オリジナルのエレガントさはしっかりキープ

それだけでは説明が足りませんね。シンガーがユニークなのは、964型(1989年〜93年の911)のみをドナーカーに使い、独自のやりかたでレストアをするところ。なにしろF1でおなじみウィリアムズ・アドバンストエンジニアリングの協力のもと、エンジンに手を入れ、ターボチャージャーに手を入れ(というか別もの)、サスペンションシステムに手を入れ、さらに炭素樹脂製の車体を被せてしまいます。



超ハイスペックな足回りにも注目

といっても、サーキット走行のみを目的に開発された車両ではない、とディキンスン氏は言います。「公道を走るのが主目的ならそれに応じた仕様にしますし、ストリートとサーキット、ケースに応じてボディパーツをつけ替えるサービスもやっています」。



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