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2019.04.18

妻に命を助けられたボクの「弁当亭日乗」

「もう料理が怖くて作れない……」きびしい減塩低カロリー食でがんじがらめになり、ストレスのたまった「妻」に代わって弁当を作り始めたのは、当の病人である「夫」でした。

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文・マンガ/阿部光史

夫を死の淵から救った、夫婦弁当1000日の記録」は多くの弁当男子の心を揺さぶり、「おれも弁当作ろう!」「いや、その前に結婚だ!」とさまざまな反響をいただきました。この記事で「夫」として登場していたのが阿部光史さん。

大手広告代理店勤務でクリエイティブ・ディレクターとして活躍しながら、2018年9月より自身2度めの梗塞に倒れたことをきっかけに、”オベンター”として日々のお弁当を作り始めています。同時に友人・知人向けに「広告亭日乗」(言うまでもないことですが、永井荷風の『断腸亭日乗』をパロッております)として夫婦の日常生活を綴る4コマ漫画をSNSで発表。その反響は静かに、でも確実に打ち寄せるさざなみのように広がり、いまもそのファンを増やし続けています。

そこで今回は、その阿部さんが特別に描きおろしマンガを発表。「夫」の立場から、1000日に及ぶ弁当ライフがどんな毎日なのか、綴ります。
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「食べても食べても……」

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2度の梗塞を経験した私に、大きな障害が残らなかったのは不幸中の幸いでした。しかしこの運の強さがどこまで続くかは誰にもわかりません。何よりも重要なのは、3度めを防ぐこと。

そのために一番変わったのは、食事です。悪玉コレステロールを減らすため、昨年まで続けていた減塩に加えて減脂を開始。揚げ物や脂身の多い肉を避け、鶏や魚を選択することが増えました。さらに最近では、ベジタリアン向けの食材も採り入れはじめています。

妻に任せていたお弁当作りも昨年バトンタッチし、僕が毎朝詰める係に。日常的に減塩減脂を継続するため、マンガに描いたような共同制作体制が続いています。お弁当を介してコミュニケートする日々も五年目を迎えました。その結果、コレステロールの数値も良好です。

ウチにとってお弁当とは、夫婦の健康な生活を維持する装置、単なる食事を超えた何か、あるいは夫婦のかすがい、とも言えるかも。難しいことは何もありません。毎朝決まった時間に起き、20分ほど作業すれば完成です。みなさまもぜひ、つくりおきのお惣菜から初めてみてはいかがでしょうか。

● 阿部光史

神戸市生まれ。武蔵野美術大学建築学科卒、大手広告代理店勤務。クリエイティブ・ディレクター。Cannes Lions、文化庁メディア芸術祭など受賞。2018年9月よりオベンター。「広告亭日乗

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