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2018.01.01

2018年の初旅は、日帰りで“東京都の離島”に行っちゃう!?

新年明けましておめでとうございます。今年の初旅の行き先は、もう決めましたか? ふだん忙しいおふたりでも日帰りで満喫できる絶好のデスティネーション、それは伊豆大島。1月からは椿の花が色とりどりに咲く、東京都下の「別世界」にトリップしてみませんか?

CREDIT :

取材・文/和田真由子

北風をよけてコートの衿に顔をうずめ、ビル街の待ち合わせ場所へと足早に急ぐ……。そんな都会の冬に飽きてきたなら、一日だけでもオフを取り、都会を脱出して「東京都の離島」に行ってみませんか?
 
行先は東京から南に約120㎞、房総半島と伊豆半島のほぼ中間の海に浮かぶ「伊豆大島」。高速船で竹芝から約1時間、プロペラ機なら調布からわずか25分。離島ならではの大自然とゆったりした空気が待っていますよ。

神秘的な「裏砂漠」で、別世界感覚のハイキング

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画像提供/伊豆大島ナビ
朝9時半、調布からプロペラ機でわずか25分の伊豆大島に到着したら、早速レンタカーに乗り換えて、いざ冒険のスタート!

「大島一周道路」を時計回りに30分ほどクルマを走らせると、三原山からの大量の火山岩・火山灰によって形成された「裏砂漠」エリアに。大島一周道路から「月と砂漠ライン」という幻想的な名前の小道に入り、駐車場から800mほど歩けば、見渡すところ人工物やさえぎる物が何もない砂漠にたどり着きます。その広大で圧倒的な別世界感、異次元感は、息を呑むほど。
 
月面かSF映画の世界のように荒涼とした風景のなかで、強風に吹かれながら寄り添えば、この世界に自分たちふたりきりしかいないような感覚に陥るかも!

■ 裏砂漠

所在地/東京都大島町泉津原野
 
URL/http://oshima-navi.com/urasabaku/

※自然保護のため、車で裏砂漠への乗り入れは不可。
「月と砂漠ライン」行き止まりにある駐車場を利用のこと。

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■ 港鮨

名物「べっこう寿司」ランチに舌鼓

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画像提供/伊豆大島ナビ
砂漠の異空間を堪能したあとは、島のごちそう的な郷土料理「べっこう」はいかが? 地物の新鮮な白身魚を青唐辛子のピリ辛ダレでヅケにした、べっこう色のお寿司は、島にはないワサビの代わりに島特産の辛みの強い青とうがらしを醤油ダレに漬け込むため、独特の爽やかな辛さがアクセントに。何個でもペロリといけてしまう、ヤミツキになる美味しさです。
 
波浮港や「踊子の里資料館」にも近い「港鮨」では、この「べっこう握り」や「地魚握り」(ともに1750円)のほか、ダイナミックな「伊勢海老天丼」(伊勢海老の味噌汁付き、2950円)なども絶品。海鮮ランチで海の恵みを余すところなくいただけば、幸福感でお腹も胸もいっぱいに。地元の人にも人気のお店なので、事前の予約をオススメします。

■ 港鮨

住所/東京都大島町波浮港1
営業時間/11:30~14:00、17:00~21:00
定休日/火曜
 
URL/http://oshima-navi.com/gourmet/

予約・お問い合わせ/☎04992-4-0002

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■ 浜の湯

オーシャンビューの絶景混浴温泉で、大自然のエネルギーをチャージ

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画像提供/伊豆大島観光協会
おなかが落ち着いたら、元町港からほど近い長根浜公園内にあり、オーシャンビューが満喫できる公共の露天風呂「浜の湯」へ。昭和61年の三原山の噴火で湧き出した温泉を活用した施設で、背景には三原山、正面には大海原と伊豆半島が広がります。爽やかな青い空と海を眺めながら仲良く温泉に浸かれば、三原山のエネルギーを心身にチャージ&リフレッシュできそうです。

■ 浜の湯

所在地/東京都大島町元町字トンチ畑
 
営業時間/13:00~19:00
定休日/無休(天候により休業・時間短縮あり)
※混浴のため要水着(無料レンタルあり)。内湯なし、湯上がり用のシャワーあり。

URL/http://www.izu-oshima.or.jp/work/look/

お問い合わせ/☎04992-2-2870
 
●料金/大人300円

■ マシオ

島特産の「生椿油」マッサージで、とろとろに❤︎ゆるんでみる

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画像提供/伊豆大島ホテル&リゾート マシオ
彼女にオススメなのは、島特産の「生椿油」を使用するマッサージ。元町港から島の中央部に向かってクルマで坂道を上っていくと、深い緑に囲まれた山の中腹に、小さなリゾートホテル「マシオ」が現れます。

洗練されたディナーや客室も素敵なのですが、日帰りの今回は、伊豆大島ならではのリラクゼーション「椿オイルトリートメント」を。指圧の様な力強さのあるオイルマッサージで、頭皮から手足まで全身をほぐしてくれます。使用される椿油は島外では入手困難な、火入れ前の『生の椿油』。独自の精製法でじっくり濾過したこだわりのナチュラルオイルは、べとつかずサラサラした使い心地で、ハリ・ツヤのあるしっとり柔らかな肌へ導いてくれますよ。

■ マシオ

住所/東京都大島町元町大洞 492-1
営業時間/13:00〜21:00
 
URL/http://www.mashio.com/relaxation.html
 
予約・お問い合わせ/☎04992-2-7317
 
●料金/「椿オイルトリートメント」(60分)1万800円(90分)1万4040円(要予約)

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■ 島京梵天

レトロな“たい焼き古民家カフェ”で、まったりティータイムを

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画像提供/島京梵天
日帰りショートトリップもそろそろ終盤。午後のティーブレイクは、波浮港近くの坂の上、石蔵や石畳が古くからの港町を思わせる情緒たっぷりの路地にたたずむ、築120年の古民家たい焼きカフェ「島京梵天」で。
 
コチラでは通常の小豆あんの他に、軽食感覚の「酵素玄米トマトリゾットたい焼き」や、きれいな緑色ともちもち感が楽しい「冷やし明日葉たい焼き」などの変わり種も味わえます。レトロなソファーでくつろぎながら、香ばしい羽根付きたい焼きやドリンク(コーヒーやチャイなどの他、ビールや純米大吟醸も)をいただいても、帰りのおやつ用にテイクアウトしてもいいですよ。
美味しいたい焼きを手に入れたら、15時半の調布行きのフライト(または熱海行きの高速船)に間に合うように空港へ。伊豆大島への上陸から約6時間、朝から駆け足で島をめぐってきましたが、東京とはスケールの違う大自然や、山海の美味しい食材、離島らしいのんびりした空気に、日帰りとはいえ心身ともにリフレッシュできたはず!

■ 島京梵天

住所/東京都大島町波浮港6
営業時間/11:00〜17:00
定休/月曜・火曜
 
URL/http://www.tokyovoneten.com/cafe.htm
 
予約・お問い合わせ/☎04992-4-1567
 
●料金/たい焼き(各種)160円~280円

TRIP DATA

飛行機(新中央航空)
(行き)9:00調布空港発、9:25大島空港着
(帰り)15:35大島空港発、16:00調布空港着
URL/https://www.central-air.co.jp/timetable.html
(2018年1月31日までの時刻表)
 
●料金/往復運賃22000円
 
高速ジェット船(東海汽船)
(帰り)15:30大島・元町港発、16:15熱海港着
URL/http://www.tokaikisen.co.jp/time_price/
(2018年4月8日までの時刻表)
 
●料金/片道運賃4400円

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