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2018.05.15

渋谷にはカルチャー発信型の“遊べる”ホテルが続々オープン!

「トランクホテル」に「ホテル コエ トーキョー」、次々オープンする個性的なホテルが、渋谷の街に新しい風を吹き込んでいます。渋谷の“遊べる”ホテル最新事情をお伝えします。

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文/長谷川あや

スマートに遊ぶことに長けた、大人の皆さんからは「何を今さら?」と言われてしまいそうですが、もはやホテルは “泊まる”だけの場所ではありません。美酒に美食、イベントなど、その過ごし方、遊び方は実に多彩です。なかでも、渋谷には、このところ個性派ホテルが立て続けにオープン中。既存のホテルも積極的に気になるイベントを開催するなど、今、渋谷のホテルは、渋谷のミックスカルチャーを牽引する存在でもあるのです!
元々建築規制条例が厳しく、大きなホテルの少なかった渋谷。2000年に「渋谷エクセルホテル東急」、2001年に「セルリアンタワー東急ホテル」ができたものの、その後は話題となるようなホテルの進出はありませんでした。それが昨年5月に開業した「トランクホテル」に続いて、今年2月には公園通りに「ホテル コエ トーキョー」ができたことで、大きくはないけれど個性的な“カルチャー発信型のホテル”が、渋谷を特徴づける新たな存在として浮上してきました。その後も次々とオープンする個性派ホテルとその新しいサービスをピックアップしてみました。

泊まれると気付かず利用する人も多い!?「ホテル コエ トーキョー」

まずはこちら、「ホテル コエ トーキョー(hotel koe tokyo)」から。今年2月、渋谷パルコパート2跡地に、「ストライプインターナショナル」が展開するライフスタイルブランド「コエ(koe)」が、“泊まれる”複合施設をオープンしたのは記憶に新しいところ。1階がイベント&飲食スペース、2階がショッピングスペース、3階が宿泊スペースとなっていて、ステイ・ファッション・ミュージック&フードの3つのキーワードを軸に、新たなライフスタイルを発信しています。ホテル然としない、ガラス張りのスタイリッシュな建物の中はいつも賑わっていていますが、“泊まれる”と気付かずに利用している人も多いのではないかと。
2階の「koe 渋谷店」のスペースでは、アパレルのほか、渋谷らしいポップな雑貨を販売。営業システムも独特で、セルフ&キャッシュレスレジのスマートレジを導入することで、21時から閉店の23時までは無人営業を実施しています。つまり、食事の後でもイベントの後でもお買い物ができてしまうというわけです。静まり返った夜更けの店舗でショッピング、楽しくないわけがありません。買いすぎ注意です!
1Fの「koe lobby」で食べられるメニュー。koeラーメンは写真上段中央。
1階のイベントスペース「koe space」では、週末にはゲストDJを招いて、DJナイトを開催。“ネクストブレイク”の視点で集められたアーティストのほか、若い頃に渋谷で遊んでいた大人たちに向けて大人世代でも楽しめる大御所アーティストが登場することも。開放的なスペースで行われるイベントは、食事をしながら音楽を楽しむことができます。クラブはちょっと抵抗があるという彼女を、ヘルシーな夜遊びに誘い出してみるのもありかと。夜遊びの締めには、飲食スペース「koe lobby」で提供している、「koeラーメン」がおすすめ。パクチーとライムの風味がさわやかな、飲んだ後にも罪悪感なくいただけるラーメンは、女子受けも良さそうです。

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本格派の串焼きを庶民価格で楽しめる「トランクホテル」

都心のホテルのイメージを一新した「トランクホテル」

2017年5月、キャットストリートからほんの少し坂を登った、穏田神社の真横にオープンした「トランクホテル(TRUNK(HOTEL))」は、オープン以来、東京の新しいカルチャー発信基地として、多方面から注目を集めているホットなスポット。欧米からのゲストも続々と詰めかけています。
コンセプトは、渋谷という地域に根ざした、等身大の社会貢献を意味する“ソーシャライジング”。Wi-Fiや電源を備えた、1階の「TRUNK(LOUNGE)」で、ノマドワーカーがパソコンを広げている光景は、今では同ホテルの「日常」風景です。随所に使われている、古い日本家屋の廃材や木材、ヨットの帆で作ったクッションなど、ホテルのコンセプトを存分に感じることのできる空間も“らしさ”を発揮。夜には、DJイベントなど、気になるイベントも開催されているので、ぜひチェックしてみてくださいませ。
メインダイニングにあたる「TRUNK(KITCHEN) 」のほかに、飲食施設として、渋谷のソウルフード「串焼き」が楽しめる「TRUNK(KUSHI)」を備えているのもおもしろいところ。渋谷の肉文化を牽引する老舗「炭火焼肉ゆうじ」の店主、樋口裕師氏が監修を手がける同店は、ホテル価格ではなく、渋谷価格。ビールケースを椅子代わりに使ったり、コースメニューの名前が、「猫道」、「隠田」、「神宮」など、エリアに由来しているのも心憎いところ。今どきのホテルに併設された、昭和の雰囲気を持つ串焼き店はデート使いにも重宝すること間違いなしですよ。
そうそう、夏季限定で、「TRUNK(KITCHEN)」内のテラス席にビアテラスもオープン中です。シンボルツリーであるケヤキの木が特徴のパブリックテラスを望むビアテラスでは、こだわりのクラフトビールやフードも楽しめ、この夏の大人の格好の遊び場になりそうです。

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地域の魅力を発信するホテル「ターンテーブル」

ゲスト同士のコミュニケーション活性化を目指す「ザ・ミレニアルズ」

「ザ・ミレニアルズ渋谷」の「スマートポッド」(客室)。
“ソーシャライジング”という面では、3月に、公園通りにオープンした「ザ・ミレニアルズ(The Millennials)渋谷」は、“社交”をフィーチャーしています。
名前のとおり、ミレニアル世代(1980年以降生まれ)に向けた、最先端のカプセルホテルという位置付けですが、共用部はゲスト同士のコミュニケーションが生まれる空間になっていて、自慢のコワーキングスペース「アンドワーク(andwork)」は、年齢層問わず、利用価値大。ゲスト以外のウォークインの利用も可能(1時間800円、1日3000円。宿泊のゲストは無料)で、ホテル内の共用部として備えているセルフキッチンの使用や、夕方のフリービールのサービスまで受けられちゃいます。別料金にはなりますが、シャワーの利用や客室の昼寝もOK。渋谷でちょっと時間が空いたときや、気分を変えたいときのオフィス代わりとして重宝します。
「ターンテーブル」の外観。
2月に、京王井の頭線神泉駅近くの“奥渋谷”にオープンした「ターンテーブル(TurnTable)」は、オーベルジュ型アンテナショップという、これまた、これまでになかった形態の宿泊施設。徳島県の魅力を発信することを目的に作られた、レストラン、マルシェに宿泊設備をもつ複合型施設です。

1階、2階、5階スイートにはアーティストによる徳島を象徴する壁画が描かれ、レストランや1階のバルスペースの床、テーブルは徳島で直接切り出された木材を多用しています。
そのレストランでいただけるのは、もちろん徳島県産食材を使用したメニューたちで、その日届いた食材によって内容を決定するというのも特徴です。朝7時半からは旬の食材のおかずが並ぶビュッフェスタイルの朝食を提供。もちろん宿泊者以外も利用できます。出勤前のパワーチャージスポットとして、覚えておいて損はないはず! 新鮮な野菜をはじめ、徳島の旬が購入できる、マルシェも楽しそうですよ。
3月に渋谷・神南にオープンした「ホテルエミット渋谷(HOTEL EMIT SHIBUYA)」は、シダックスグループが新事業として受託運営を行っています。「ACME furniture」の家具を用いた、米西海岸をイメージした内装が特徴で、ホテル内のカフェレストランの朝食は宿泊者専用ですが、ランチ・カフェタイムは宿泊者以外も利用可能。Wi-Fiとコンセントが使え、また、貸し会議室もあるので、ビジネスシーンでも活用できそうです。

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渋谷で大人の夜を演出してくれるセルリアンとエクセル。

既存のホテルも大人のための遊び場を用意

「セルリアンホテル東急」で開かれる「BELLOVISTO Sweet Thusday」の様子。
個性的なホテルが続々と誕生する流れを受けてか、既存のホテルもその特性を生かして趣向を凝らしたイベント、メニューを積極的に展開しています。

国道246号沿いにそびえる「セルリアンタワー東急ホテル」では、40階のバー「ベロビスト」にて、毎月第2木曜の夜に「BELLOVISTO Sweet Thursday」を開催。極上のジャズ、この日のためだけのオリジナルカクテルを用意し、大人のための遊び場を提案しています。
今年結成50年を迎えるスタイリスティックスが一夜限りのミュージックイベントを開催。
また、6月27日(水)には、バラードからディスコナンバーまで、数々の名曲を世に送り出しているヴォーカルグループ「スタイリスティックス(THE STYLISTICS)」を招き、セルリアンタワーボールルームにて、一夜限りのミュージックイベントを実施。食事は、3プレートのコースメニューで供されるので、腰を落ち着けて食事が楽しめます。美食に舌鼓を打ったあとは、ダンスフロアで思い切り弾けてください!
「渋谷エクセルホテル東急」の25階のレストラン「ア ビエント」からの夕景。
大人の夜のスタートには、渋谷駅直結の「渋谷エクセルホテル東急」の25階のレストラン「ア ビエント」のナイトビューセットも鉄板かと。エントランスからメインダイニングに続くアプローチのエリア“ベルビュー”は、カップル向けの横並び席。地上100mからの夜景が眼下に、ドラマティックなアペが楽しめます。渋谷を象徴する「渋谷スクランブル交差点」を臨む5階の「エスタシオン カフェ」で待ち合わせをして、夜の渋谷に繰り出すのも悪くない選択です。
「渋谷ホテルえん」は多様な日本文化の要素を取り入れたホテルとして外国人観光客に人気。
「欧米のデザイナーズホテルに日本や渋谷ならではの文化を取り入れたデザイン」というコンセプトで、2016年にオープンした「渋谷ホテルえん(Shibuya Hotel EN)」は、「漫画(MANGA)」、「手ぬぐい(TENUGUI)」、「北斎 赤富士(Hokusai Red-Fuji)」など、各階で異なる“和”を演出。併設している「インクレディブル グリル&バー」は宿泊者以外も利用でき、イベント、パーティーも定期的に開催しています。外国人観光客に大ウケのキッチュな雰囲気、のぞいてみてはいかがでしょう?
「渋谷ホテルえん」のレストラン「インクレディブル グリル&バー」。

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この秋は渋谷から代官山にかけて新ホテルが2軒オープン。

この秋にはさらに新しいホテルが開業

「渋谷ストリームエクセルホテル東急」のロビーフロア予想図。
なお、今秋、旧東横線渋谷駅跡地に誕生する複合施設「渋谷ストリーム」には「渋谷ストリームエクセルホテル東急」が開業予定です。177室のゲストルームはヴィンテージモダンを表現した独創的なデザインと機能性を組み合わせた空間を提供。国内外から訪れる人々や渋谷に集うクリエイティブワーカーの感性を刺激し、「心躍る非日常への扉」を感じさせるホテルとして渋谷の新しいカルチャーを発信するホテルを目指します。
「マスタードホテル 渋谷」のエントランス部分予想図。
また、不動産や建築、レストランやベーカリー、ギャラリーやスタジオなど場のプロデュース・運営を行っている「THINK GREEN PRODUCE」もホテル業界進出を発表。この秋、渋谷区東に、「街を楽しむための場」をテーマとした新ホテル「マスタードホテル 渋谷(MUSTARD HOTEL SHIBUYA)」を開業します。
カルチャーの発信地として、人と人の交流が生まれる場として、ホテルの新たな役割がクローズアップされるなか、渋谷はその潮流の最先端にあるといっていいでしょう。渋谷の、いえ、日本の最新のミックスカルチャーを体感したいなら、今、行くべき場所は渋谷のホテルです!
◆ホテル コエ トーキョー(hotel koe tokyo)
住所/東京都渋谷区宇田川町3-7
http://hotelkoe.com/

◆トランクホテル TRUNK(HOTEL)
住所/東京都渋谷区神宮前5-31
https://trunk-hotel.com

◆ターンテーブル(TurnTable)
住所/東京都渋谷区神泉町10-3
www.turntable.jp

ザ・ミレニアルズ(The Millennials)渋谷
住所/東京都渋谷区神南1-20-13
https://www.themillennials.jp/

ホテルエミット渋谷(HOTEL EMIT SHIBUYA)
東京都渋谷区神南1-8-11
https://www.hotelemit-shibuya.jp/

セルリアンタワー東急ホテル
住所/東京都渋谷区桜丘町26-1
https://www.tokyuhotels.co.jp/cerulean-h/

渋谷エクセルホテル東急
住所/東京都渋谷区道玄坂1-12-2(渋谷マークシティ内)
https://www.tokyuhotels.co.jp/shibuya-e/

渋谷ホテルえん(Shibuya Hotel EN)
住所/東京都渋谷区円山町1-1
https://www.shibuyahotel.jp/

渋谷ストリームエクセルホテル東急
住所/東京都渋谷区渋谷3-21-3(渋谷ストリーム内)

マスタードホテル 渋谷(MUSTARD HOTEL SHIBUYA)
住所/東京都渋谷区東1丁目(渋谷代官山RプロジェクトB棟内)
https://mustardhotel.com/

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