そこにカカオバターのニュアンスを忍ばせ、苦味と甘味、深さとやさしさ、そしてすっきりしていながらもクリーミーな味わいが楽しめます。
2杯目:バーマネージャー セバスチャンの存在と「セバのマティーニ」

グッチ ジャルディーノの現在地を語るうえで欠かせない人物が、バーマネージャーのセバスチャン・ヴィゲラ。彼にとってこの場所は、「単なる職場ではなく、ミクソロジーの新たなアプローチを探求する“キャンバス”」だといいます。

▲ セバのマティーニ(6000円)。
その哲学を純度高く体現したのが、「セバのマティーニ」。クリアなスピリッツをベースに、バニラビーンズの甘い香り、挽きたての花山椒の蕾がアクセントとして寄り添います。

メインのグラスとは別に用意されるのが、ガーニッシュとともに氷で冷やされた“もうひとつのマティーニ”。「マティーニは冷たいうちに飲んでほしい」という、セバスチャン流のおもてなしで、メインのグラスに少しずつこのエクストラを注ぎ、ぬるくなってしまうことを防ぎます。

で、ガーニッシュにもこだわりあり。 贅沢にもキャビアをひとさじ、そしてテイストの異なる3種類のオリーブ。 マティーニを飲みつつ、オリーブを齧りつつ……としていると、驚くほどにスルスル飲めてしまう。
3杯目:ネグローニの血脈と、ラテンの魂

▲ 戦士の心(4000円)。
もう一つ、今回の刷新で強い存在感を放つのが「戦士の心」。その名が示す通り、テーマは“敗北を乗り越え、再び立ち上がる力強さ”とのこと。
メキシコの蒸留酒、パパロテ・アガベのメスカルを軸に、イタリアン・カクテルの象徴とも言えるネグローニの伝統を融合。グアンチャーレの風味を移したクラセ アスール ゲレロ、自家製バターウォッシュ・カンパリ、マンチーノ・ロッソが重なり合い、スモーキーで旨みある味わいに。わたしはどこか、冷静スープのような風味とも感じられたような。

ガーニッシュには自家製のジャーキー。カクテルとの組み合わせは言わずもがな。ジャーキー特有のガツンと来る旨みのせいか、ゴクっと飲んでしまいます(最高)。氷にはグッチの刻印も。……なんですが、綺麗に写真に写せず、ゴメンナサイ。
今回のカクテルメニューのテーマについて
ここで少し、今回のメニュー刷新全体の話を。
新しいカクテルメニューのテーマは、「イタリアから日本への旅路」。イタリアを起点に、チリ、キューバ、ブラジル、ペルーといったラテン文化を横断しながら、最終的に“いまの日本”へと着地する構成になっています。ネグローニやマティーニ、ピスコサワーといったクラシックを軸にしながら、アルコールとノンアルコールを対にした設計、日本的な素材や技法をさりげなく取り入れて。
バーであり、レストランであるという矜持

グッチ ジャルディーノの魅力は、グラスの中だけではありません! フードメニューにも、この場所ならではの解釈が施されています。
「伊勢海老ロール」は、アメリカ東海岸のロブスターロールを、日本的な素材で大胆に再構築。伊勢海老をレモンドレッシングでマリネし、ピクルスにしたきゅうりで酸味と食感をプラス。ベーグルブレッドを使うことで、どこかイタリアンサンドを思わせる奥行きも生まれています。

▲ 伊勢海老ロール(6000円)。
仕上げに添えられるのは、バジルソースとビスク風味のサワークリーム。小ぶりに見えますが、齧るたびに様々な味わいに触れられるからかなかなかの満足感。

1皿にふたつ提供されるので、シェアするのも良き。
キャビアとフランチャコルタ、いざ、その先へ!
贅沢するなら、「キャビアプレート」という選択肢も。卵モチーフの器に盛られたキャビアを主役に、ミニフォカッチャ、卵ソース、サワークリーム、チャイブ、スーズレモンマーマレードが寄り添います。

▲ キャビアプレート(2万円)。

レモンマーマレードとキャビアの組み合わせは未知の組み合わせにつき、恐る恐るのトライでしたが、想像のその先を行く美味しさで。キャビアの塩味にマーマレードの甘さ、爽やかさ、ほんの少しの苦味があまりにもマッチして、おかわり止まらず。取材チーム内でも一番のベストマッチとのお声が聞こえました。
ちなみに、ミニフォカッチャはお願いすれば追加でいただけるとのこと。ありがたい(笑)。なお、本プレートはフランチャコルタとセットで提供される一皿。罪すぎるハッピーセットです、全くもう……。
ここまで色々ご紹介してまいりましたが、ピックアップしたのはほんのごく一部。全貌はぜひ、現地にてご賞味くださいまし!
■ グッチ ジャルディーノ
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