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2025.10.18

「八芳園」の看板料理は“石窯ピザ”!? 新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」に行ってきた

白金台「八芳園」にオープンした新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」は、組子アートが彩る美空間で石窯ピザと旬野菜を楽しめる大人の隠れ家。気負わず洒落る“ピザデート”に最適な、感度の高い一軒です。

CREDIT :

取材・文・写真/小浜みゆ 編集/平井敦貴(Web LEON)

「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」

「新しくオープンしたレストランに行こう」──それはとてもスマートで、自然なデートの誘い文句。名の知れた場所のNEWスポットとあれば、なおさらです。

2025年10月1日(水)、東京・白金台の歴史ある「八芳園」内に新しいレストラン「ALL DAY DINING FUDO」が誕生しました。農家から直接届けられた野菜を用いた前菜、石窯で仕上げる焼き立てピザは、女性も笑顔になるおいしさ! 大人の気軽なピザデートにぴったりなんです。

組子アートが美しいメインロビーを通り、レストランへ

「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ 歴史の重みを感じる、「八芳園」エントランス。
約400年の歴史ある日本庭園を有する、1943年創業の「八芳園」。リブランディングに向け半年以上休館していましたが、2025年10月1日(水)にグランドオープンしました。
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「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ 小林氏の水墨画を、木下氏が組子で表現した組子アートが美しい「メインロビー」。
庭園はそのままに本館などが「日本の、美意識の凝縮」をコンセプトにリニューアルされ、それを象徴する「メインロビー」は圧巻の美しさ。日本を代表する水墨画家・小林東雲氏と、福岡県大川市の組子職人・木下正人氏のコラボレーションで製作された組子アートで彩られています。
「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ なんと、12万5,000個ものパーツが組み合わさっています。
近くで見ると同じパーツに見える組子は、遠目で見ると松、竹林、太陽、月が浮かび上がる芸術品。小林氏が原画を担当し、木下氏が表現した組子は、約400年続く庭園の景色と精神を表しています。あまりの美しさに、誰もがカメラで撮影したくなるはず!
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生産地から直接届く、旬の野菜を用いた料理

「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ 「ALL DAY DINING FUDO」内観。(写真提供:八芳園)
圧倒的な美空間の「メインロビー」を通り抜け、階段を上ると到着するのが3階の「ALL DAY DINING FUDO」。バーカウンターとテーブル席で構成され、オープンキッチンで調理される様子を間近に感じながら食事を楽しめます。
「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ 「ALL DAY DINING FUDO」料理長の小栗直也氏。
料理長を務めるのは、フランス料理をベースに洋食全般のシェフとして経験を積んできた小栗直也氏。「今日を、すてきに。」をテーマに、旬の食材を用いて朝昼晩を彩る料理を提供するといいます。
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「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ 生産者から直接届く、野菜たち。
特に小栗料理長がこだわっているのは「食材」。自ら産地に足を運んで信頼関係を築いた生産者の野菜や、連携協定を結ぶ自治体の地域の食材を仕入れ、料理に活かしています。
素材のおいしさを見事に引き出している「窯焼き人参」。
▲ 素材のおいしさを見事に引き出している「窯焼き人参」。
例えば長野県安曇野市にある「信州ゆめクジラ農園」も、小栗料理長が惚れ込んだ生産者の一つ。アラカルトの一皿「窯焼き人参」の人参は「信州ゆめクジラ農園」から直接届いたもので、窯でじっくりと甘みを引き出した人参は格別でした……!
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「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ メインを選べるランチセット(Appetizer、Mainfood)は3,200円(税込)〜。
旬の野菜にこだわっているからこそ、料理に登場する野菜はその日のお楽しみ。小栗料理長はその時にもっともおいしい野菜を生産者に“おまかせ”で依頼し、届いた野菜からインスピレーションを受けて料理を構成するそうです。

この日のランチセットのAppetizer「八ヶ岳名水赤鶏のチャイニーズチキンサラダ」に入っていたのは、バターナッツかぼちゃなど。季節の野菜を通して、秋の訪れを感じることができました。
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あふれる旨味! 那須塩原市産チーズの石窯ピザが絶品

「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ 店内ではピザを焼く様子も見学可能。
FUDOを代表する看板料理は「石窯ピザ」。オープンキッチンに備えられた石窯で、約400度の高温で焼き上げるピザを味わうことができます。ピザが焼けると、店内に香ばしい良い香りがふわり……!
「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ ランチセットでも選べる「クアトロフォルマッジ」。
イチオシは八芳園と連携協定を結ぶ自治体の栃木県那須塩原市にある、「チーズ工房那須の森」の4種のチーズを使用した「クアトロフォルマッジ」。モッツァレラやウォッシュなどのチーズが複雑に絡み合い、旨味が口いっぱいにあふれます。小栗料理長によると「チーズ工房那須の森」のチーズはクセが少なく、「日本人の舌に合うと思います」とのこと!
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「八芳園」内の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」
▲ 八芳園オリジナルクラフトビール「EIGHT CRAFT」。
ピザのお供には、新発売の八芳園オリジナルクラフトビール「EIGHT CRAFT」が相性抜群です。東京産の柚子が香る軽やかなペールエールで、華やかさと大人な苦味が効いています。

ラグジュアリー過ぎず、ラフ過ぎず。ちょうど良い雰囲気で食事を楽しめる八芳園の新レストラン「ALL DAY DINING FUDO」。デートで気合いを入れていると思われたくないけれど、きちんと感のある場所だからこそ、決して適当に選んだとも思われない、モテる要素しかないレストランです。ランチだけではなく、もちろんディナーでの利用も可能。東京の「いい店リスト」に、ぜひ加えてみてくださいね。
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「NOËL LEON」は12月17日(水)、「八芳園」で開催

■ 今年の「NOËL LEON」は12月17日(水)、「八芳園」で開催!

毎年恒例、LEONが送る冬のパーティー「NOËL LEON」。四季折々の日本庭園が楽しめる格式高い会場で、LEONがどんな仕掛けをするのか? まずは12月17日(水)、愛しのあのコの予定だけキープください。チケットは10月24日(金)より買えるLEONにて! (Club LEON会員は、会員先行&特別価格で10月17日(金)より応募開始! 詳しくはコチラ)詳細は随時発表しますので、お楽しみに!

ALL DAY DINING FUDO

住所/東京都港区白金台1‑1‑1 八芳園本館 3階
営業時間/【月~金曜日】11:00-21:00(L.O.20:00)【土・日・祝日】8:00‐21:00(L.O.20:00)
定休/年末年始、その他八芳園の営業日に準じます
HP/https://happo-en.com/restaurants-and-gifts/fudo/

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