大人のしっぽり温泉デートは「城崎にて」が正解です！

シーズンを終えたところでしたが、川沿いには多くの桜が花を咲かせて美しい景色を見せてくれます。

「御所の湯」は京都御所を模した優雅な造り。中は檜風呂と岩風呂からなる大浴場。外国人率高し。

「一の湯」は桃山方式の歌舞伎座を思わせる豪奢な建築で、街の中央に位置し、城崎温泉の象徴ともいうべき外湯。

ロビーからは、見事に手入れされた日本庭園が見渡せる。

部屋の大きな窓の向こうには、苔むした緑に映えるしゃくなげの花が咲いていた。

伝統的な日本家屋の美しさと大正ロマンの趣を併せもつロビーラウンジ「青月盧」。

端正に手入れされた日本庭園を歩くと、昔の日本にタイムスリップしたような気分に浸れる。

「囲炉裏ダイニング」の席は、囲炉裏を囲んでロの字型に置かれ、どの席からも料理人のパフォーマンスを楽しむことができる。

料理長の中安伸一氏(右）は、辻調理師専門学校を経て、西村屋へ。その後各地で研鑽を積んで、さんぽうの料理長に就任。

「季節の前菜三種盛り」。上から、うすい豆胡麻豆腐、右が、津居山産ホタルイカとウルイの酢味噌、左は、竹野こんにゃく 春菊の白和え。

椀物は、バイ貝とワカメの真蒸。

お造りは、香住産サワラの藁燻し、カツオ 神鍋高原の山葵と、海苔ジュレ 今しぼり醤油。サワラが想像を絶する美味さ！

魚料理は、神鍋鱒と春野菜のふき味噌竹皮焼き。

肉料理は、但馬牛ヒウチ 神鍋の竹炭衣焼き、炭火焼き野菜、今しぼり醤油醪と琴引浜の塩。上にはアスパラとルッコラの花が。

飯物は、今しぼり醤油の糀、三十八穀米の焼きおにぎり。

さらに、日本古来の在来品種である赤花蕎麦も。

甘味は、豊岡産苺のプリン 美方大納言小豆。酸味がさわやか～。

こちらは、ランチの「季節の海鮮 蟹山椒御膳 三十八穀米ご飯」 2300円(税別）。他に、味噌汁、煮物、サラダ、香の物、赤米甘酒がついてこのお値段！

神鍋高原の麓にある「北村わさび」。ミネラル豊富な湧水がこんこんと湧き出て、わさび栽培には絶好の地。昔ながらの伝統製法で手間暇かけて育てています。

3代続く「神鍋田村養鱒場」は神鍋山の麓で湧水を使ってニジマスなどを育てている。湧水は低温で水質も安定しているので、健康で美しい鱒が育つそう。

四季を通じて20種以上の野菜を有機栽培する「ナカツカサファーム」の野菜。採りたてをそのまま食べさせてもらったけれど、どれも甘くて美味しい！

但馬の地で約120年の歴史をもつ「大徳醤油」。醤油を仕込んでいる木桶には蔵特有の微生物の生態系ができており、それが醤油の味に個性を与えているのだそう。

ホテルのラウンジのような高級感溢れる「サロン」。椅子も座り心地良し。

彼女と一緒にお互い宛に手紙を書いてみたりして。ぐふぐふ。

食品から工芸品まで、地元産にとことんこだわったセンスの良い商品が並ぶ。

こちらが「朝倉山椒と紅ずわい 蟹山椒」(70g)1185円(税別）。しっとりして旨みが凝縮されてます。

こちらはジャパニーズの「吟月」。開放感いっぱいの和のくつろぎが得られます。

森に包まれながらの入浴は心落ち着く時間です。彼女と一緒に大人な時間をお過ごしくださいませ。

スパークリングワインは飲み過ぎに注意。風呂の中はアルコールの回りが早いですよ。