2025.12.03
令和にデートカーが復活!? ホンダ「プレリュード」はオヤジのロマンで終わらない素晴らしいクルマ!
ホンダ「プレリュード」が24年ぶりに復活。昭和のデートカーとして一斉を風靡したスペシャリティクーペは、どう生まれかわったのか。電動化による新技術を満載する、令和のスペシャリティスポーツハイブリッドの実力を試してみた。
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写真/HONDA 編集/森本 泉(Web LEON)
電動化時代にあるべきハイブリッドスポーツカーとは

初代は1978年にデビュー。2ドアスペシャリティクーペとして代を重ね5世代目まで生産されたが、1990年代後半になるとSUVの台頭などもあって人気は低迷。プレリュードは2001年をもっていったん23年の歴史に幕を下ろした。
それから約24年のときを経て、プレリュードが復活した。ホンダの開発責任者によると、そもそもはプレリュードありきではなく、新しいハイブリッドスポーツの開発として始まったプロジェクトだったという。


パワーユニットは、2ℓ直4直噴エンジンに、CVTに内蔵する発電用と走行用の2つのモーターを組み合わせたハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載する。e:HEVは、モーターが得意とする低・中速では「EVモード」で走り、よりパワフルな加速がほしいシーンでは、エンジンの力で発電した電力で走行用モーターを駆動する「ハイブリッドモード」に。
そして、エンジンが得意とする高速クルージング時はエンジンで走行する「エンジンモード」と3つのモードをシームレスに使いわけてくれる。ドライバーがその切り替えを意識することはほとんどない。またホンダ初というコースティング制御も取り入れている。

さらにエンジン回転数と同期した迫力のある音をスピーカーから流すアクティブサウンドコントロールシステムを組み合わせている。また「SPORT」、「GT」、「COMFORT」の3つのドライブモードを備えており、パワートレーンやステアリング、サスペンション、サウンドなどの調整が可能だ。
秀逸な出来のハイブリッドとサスペンション



HONDA PRELUDE
全長×全幅×全高/4520×1880×1355mm
ホイールベース/2605mm
車両重量/1460kg
エンジン/1993cc 直列4気筒
エンジン最高出力/141PS/6000rpm
エンジン最大トルク/182Nm/4500rpm
モーター最高出力/184PS/5000−6000rpm
モーター最大トルク/315Nm/0−2000rpm
駆動方式/FF
燃料消費率(WLTCモード)/23.6km/L
乗車定員/4
車両本体価格/617万9800円
■ お問い合わせ
HP/https://www.honda.co.jp















