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2022.06.16

■ vol.168「すし いわお」

お寺の境内に寿司店が!? レストラン取材歴20年で一番の“隠れ家”を発見!

数ある“隠れ家レストラン”のなかでも、「すし いわお」は別格。2022年4月にオープンした寿司店はなんと、東京・赤坂の浄土寺境内にあるんです! サプライズ感満載で、大人のデートにぴったりですよ。

CREDIT :

取材・文/渡辺ゆり子 写真/福本和洋

本誌LEONでYULI*YULIとして長きにわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します!

伝統の江戸前寿司を、独創的かつ贅沢にアレンジ!

女性にとってデートで大切なのはドキドキ感。彼女をいわゆる“隠れ家レストラン”に連れていったら、「こんなお店知っているの!?」なんて、驚かれた経験をおもちの方もいらっしゃるかと。

そして今回ご紹介する寿司店「すし いわお」は、数ある隠れ家レストランのなかでも群を抜いて秘密めいた場所にあります。20年以上もレストランを取材してきた私も正直ビックリです。なんといっても、お寺の敷地内にあるのですから!
すし いわお
場所は、赤坂見附駅から徒歩5分ほどのところ。一ツ木通り添いにある「浄土寺」の赤い提灯が目印です。
すし いわお
境内に入って奥の路地を右折すると、真正面に「すし いわお」の暖簾が見えます。
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すし いわお
2022年4月にオープンしたばかりの「すし いわお」ですが、店内は落ち着いた雰囲気のカウンター席。

写真奥に見える観音扉のレトロな木製の冷蔵庫が物語るように、コチラは以前も寿司店でした。大将の岡部氏が、この最高に“隠れ家”な立地や内装に惚れ込み、前のオーナーと直談判して譲り受けたのだそうです。

そして、お料理はお昼と夜、それぞれ二部制にて提供しています。
すし いわお 散らさないいらし寿司
▲ 散らさないちらし寿司「チラシラズ」6000円(税込み・サービス料別)
お昼はコチラのみ。目にも鮮やかな散らさないちらし寿司、その名も「チラシラズ」です。シャリの上に帆立、シマアジ、キャビア、コハダ、数の子、車海老、イクラ、穴子……といった16品のネタがぎっしりと敷き詰められています。まるで宝石箱を開けた時のようなワクワク感に満ちた一品は、女性ウケ間違いなし!

一日16食限定なので、必ずご予約くださいね。
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ベースは伝統的な江戸前寿司ですが、シャリには特にこだわりがあり、宮城県産の大粒米・ササニシキを使用。脂が乗ったネタには、長期熟成をして旨味を含んだ但馬醸造の赤酢で作った“赤シャリ”を合わせるそう。一方、淡白な白身魚は、赤酢と白酢を使った“ロゼシャリ”と相性が良いと言います。

夜の握りコース(2万2000円/税込み・サービス料別)について、一部をご紹介しましょう。
すし いわお
コチラのネタは、鹿児島県・出水で水揚げされたアジ。塩締めしてから独自の手法で酢締めしている極上のアジです。優しい味わいの“ロゼシャリ”を合わせています。
すし いわお
ノドグロとキャビアが載った贅沢な握りは、名付けて“キャビグロ”。パクッと一口で食べてくださいね。ノドグロは最高級、対馬のブランド「紅瞳(べにひとみ)」です。
 
惜しげもなく載せられたキャビアはドイツ産、3年熟成の無添加だから塩気が少なくてキャビア本来の旨味とクリーミーさが味わえます。脂の乗ったノドグロと黄金の組み合わせ。両方を引き立てるのは赤シャリです。
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すし いわお
そしてコチラは、千葉県・南房総で捕れたアワビの胆ソース。この絶品ソースには、なんとアワビ5個分も使われているのだとか。洋風な一品ですが、アワビをいただいたら、シャリをソースと絡ませて二度美味しくいただきます。
すし いわお
大将のセンスが随所に光る江戸前寿司は、日本酒と合わせて楽しんでね。写真は人気の銘柄、黒龍の“しずく”。彼女の好みを大将に相談しながら選んでみるのもオツです。

赤坂の賑やかな繁華街からお寺の境内を通り抜けると、極上寿司とアットホームな雰囲気を満喫できる最高のデートが待っています。来店する際は、ぜひ彼女の驚く顔をお楽しみに!
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すし いわお

◼️ すし いわお

住所/東京都港区赤坂 4-3-5
営業時間/ランチ第一部11:30〜・第二部13:00〜、ディナー第一部18:00〜・第二部20:30〜(※ 月曜日はディナーのみ)

定休日/土・日曜、祝日

公式インスタグラムはコチラ

予約・お問い合わせ/TEL03-5544-9862

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「モテたいオヤジの通ぶり!レストラン」でも連載中。2021年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が14周年を迎えた。

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