極上のヴィンテージ時計に出会える新名所が渋谷に誕生
これまでの活動で培ったノウハウを注ぎ込んだ新店舗は、もはやヴィンテージショップを超えたスペック。まさに“温故知新”をハイクラスに実践する、ヴィンテージカルチャーの拠点となる存在です。新店舗の魅力をオーナーの江口大介さんに語っていただきました。
通をも唸らせる高級ブランドの名作がズラリ
店主・江口大介さんの希望を取り入れ、気鋭の設計事務所CASE-REAL主催の二俣公一さんが店舗設計及びインテリアデザインを手掛けたのだそう。
▲ 1960年代を中心とするスイス高級ブランドの時計が豊富に取り揃う。もちろんパーフェクトに整備されています。
▲ヴィンテージらしい美観が味わえるレクタンギュラーモデルも多数ストック。なかでもカルティエのタンクの揃いは都内屈指。
▲ 1960年代を中心とするスイス高級ブランドの時計が豊富に取り揃う。もちろんパーフェクトに整備されています。
▲ヴィンテージらしい美観が味わえるレクタンギュラーモデルも多数ストック。なかでもカルティエのタンクの揃いは都内屈指。
オーデマ ピゲやパテック フィリップなど、人気ブランドの状態の良いヴィンテージ時計にはじまり、エルメス(マルジェラ期）のレアなウエア、ティファニー及びカルティエなどのジュエリー、さらにメゾン系のバッグなど、選りすぐりのヴィンテージアイテムが揃います。
特に、時計はすべてメンテナンス済みの万全な状態で販売されていますから、ヴィンテージ初心者にもうれしい限り。この安心感が信頼を築き、時計愛好家たちから絶大な支持を得ているのです。
▲ 1階の奥にはガラス張りの商談ルームを設置。スタッフとゆったり相談しながらショッピングを楽しむことが可能です。その脇には見事な盆栽が。手を掛け調整され長年を経てきたという意味で、ヴィンテージウォッチと重なる存在です。
▲ 店舗の2階には修理工房も併設。メンテナンスやオーバーホール等は、「ECW SHOTO」のほか、吉祥寺の工房でも行われます。
▲ 1階の奥にはガラス張りの商談ルームを設置。スタッフとゆったり相談しながらショッピングを楽しむことが可能です。その脇には見事な盆栽が。手を掛け調整され長年を経てきたという意味で、ヴィンテージウォッチと重なる存在です。
▲ 店舗の2階には修理工房も併設。メンテナンスやオーバーホール等は、「ECW SHOTO」のほか、吉祥寺の工房でも行われます。
階段を上がった2階が、商品展示のメインフロア。さらに、併設された時計修理工房には能士が常駐し、修理やメンテナンスも受け付けています。
▲ メゾンのバッグやレザー小物のヴィンテージも多数取り揃える。
▲ 味わい深いヴィンテージジュエリーは女性にもうれしい。男性は時計、女性はジュエリーを選びに、カップルで来店する顧客もいるのだとか。
▲ 2階には、ヴィンテージトレンチコートをはじめ、時を経た深みを感じさせるウエアも。
▲ メゾンのバッグやレザー小物のヴィンテージも多数取り揃える。
▲ 味わい深いヴィンテージジュエリーは女性にもうれしい。男性は時計、女性はジュエリーを選びに、カップルで来店する顧客もいるのだとか。
▲ 2階には、ヴィンテージトレンチコートをはじめ、時を経た深みを感じさせるウエアも。
さらに、メンバー登録をすると一般の顧客よりも1日早く新たにラインナップされたモデルをチェックできるのだそう。運命の一本との出会いを逃さないためにも、ぜひ登録することをオススメします。
「ECW SHOTO」ではオンライン購入も可能ですが、時計はやはり、実際に目で見て腕に載せてこそ、その良さや相性を実感できるもの。そのため、江口さんは「上質な購入体験を提供したい」と考えており、基本的には来店し、納得してからの購入を勧めています。
本物を求めた時代の美と、その良さを広めていきたい
「店舗設計に“日本のバウハウス”という要素を取り入れたのは、“形は機能に従う”という彼らの理念に共感しているからです。実用的な道具として考え抜かれたアイテムは見た目も美しいことを表した言葉ですが、当店のヴィンテージ時計も、“機能美”“用の美”という目線で選んでいます。
例えば、ドレスウォッチならば華やかに装うシーンが暮らしの中にあった時代の作だからこそ、それに則したデザインがなされており、美観にも自然なリアリティが備わっています。言うまでもありませんが、ダイバーズウォッチやスポーツウォッチなどにも、その用途のための機能とデザインが備わっていますね」
「ヴィンテージ時計は、ムーブメントに関しても現代の効率的な物作りとは異なる、職人の技や工夫を感じさせる迫力があります。だから、製造から80年、90年経た今でも、しっかり整備・調整することで、日常使いが可能になるのです。そういったポテンシャルのあるヴィンテージが失われていくことはもったいないこと。良い個体を選び、しっかり整備し、次世代に渡していくことも自分の役目だと考えています。
そしてヴィンテージ時計は時代を経ている分、使い続けられてきたことによる一種のこなれ感を持つところが新品との違いですね。酸いも甘いも噛み分けた大人にこそ似合うアイテムだと思います。
また、新しいサービスとして、新店舗ではヴィンテージ時計に関する勉強会なども定期的に開いていく予定です。本物の時代の美と良さを、この店舗を起点にいろいろと広めていけたらと考えているんです」
● 江口大介（えぐち・だいすけ）
江口時計店・江口洋品店オーナー。1980年、東京都生まれ。ヴィンテージウエアのバイヤーからスタートし、古い機械式時計やアイテムの魅力に引き込まれ、専門店を吉祥寺にオープン。2024年に松濤に新店舗「ECW SHOTO」を開く。シルバーアクセサリーの職人という経歴を持ち、趣味は時計のほか眼鏡やインテリア、クルマ、ファッションなど多岐にわたる。
ECW SHOTO
住所／東京都渋谷区松濤1-28-6
営業時間／11：00〜19：00
TEL／03-5422-3070
URL／https://eguchi-store.jp/
※来店は要予約
※松濤ショップのオープンにつき、旧店舗である吉祥寺ショップでの店頭受け付けは休止中。
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