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2019.10.11

【解説】大人がミリタリーを着るなら、アメリカンでイタリアンなのだ!

アメリカンスタイルの人気と共に、ミリタリー人気も再加熱。ミリタリーはもはや定番スタイルとはいえ、大人然とした着こなしをマスターできているでしょうか?

CREDIT :

写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/四方章敬 文/安岡将文

大人ミリタリーは、引き算コーデが原則です

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永遠の定番といえるミリタリーですが、アメリカンスタイルの勢いと共に、さらなる注目が集まっています。

M-65やカーゴパンツは、イタリアファッションでも馴染みのあるアイテム。MA-1も昨今トレンドアイテムとしてラグジュアリーなブランドからリリースされたとあって、その着こなし方は慣れたものと自負している人も多いでしょう。

とはいえ、ミリタリーアイテムはそもそもインパクトが強いだけに、ひとつ間違えると無骨すぎる印象に……。それを回避するための絶対ルールが、ミリタリー1点主義です。

アウターにしろパンツにしろ、ミリタリーアイテムはコーデにおいて1点のみ。加えて、合わせるアイテムもカジュアル度を抑え、配色もロートーンでまとめる。つまり、アメリカンな軍モノをイタリア的なドレスの手法でまとめると、ミリタリーのタフさが控えめとなり大人顔になるってワケなんです。

◆ アルファ インダストリーズ 

得意とするのは、MA-1だけじゃありません

ブルゾン2万6800円/アルファ インダストリーズ(エドウイン・カスタマーサービス))、スーツ10万8000円/ラトーレ(グリニッジ ショールーム)、ニット2万4000円/タリアトーレ(トレメッツォ)、サングラス4万4000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ベルト2万8000円/ケイトケイト(ビームス 六本木ヒルズ)、時計126万円/ゼニス、靴10万2000円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)
ブルゾン2万6800円/アルファ インダストリーズ(エドウイン・カスタマーサービス))、スーツ10万8000円/ラトーレ(コロネット)、ニット2万4000円/タリアトーレ(トレメッツォ)、サングラス4万4000円/アイヴァン 7285(アイヴァン 7285 トウキョウ)、ベルト2万8000円/ケイトケイト(ビームス 六本木ヒルズ)、時計126万円/ゼニス、靴10万2000円/フラテッリ ジャコメッティ(ウィリー)
フィールドジャケットにおいて、最も有名なのがM-65。1965年にアメリカ陸軍で採用された野戦用ジャケットは、大きな4つのフラップポケットが特徴です。

野戦用とあって土クサくなりがちなモデルですが、ブラックにすると比較的控えめに。フランネルのスーツやドレスブーツにさえ馴染んでしまいます。

ただし、すべてをダークカラーでまとめると重たくなるので、インナーはハイゲージニットで柔らかさとトーンアップを図りましょう。
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「アルファ インダストリーズ」とは・・・

1959年に創業した「アルファ インダストリーズ」。MA-1をはじめとしたフライトジャケット作りの名手であり、最も知名度の高いアメリカンミリタリーブランドと言えるでしょう。

その高規格なアイテムは、もちろんアメリカ軍への納入実績あり。昨今のMA-1人気から、さらに支持層の裾野を広げましたが、実は創業時はM-65の大手コンストラクターの下請けファクトリーだったこともあり、M-65においても名手と評判です。

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◆ プロッパー 

コアなミリタリー好きの間では周知のブランド

パンツ8500円/プロッパー(ハイ!スタンダード)、ジャケット7万3000円/ラトーレ(グリニッジ ショールーム)、ニット6万6000円/ボリオリ(三崎商事)、時計80万円/ゼニス、ベルト1万2000円/アーノルド・ウィルス、靴3万7000円/イル モカシーノ(ともにシップス 銀座)
パンツ8500円/プロッパー(ハイ!スタンダード)、ジャケット7万3000円/ラトーレ(コロネット)、ニット6万6000円/ボリオリ(三崎商事)、時計75万円/ゼニス、ベルト1万2000円/アーノルド・ウィルス、靴3万7000円/イル モカシーノ(ともにシップス 渋谷店)
トレンドアイテムであるカーゴパンツ。今秋冬の特徴は、いわゆるドレスカーゴと呼ばれた細身なものではなく、太めなシルエットが注目されている点。となれば、ミリタリー専業ブランドの1本も視野に入ってきます。

少々野暮ったさはありますが、プレッピーとは好相性。ジャケットはベーシックなネイビーで合わせる一方で、ニットでは鮮やかな色を合わせて垢抜けさせるのがポイントです。足元は、スニーカーではなくローファーを選べば大人っぽくキマります。
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「プロッパー」とは・・・

ベトナム戦争の最中である1967年に創業。高機能かつ耐久性の高い作りから、アメリカ軍だけでなく警察などでも採用され、昨今はアウトドアウェアとしても人気を獲得しています。

また、その丈夫な作りとは裏腹に、リーズナブルな価格に設定されている点も大きな魅力。

ブランドとしてではなく、あくまでメーカーとしてモノ作りに徹している姿勢は、サバゲー愛好者などコアなミリタリーファンからも高い評価を得ています。

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◆ アヴィレックス 

憧れの名映画で、ココンチのアイテムが登場してます

ブルゾン1万8000円/アヴィレックス(アヴィレックス 新宿)、ニット6万8000円、Tシャツ1万7000円/ともにフェデッリ、パンツ3万9000円/タリアトーレ(すべてトレメッツォ)、メガネ2万7000円/アイヴァン(アイヴァン PR)、ベルト1万8500円/シップス(シップス 銀座)、時計40万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)、靴1万1000円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター)
ブルゾン1万8000円/アヴィレックス(アヴィレックス 新宿)、ニット6万8000円、Tシャツ1万7000円/ともにフェデッリ、パンツ3万9000円/タリアトーレ(すべてトレメッツォ)、メガネ2万7000円/アイヴァン(アイヴァン PR)、ベルト1万9000円/メゾン オクトパシー(シップス 渋谷店)、時計40万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)、靴1万2000円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター)
昨今のMA-1リバイバルブームによる功績は、かつてのボリュームシルエットではなく細身で洗練されたものが豊富に揃ったこと。ミリタリーブランドお馴染みの「アヴィレックス」も、コンパクトシルエットなMA-1を展開しています。

とはいえ、フライトジャケットの大定番だけに、ミリタリー感は強め。ならばいっそ、ハイゲージニットにスラックスを合わせ、さらにモノトーンでモードな雰囲気にまとめるのが得策です。
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「アヴィレックス」とは・・・

1975年にアメリカ空軍へのコンストラクターとして創業。空軍が定めた厳格な規格をクリアしたフライトジャケットは民生品においても人気を博し、映画『インディジョーンズ』や『トップガン』などでも同社のフライトジャケットが登場しています。

現在では、トータルスポーツカジュアルウェアブランドとして成長するも、依然としてアメリカを代表するミリタリーウェアブランドとして不動の地位を守り続けています。

※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

アイヴァン PR 03-6450-5300
アイヴァン 7285 トウキョウ 03-3409-7285
アヴィレックス 新宿 03-5367-2013
ウィリー 03-5458-7200
エドウイン・カスタマーサービス 0120-00-8503
コロネット 03-5216-6521
コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217
シップス 渋谷店 03-3496-0481
ゼニス 03-3575-5861
トレメッツォ 03-5464-1158
ハイ!スタンダード 03-3464-2109
ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1620
ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011
三崎商事(ボリオリ) 03-5775-1211

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