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2025.09.07

「マリーナベイ・サンズ」世界最長・天空の楽園プールはやっぱりスゴかった!

ゴージャスなホテル、個性的なホテルが林立するシンガポールですが、一番有名なホテルといえば、やはり「マリーナベイ・サンズ」では? 屋上にある、あの世界一有名なプールは宿泊ゲストだけが入れる天空の楽園。同ホテルに宿泊したらぜひ体験したいことをご紹介します!

BY :

文/長谷川あや
CREDIT :

編集/森本 泉(Web LEON)

マリーナベイ・サンズ シンガポール WebLEON  LEON

インパクト絶大な3つのタワーをつなぐ空中庭園「サンズ・スカイパーク」

シンガポールに女性と旅に出かける──。あまりピンとこないですか? いや、これが意外とおすすめなんですよ! イギリス植民地時代に、アジア各地への中継流通拠点として栄えたシンガポールは、今なお東南アジアをはじめ中国、インドなどさまざまな文化が交じり合った刺激に満ちた土地。食文化も独自の発展を遂げており、食いしん坊にとって楽しいことこの上なし。

何よりシンガポールと日本との時差はわずか1時間。老体にもやさしいです(笑)。それでいて、アジアの躍動を感じられるのもいんですよね。そして、清潔! チューインガムの製造・販売・持ち込みが禁止されているくらいなので、きれい好きの女性も旅行しやすいと思います。
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▲ 2010年にグランドオープンした「マリーナベイ・サンズ」。構想がスタートしたのは2005年当時、低迷していた観光客数の増加を目指したシンガポール政府はカジノを併設する統合型リゾート(IR)の導入を許可。そのライセンスのひとつラスベガス・サンズ社に与えられ、着工に至りました。
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旅の充実度を左右するホテルも充実のラインナップ。誰もが耳にしたことがある国際的なチェーン系もあれば、「ラッフルズ シンガポール」のようにシンガポールから発展していったホテルブランドなど多種多彩です。

そんななか、シンガポールを象徴する施設といえば、「マリーナベイ・サンズ」。3つのホテルタワー、そしてその上の高さ200mのところには、3つのタワーをつなぐように空中庭園「サンズ・スカイパーク」が乗っかっています。そのインパクト絶大なデザインは、一度見たら忘れるのが難しいくらい。高層ビルが建ち並ぶシンガポール中心地といえど、ほとんどの場所から目にすることができるランドマークofランドマークです。
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▲ 3つのメインタワーは、ユニークなインフィニティプールを備えた空中庭園「サンズ・スカイパーク」でつながっています。
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そもそもですが、「マリーナベイ・サンズ」は、シンガポール中心部・マリーナベイ地区に、2010年に開業した統合型リゾート。ホテル、ショッピング、エンターテインメント、グルメ、ビジネス利用者向けの会議施設を取りそろえていて、敷地から出ずとも余裕で生きていけます(笑)。シンガポールに来たからには、「一度は泊ってみたい!」という人も多いんじゃないでしょうか。

筆者はこれまで何度かシンガポールには足を踏み入れていますが、この夏、初めて「マリーナベイ・サンズ」に宿泊する機会を得ました。そこで、同ホテルに泊まるからには、ぜひ体験したいことをご紹介しましょう。

世界で最も有名なインフィニティプールは全長150m!

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▲ 当たり前といえば当たり前ですが、インフィニティプールの雰囲気は、朝、昼間、夜と全然ちがいます。とにかく隙あらばプールに行くべき。実際、このプールに入ることを目的に「マリーナベイ・サンズ」に泊まるという人は少なくないと思います。
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▲ 夜のプールはこんな感じ。
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飛行機の関係で深夜にチェックインした筆者が、朝、真っ先に足を運んだのは、最上階のサンズ・スカイパークにあるインフィニティプール。世界で最も有名なプールといっても過言ではないこちら、宿泊者専用なんですよ。この貴重な機会、気合を入れて利用するしかありません。そのプールを目の前にして実感したのは、高さもすごいけれど、長さもすごいといことです。なんと150m! 世界最長の屋上プールだそうです(そりゃそうだ)。

「人が少なそうな、朝のうちに行ってがっつり泳ぐぞ!」と、プールがオープンする6時ちょっと過ぎに出向いたのですが、すでにけっこうな人で賑わっていました(といっても日中や夜に比べれば俄然空いています)。
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▲ アクアフィットアクティビティなるものにも参加。朝からみなさんノリノリです。
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▲ スカイデッキで行われる「サウンドマディテーション」は、シンギングボウルなど、さまざまな楽器が奏でる音を聴きながら瞑想する、人気アクティビティ。
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天空のプールに入りながら見渡すシンガポールの街並み──、たまりません。スペクタクルな夜景も必見です。彼女と盛り上がりたいなら、プールの近くにある、ムーディなジャグジーへ。数が少ないので熾烈な争いになりますが、ぜひ争奪戦に勝利してください。そんなわけで、滞在中は、隙あらば水着になり、プールに通っていました。やりとげた感でいっぱいです。あの浮遊感、クセになります。
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▲ 夜、ジャグジーからの眺め。未来都市感が漂っています(笑)
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肝心の客室は、開業15周年目を迎え、今年5月、大規模なリニューアルを完了。これまで2561室あった客室を1850室とし、スイートの数を増やしました。そして、今回のリニューアルの目玉として、新たなカテゴリー「ザ・パイザ コレクション(The Paiza Collection)」(370室)が誕生。早い話がバトラー付きのゴージャスな客室なのですが、全室スイートで、370という客室数に対して、160人もの専任バトラーが常駐しているのだとゴージャスの極み。
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▲ 大規模リニューアルで、新たにお目見えした、「ザ・パイザ コレクション(The Paiza Collection)」の客室。
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筆者含め日本人はバトラーサービスを利用するのが苦手な人が多いといいますが、レストラン予約、送迎手配、荷解きや荷造りなど、この際、気軽にお願いしちゃいましょう。予約が取りにくいレストラン予約をリクエストしてみるのもいいかと思います。

「ザ・パイザ コレクション」カテゴリー以上のゲストが利用できる、55階のラウンジでは、ブランチやアフタヌーンティーなどをサーブ。夜はジャズ演奏が流れるウイスキーバーと化します。55階のエレベーターが開いた瞬間、海と高層ビル、そして鮮やかなグリーンが目に飛び込んでくるエクスクルーシブ感もたまりません。

隣接地に超高級リゾートホテルとエンタテインメント施設を開設

実は今回、筆者がシンガポールに行ったのは、「マリーナベイ・サンズ」の親会社であるアメリカのラスベガス・サンズが手がける新たな超高級リゾート開発の着工式を取材するためでした。
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▲ 華々しく開催された、超高級リゾート開発の着工式の様子。超高級リゾートの最上部分は地上245メートルとなる予定。で、今回も屋上にプールを設置するそうです。
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80億米ドル(約1兆1,800億円)を投じ、「マリーナベイ・サンズ」の隣接地に、超高級リゾートホテルとエンタテインメント施設を作るという計画なのだとか。プロジェクトの中心となる570室のスイートルームを備える55階建のホテルタワー。最上階には約7200㎡のスカイループを設ける計画だとか。
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▲ 超高級リゾートの完成予想図。開発計画の目玉は全570室の高級ホテル。そして、もうひとつ1万5000席規模のアリーナがお目見えするというのも気になるところです。設計は関西国際空港や神戸スタジアムなどを手がけた、「ポピュラス(POPULOUS)」のアンドリュー・トゥーレン氏。
内装など詳細のデザインは、現段階では未定とのことですが、また、度肝を抜くようなデザインになると思われます。華々しく開催された着工式にはシンガポールのローレンス・ウォン首相も参加。国を挙げたプロジェクトだということが使わってきました。
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既存の「マリーナベイ・サンズ」だけでもひとつの街感が炸裂しているのに、よりラグジュアリーに寄せた、新しい街が誕生するとは──! 完成は2030年、開業は2031年を予定しているそうです。まずは今のタイミングで「マリーナベイ・サンズ」にステイし、完成後のタイミングで今度は全室スイートの新しいホテルに泊まる──、数年プランの、壮大でラグジュアリーなシンガポール旅、計画してみてはいかがでしょう?
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マリーナベイ・サンズ(ホテル)

住所:10 Bayfront Avenue, Singapore 018956
サンズ・プレミアルームの料金:1泊SGD700~
※空室状況や時期に応じて料金が変動します
HP/https://jp.marinabaysands.com

長谷川あや WebLEON

● 長谷川あや

群馬県生まれ、18歳まで前橋で過ごす。サッカー誌の記者を経て、フリーランスライターに。現在は、ホテル、旅、飲食、インタビュー記事などライフスタイル系を中心に執筆をしている。宝物は、11歳になる愛犬(ミニチュアダックスフンド)。趣味はミュージカル観劇で、海外を含め、遠征をいとわないミュージカルおたく。目下の悩みは、老いとともに美味しいものが大好きなのに食べられる量が減っていることと、代謝量の低下、老眼の進行。

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