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2022.02.12

【話題】あのイタリアンの名店が新店オープン

食通たちがわざわざ国領まで詣でる名店「Don Bravo」が神楽坂にカジュアルなトラットリア「CRAZY PIZZA」をオープン!

CREDIT :

文/秋山 都  写真/上田佳代子

前回、2022年のグルメキーワードとなりそうな「ちょうどいい店」について書きました。今回もその「ちょうどいい」、すなわち「予約困難ではなく行列も不要」で、「飲んで食べてだいたい1万円以内」だけど、「食材とサービスは上質」で、もちろん「おいしい」と4拍子揃ったお店が、神楽坂にオープンしたというお話です。
▲ 「CRAZY PIZZA」は22年2月1日にオープン。
その名は「CRAZY PIZZA」。この響きにピンときたら、アナタもかなりの食いしん坊なはず。食通たちの間で「国領*の奇跡」と讃えられる「Don Bravo(ドンブラボー)」の平 雅一シェフが、同じ国領にオープンしていた「CRAZY PIZZA」の神楽坂店というわけです。

ただ、国領の「CRAZY PIZZA」がピッツアメインであるのに対し、こちら神楽坂の「CRAZY PIZZA」はピッツアもあるけど他のイタリア料理も楽しめるという、「Don Bravo」と国領「CRAZY PIZZA」のちょうど中間に位置するスタンス。店のジャンルでいうならば、リストランテとピッツェリアの中間だからトラットリア(食堂)になるのかな。つまりは国領まで行かずして、「Don Bravo」と「CRAZY PIZZA」(国領のほうの。ややこしい)の良いとこどりが出来るという、なんとも「ちょうどいい店」なのでありました。
註:国領とは調布市国領町のこと。「Don Bravo」は京王線「国領」駅から徒歩5分ですが、各駅停車しか停まらないため、注意が必要です。
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名店「Don Bravo」の味を気軽に楽しめる

◆「CRAZY PIZZA」(東京・神楽坂)

さて、その神楽坂のほうのニュー「CRAZY PIZZA」。厨房を預かるのは、平 雅一シェフと長年苦楽をともにしてきた柴田正幸シェフ。「イタリアでの修業経験を活かしたクラシックな郷土料理と、『Don Bravo』のガストロノミックなお皿の両方を気軽に、自由に楽しめるお店にしたい」と語ります。
▲ 平 雅一シェフ(左)と柴田正幸シェフ(右)。
その、おいしいものに垣根なし、という姿勢は、たとえば器選びにも表れています。こちらではカジュアルなステンレスのお皿(写真上)を採用しているのですが、こだわった食材を卓越した技術で料理しながらも、あえてのステンレスのお皿で供するところに平シェフ流の「やつしの美」*を感じます。

「最近のお客さまはたくさんの情報を持っていらっしゃるから、その知識で料理を味わう、というところもあるでしょう。ここではあえて情報を少なくして、皿の上の料理で勝負したいと思って。あえてカジュアルな器を選びました」(平シェフ)
註:「やつしの美」とは、豪華絢爛ではなく、不要なものをそぎ落とした簡素な美のさま。高級なもの、上質なものを知り尽くした人があえてのTシャツとデニムで装う、みたいなイメージ(笑)。

「CRAZY PIZZA」の料理はだいたい3つのカテゴリーに分類できるようです。まずは柴田シェフがミラノ、フィレンツェで学んだ、クラシックな郷土料理。次に、「Don Bravo」の流れを汲んで、和の食材を活かすなどユニークなガストロノミックな料理。最後に「CRAZY PIZZA」らしいピッツァ。この3カテゴリーをオーダーにどう入れ込み、組み立てるか……そこが食いしん坊の腕の見せ所かと。

次ページでいよいよお料理をご紹介してまいります。
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イタリアのクラシックな郷土料理

柴田正幸シェフが修業したミラノ、フィレンツェの郷土料理が中心。北部イタリアで親しまれているラビオリや「仔牛のカツレツ」などオーセンティックな料理にイタリアを旅したような気分に。
▲ 「リコッタチーズとほうれん草のラビオリ トマトソース」1980円
▲ ラビオリの生地はもちろん手打ち。存在感のあるパスタとフィリング(具)のバランスが絶妙。
▲ ロンバルディア地方の郷土料理である「モンデギーリ(ミートボールコロッケ)」1650円。リエットを丸めて揚げたような、みっちりとした凝縮感が魅力。エンダイブやプンタレッラなど苦みのある葉物野菜をワシワシほおばりながら食べるとなお美味。
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「Don Bravo」の系譜を感じさせるガストロノミー

「Don Bravo」といえば、イタリアの伝統的な調理技法を大切にしながらも、和の食材や旬の魚介を用いるユニークなお料理が魅力。ここ「CRAZY PIZZA」では、そのガストロノミックな世界観を気軽に楽しむことができます。
▲ 「前菜ピザ タコのトマト煮込み」1870円。焼きたてピッツァにソースがビシャッとかかっていて新食感。私的にイチ押し。
通常のピッツァ(150g)より小ぶり(75g)な「前菜ピッツァ」は、「いろんなピッツアを楽しんでほしい」という平シェフの気持ちから生まれたメニュー。通常のピッツァが「マリナーラ」や「マルゲリータ」など定番メニューであるのに対し、「前菜ピッツァ」は「Don Bravo」らしい創造性を楽しめる内容。
▲ 「牡蠣のソテー」2640円。トッピングしたオカヒジキ、一緒にソテーされたゆり根との食感の妙も楽しい。
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名物「マヨコーンピッツァ」も登場!

そして「CRAZY PIZZA」といえば、やはりピッツァ。挽きたての全粒粉に、水の代わりにホエー(乳清)とタマネギ水を加えて発酵させたモチモチ生地はここ神楽坂でも、国領と同様に使われています。
▲ 薪窯がない神楽坂店では小麦の味わいをより楽しめるように、より粗挽きの小麦を使用している。
▲ 人気の「マヨコーン」はオーガニックマヨネーズのソース、自家製サルシッチャを乗せ、自家製焼肉ソースがアクセントになるオトナ仕様。
▲ 「薪の香りでマスキングされない分、生地の味わいをよりストレートに楽しめます」と平シェフ。
名物「マヨコーン」は、ここへ来たらやっぱり食べたい安定のおいしさですが、この取材後には最高級のチーズを5種類トッピングした「クレイジーチンクエフォルマッジ」(5500円)もメニューにオンリストしたそうです。食べてみたい~!
▲ 「マヨコーン」ピッツァ2750円。
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【番外編】やめられない、止められないチップス

最後に、気になるものを発見!
▲ 「ポテトチップス ライムピンクペッパー味」495円
柴田シェフがイタリアでよく食べていたというポテトチップスを再現。市販のポテチにライムの皮とピンクペッパーを加え、フリフリするだけという、簡単なレシピなのですが、これがまたやめられない、止まらない。まずはこれとビールで乾杯してから、メニューをよく読み、組み立てるのが吉かと。

CRAZY PIZZA

住所/東京都新宿区天神町1-2 シェア天神 1F
問い合わせ/070-2008-1910
営業時間/12:00~15:00(L.O.14:00)、18:00~23:00(L.O.22:00)
休/水曜・不定
*今後、ピッツァのテイクアウトもスタートする予定

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