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2022.10.14

軽井沢の名建築ホテル「ししいわハウス軽井沢」をチラ見せ!

樹々の葉が色づきはじめ、秋の気配を濃厚に感じさせる軽井沢で、いま一番話題のホテルと言ったらここ。有名建築家が手掛けたブティックホテルで過ごした、心地よい一夜の滞在リポートです。

CREDIT :

文・写真/秋山 都 

LEON.JP食いしん坊担当の秋山都です。

「全国旅行支援(全国旅行割)」が2022年10月11日から12月下旬まで実施されることとなり、この秋はどこへ行こうかとプラン中の方も多いことでしょう。私のイチ押しは軽井沢。その理由は、東京から近い(新幹線で1時間)、10~11月は紅葉が美しい、おいしいレストランも多く外食にコト欠かない……などいろいろあるのですが、最近そこにもうひとつ理由が増えました。
▲ 空中回廊がユニークなデザインアクセントにもなっている坂茂設計による「ししいわハウス軽井沢」。
新たな理由、それはとても好きなホテルができたこと。軽井沢にはラグジュアリーなホテルも多々ありますが、せっかくだったら今が旬の、それも心地よい空間に泊まりたいですよね。2019年にオープンしていたブティック(小規模な)ホテル「ししいわハウス」が今年7月、新たに2号棟を完成させたと聞き、さっそく訪れたところ……これが予想以上に素晴らしかったんです。
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名建築に宿泊する心地よさ

◆ししいわハウス(長野県・軽井沢)

▲ 大きく開いた窓から軽井沢の森が見える「ししいわハウス軽井沢」のラウンジスペース。紙管を用いた椅子も坂茂氏の作品だ。
まずこの「ししいわハウス軽井沢」を唯一無二の存在たらしめているのは、ここが有名建築家、坂茂(ばん・しげる)氏*による建築であること。日本には他にも安藤忠雄氏や隈研吾氏などが手掛けたホテルもありますが、そのどれも個性豊かで、画一的なチェーンホテルに身を投じるのとはまったく異なるセンセーションを得られるのが楽しいものですよね。
*坂茂氏(1957-)は建築家。建築界の国際的なアワードであるプリツカー賞を2014年に受賞。
▲ 空中回廊からゲストルーム内が見えました。ふむふむ、テラスがあるのね。ちなみにこの回廊は夜間通行できないので、お部屋の中が覗かれることはありません。念のため。
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まずはロケーションから。中軽井沢の駅を背にして、浅間山の方向へゆるやかな坂を上っていくと、樹々の影に見え隠れするウッディな建築物。それが「ししいわハウス軽井沢」です。このほどオープンした2号棟である「SSH No.02」は全12室ですから、小規模なブティックホテルの範疇だと言えるでしょう。軽井沢駅からタクシーに乗っても20分ほどで到着するアクセスの良さも魅力です。
▲ 各ゲストルームは20㎡とこぢんまり。でも大きな窓が森に向かって開いており、テラスもあるので解放感抜群! 檜風呂が室内に設えられているユニークな造りです。
テーマとなっているのは「自然との共生」つまり、建築とランドスケープの一体感です。1階の客室の大きな窓から、そして、2階のパブリックスペース「ザ・レストラン」から、軽井沢の雄大な自然を楽しむことができました。私が訪れた8月は緑濃い森の様子が楽しめましたが、これから秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の美しい姿を見せてくれることでしょう。
▲ 2階の切妻屋根の小屋組みにはトラス(三角形の骨組みを単位とした構造)が組まれています。つまり柱がないから、広々!
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「ししいわハウス軽井沢」は食事も推し!

LEON.JP食いしん坊の私がおすすめするわけですから、こちらは2階「ザ・レストラン」での食事も推し。イタリアンとフレンチで修業を積んだ岡本将士シェフによる、地元信州の食材をふんだんに使用したモダンフレンチのコースは宿泊客以外も予約のうえ、味わうことができます。
▲ 岡本シェフのスペシャリテとも言える「Duca Farmで収穫した多種の無農薬ハーブ サルサヴェルデ ライスクラッカー」。
また、こちらの「ザ・レストラン」および隣接した「ザ・ワイン&ウイスキー・バー」「シガールーム」では、シンガポール人オーナー、フェイ・ホワン氏が収集したヴィンテージワインのコレクションも楽しめちゃう。例えばこの日にいただいたラインナップ……どれもすばらしいワインでした。
▲ ワインはオーナーであり、ワインコレクターでもあるホワン氏自身がセレクト。ワイン好きにはたまりません。
▲ 「信州サーモン 柳沢ファームで育ったアメーラトマト 安曇野ワサビ」
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▲ 「24か月熟成コンテチーズのアニョロッティ Duca Farmブロッコリーのピュレ 軽井沢デリカテッセンのベーコンの泡」
▲ 「藁で燻した銀の鴨のロースト 旬野菜」
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▲ TRUNK(HOTEL)の立ち上げに携わり、TRUNK(KITCHEN)のシェフを務めていた岡本将士シェフ。
周囲の自然と共生している「ししいわハウス軽井沢」で、フレッシュな地元産食材を洗練された技法で楽しめるのはとても心弾む経験でした。部屋へ戻って、檜風呂でチャポチャポ……した後はワインの酔いもあってかベッドへ直行。深く、深く眠ったせいか、写真が一枚もありません。あしからず。
▲ 一夜明けて朝食。柳沢農園の野菜や、軽井沢デリカテッセンのハム、アトリエ・ド・フロマージュのリコッタチーズなど、信州産食材がたっぷり!
さて、ぐっすり眠って、朝! 秋晴れの心地よい日でした。この日は朝食に加えて、特別にランチで供されている「鴨そば」もいただいたのですが、鴨の出汁がしっかり効いたスープにちぢれ麺のラーメン、出色の出来でした! これだけいただきに訪れる価値もアリかと。
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▲ ランチメニューの「鴨そば」1500円。軽井沢の新たな名物になりそう。
ほかに宿泊客は建築やデザインが好きそうな意識高い系カップルが多かった印象です。間違いなく、この秋の軽井沢でもっとも旬なデスティネーションと言えば、ここ「ししいわハウス軽井沢」かと。ちなみに、この7月にオープンした2号棟「SSH No.02」に続き、来年にはやはり世界的な建築家である西澤立衛氏による3号棟「SSH No.03 」が竣工予定だとか。ますます気になります!

● ししいわハウス軽井沢

住所/長野県北佐久郡軽井沢町長倉2147-768
宿泊予約・お問合せ/0267-31-6658
HP/https://www.shishiiwahouse.jp
レストラン予約/therestaurant@shishiiwahouse.com
営業時間/「ザ・レストラン」ランチ 12:00〜14:00(13:30LO)、ディナー 18:00〜、20:00の二部制(ディナーは要予約)、「ザ・ワイン&ウイスキー・バー」18:00〜23:00(22:00LO)
*JR「軽井沢」駅からタクシーで20分、しなの鉄道「中軽井沢」駅からタクシーで5分。パーキングあり。

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