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2021.07.17

機械式腕時計の革新!? 3世紀以上の時を超える次世代ムーブメントが誕生しました

機械式時計のムーブメントの基本機構は17世紀中頃から変わらず受け継がれてきましたが、「フレデリック・コンスタント」は全く新しい心臓部を生み出しました。高精度でメンテナンス性にも優れるなどメリット満載なのです。

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文/篠田哲生

クラシカルな顔で最新ムーブメントを搭載

機械式時計は長い歴史と職人の技術によって生み出されていますが、一方で技術の発展も見逃せないポイント。これまではケース素材やダイヤル塗装の分野が主でしたが、ついにムーブメントも進化を遂げました!

機械式時計の心臓部であり、正確に時を刻むための根幹機構である「調速脱進機」は、17世紀中頃に完成し、それ以来、基本機構を変えずに現在まで受け継がれています。

進化しなかった理由は、機能的に十分なレベルにあり特に不便が無かったからなのですが、それでも時計師たちはもっと高精度で使いやすい調速脱進機を開発したいと願い、日夜研究を進めてきました。そしてついに「フレデリック・コンスタント」が、画期的な調速脱進機の開発に成功したのです。
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超速脱進機をたったひとつのパーツに凝縮!

従来の調速脱進機は複数の繊細なパーツで構成されていましたが、新作スリムライン モノシリック マニファクチュールでは、シリコン製単一パーツのオシレーター(発振器)を搭載しています。

機械式時計の調速脱進機の主流は、2万8800振動/時。つまり、1秒につき8振動です。しかし、このオシレーターは10倍のスピードの28万8000/時で振動するように設計されているため、これまで以上の高い精度を実現できるようになりました。しかもパーツが少ないため衝撃にも強くて故障もしにくく、さらにはメンテナンスも容易と、メリットが満載なのです。
ひょっとすると、機械式時計の歴史を変える発明になるかもしれないシリコン製のオシレーターですが、これにチャレンジしてきたのは「フレデリック・コンスタント」だけではありません。

しかし、同社のオシレーターは従来の調速脱進機とほぼ同じサイズに収めたため、それ以外の構造を大きく変更する必要がないというのが凄いところ。

さすがに猛スピードで振動するオシレーターに対応するために、歯車の数を増やしたそうですが、全く新しい調速脱進機でありながら、メカニズムやデザインまで変える必要がないのです。
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ブランドアイコンの小窓から、最新オシレーターが覗く

▲ 「スリムライン モノリシック マニュファクチュール」自動巻き、18Kローズゴールドケース(40mm)、アリゲーターストラップ。世界限定81本。198万円/フレデリック・コンスタント(フレデリック・コンスタント相談室)
事実、スリムライン モノシリック マニファクチュールは、6時位置に小窓を作り12時位置にカレンダーを配するという「フレデリック・コンスタント」の定番デザインスタイルを継承しています。
もちろん時計のサイズやデザインに対する自由度が高いので、もっとアバンギャルドなデザインにもできますし、複雑機構を加えることだって可能になるでしょう。

いうなればこの機構は、機械式時計の正常進化の中にあるということ。約300年も使われた古典機構を進化させる可能もある時計を手にする……。そんな知的好奇心を刺激する時計の誕生です。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

フレデリック・コンスタント相談室 0570-03-1988

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