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2022.03.06

■ vol.164「Alternative(オルタナティヴ)」

白金に隠れ家発見! 多国籍なフレンチを楽しめる“大人のファミレス”とは!?

東京・白金に、新たな隠れ家レストランを発見! 町工場跡の趣ある空間で、国際色豊かな創作フレンチをいただけば、大切な彼女と非日常感をシェアできること、間違いなし。ぜひ次なるデートスポットとして、ご検討くださいませ!

CREDIT :

取材・文/渡辺ゆり子 写真/福本和洋

本誌LEONでYULI*YULIとして長きにわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します!

気鋭のシェフが繰り出す、唯一無二の創作フレンチ

白金と言えば、いまも昔もお洒落なイメージのエリア。でも実は、プラチナ通りを中心にした“白金台”と北里病院周りの“白金”のふたつのエリアがあることはあまり知られていないかも(ちなみに、シロガネではなく“シロカネ”です)。

そして、私が住んでいるのは下町風情が残っている白金。この辺り、特に北里病院前のバス通りは、美味しいレストランが連なる“グルメ通り”と言っても過言ではありません。
▲ 打ちっぱなしのコンクリートの無骨さと木やグリーンのあたたかみが同居する「オルタナティヴ」の店内。
そして今回ご紹介する「Alternative(オルタナティヴ)」は、我が家から徒歩2分の住宅地にある、まさに「こんなところに〜!?」な隠れ家レストランなのです。白金は広尾駅から徒歩15分はかかるので決して利便性の高いエリアとは言えないけれど、かえってお忍び感が増すというもの。

築50年の町工場跡の趣をあちこちに残した「オルタナティヴ」の内装は、話題の建築デザイナー谷尻 誠氏がデザイン。どこかノスタルジックでお洒落な28坪の店内には、実は特別なカウンター席があるんです。
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▲ 店内奥のカウンター席は、新ブランド「Saito」のエリア。斉藤シェフの世界をより深く味わえる。
2021年9月、西麻布にオープンした「オルタナティヴ」を現在の場所へ移転したオーナーシェフの斉藤貴之氏。手前のテーブル席では、フレンチをベースに世界各国の料理のエッセンスを加えた創作メニューを振る舞っていますが、一段上がったカウンター席は自身が考える自由なフランス料理を表現する場「Saito」として設けられました。コチラは、完全紹介制のレストランとなっています。
「Saito」は食器のセレクトにもこだわっています。ボウル部分で置けるようにデザインされたお茶目なグラス、私も欲しい!
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独創性溢れる斉藤シェフの数々の料理のなかから、代表的なメニューをご紹介しますね。まずは「Saito」のシグネチャーから。

コチラは、そう、鶏の足。比内地鶏のモミジです。甘辛く味付けしてオーブンで焼いてから、贅沢にキャビアをオン! ロイヤル コペンハーゲンのプレートにモミジ、というちょっとミスマッチな感覚も斉藤シェフ流のセンスです。
そしてコチラは「オルタナティヴ」のスペシャリテ、生春巻き。名付けて“ごぼうのカンディンスキー”です。彼の色彩豊かな作品からヒントを得たそう。
 
生春巻きの中身は、あさりの出汁で煮含めたゴロッと大きなごぼう、トレヴィス、ラデッシュ、エンダイブ、デイル、そしてイベリコ豚のサラミとナッツなど。これらを自分で巻きます。
ごぼうの土っぽさ、サラダの酸味やサラミの塩味、ナッツの香ばしさなど、食べる箇所によって味と歯ごたえの変化を楽しめますよ。
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千代幻豚のロースカツも斉藤流にアレンジ。ヴィネガーを効かせたソースでフレンチ的にいただきます。脂身もかなり美味しいので残さず味わってみて。厚みもあり、ガッツリと肉感を堪能できます。
「なにわの伝統野菜」と言われている絶滅危惧種の田辺大根とアンコウのスープには、奈良の葛そうめんが。アンコウは内臓や皮などあらゆる部位が入っています。
ワインは世界中から選りすぐりが集結。白赤合わせて約300種類を取り揃えています。今回は希少な銘柄をご紹介。一番左はイタリア「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」、幻の“カーゼ バッセ’93”。真ん中はオートクチュール・シャンパーニュと呼ばれる「セドリック・ブシャール」。右はドイツのフランケンワイン、ジルヴァーナ種の「ヴァイングート ヨハン・ルック」。他にもグラスワインが色々と用意されています。
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「オルタナティブ」には5〜6人入れる個室があるけれど、実はふたりしか入れない小さな個室がキッチンカウンターの奥にあります。デートを密かに楽しめる、かなりディープな隠れ個室です。
最初のデートは、「オルタナティブ」のコース料理(6〜7品)で斉藤ワールドを存分に味わってみることをおすすめ。2回目以降はアラカルトでお気楽にデートしたり、大事な記念日を「Saito」の特別ディナーで祝ってみたり。さらに個室でふたりきりの時間を満喫するのも手。
 
「今度はカウンター席で食べてみようか?」なんて、次の約束につなげやすいのもポイントね(笑)。

◼️ Alternative(オルタナティヴ)

住所/東京都港区白金 5-12-24 T-building 1F
営業時間/月〜土曜18:00〜22:00(※ランチ営業も開始。火〜土曜12:00〜15:00)
定休/日曜

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予約・お問い合わせ/TEL03-5422-7551

● 料金/「Collection Alternative」9900円(税込・サービス料別)、「Saito」御任せコース2万2000円〜2万7000円(税込・サービス料別)

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「モテたいオヤジの通ぶり!レストラン」でも連載中。2021年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が14周年を迎えた。

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