• TOP
  • WATCHES
  • 「ラグジュアリースポーツウォッチ」を大解剖。その魅力と歴史

2025.10.20

「ラグジュアリースポーツウォッチ」を大解剖。その魅力と歴史

誕生から半世紀が過ぎ、腕時計のひとつのジャンルとして確立された「ラグジュアリースポーツウォッチ」。その魅力や誕生した背景を解説します。

ドレスウォッチとスポーティウォッチの長所を兼ね備えて誕生した「ラグジュアリースポーツウォッチ」。1972年、オーデマ ピゲによるロイヤル オークを皮切りに一大ジャンルとして成長しています。オンもオフも活躍してくれるラグジュアリースポーツウォッチの魅力と歴史とがわかる3記事をまとめました。

大人の男に欠かせない「ラグジュアリースポーツウォッチ」とは? その魅力と歴史

ラグジュアリースポーツウォッチ メンズ 腕時計 人気 モテる
カジュアルなスタイルで過ごす週末はもちろん、仕事や冠婚葬祭まであらゆるシーンで使える時計といえば、“ラグスポ”の略称で呼ばれているラグジュアリースポーツウォッチです。

スポーティなうえに、ケース厚が10mm前後と超薄型で付けやすく、名門ブランドのものならそのステイタス性の高さの点でも、大人ならぜひ1本は持ちたい時計のひとつです。

その誕生の経緯から現在に至るまでを解説します。
PAGE 2

オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク」は何がスゴイ!? 名品と呼ばれる理由を徹底解説!

ラグジュアリースポーツウォッチ メンズ 腕時計 人気 モテる
1972年に誕生した初代ロイヤル オークは、イタリア市場からの「週末のセーリングやドライブに使え、かつ夜の社交界でも着けられる万能な時計」との依頼から誕生しました。当時は、クオーツショックに見舞われ、機械式時計にとっては冬の時代。オーデマ ピゲは、スポーティでラグジュアリーという相反する難問に挑み、活路を見出そうとしたのです。

そうして生まれたロイヤル オークのブレスレット一体型のフラットな薄型時計というスタイルは、現在に続くラグジュアリースポーツウォッチ(通称、ラグスポ)という一大ジャンルを築き上げることになったのです。
PAGE 3

進化を続けるヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ」

1996年当時のオーヴァーシーズのAD。無数の溝があった222のベゼルから、8葉のベゼルへと変化。 ラグジュアリースポーツウォッチ 腕時計 メンズ モテる
▲ 1996年当時のオーヴァーシーズのAD。無数の溝があった222のベゼルから、8葉のベゼルへと変化。
1972年に登場したオーデマ ピゲのロイヤル オークから始まったラグスポ時計の一大ブーム。その最後のフォロワーとなったのが、77年に登場したヴァシュロン・コンスタンタンの222でした。社内での開発コードがそのままモデル名となっているのは、このモデルが創業222周年記念として企画されたから。

先行したロイヤル オークや、パテック フィリップのノーチラスが、主にイタリア市場からの強いリクエストから生まれたのと異なり、222はシンガポールを中心としたアジア市場からの要望が強かったといいます。

もうひとつ222で決定的に違うのはデザイナーです。当時のヴァシュロン・コンスタンタンは、このデザインを新進気鋭のヨルグ・イゼックに託しました。

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

登録無料! 買えるLEONの最新ニュースとイベント情報がメールで届く! 公式メルマガ

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        「ラグジュアリースポーツウォッチ」を大解剖。その魅力と歴史 | メンズウォッチ(腕時計) | LEON レオン オフィシャルWebサイト