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2021.04.24

【第8回】三輪記子(弁護士・タレント)

ついにアノ「美人(!?)鬼嫁」登場! 想像を超えた夫婦関係がいま明らかに!!

世のオヤジを代表して作家の樋口毅宏さんが今どきの才能溢れる美人に接近遭遇! その素顔に舌鋒鋭く迫る連載。第8回目のゲストは、樋口さんのパートナーでもある弁護士の三輪記子さん。本業の弁護士業務に加え、「情報ライブ ミヤネ屋」「アッコにおまかせ!」など人気情報番組でコメンテーターもつとめる売れっ子文化人です。

CREDIT :

写真/椙本裕子 ヘアメイク/伊藤歌苗 文/井上真規子

『さらば雑司が谷』『タモリ論』などの著書で知られる作家の樋口毅宏さんが、才能のある美しい女性の魅力を掘り出す連載対談企画「樋口毅宏の手玉にとられたい!」。

第8回のゲストは、弁護士の三輪記子(ふさこ)さん。ご存知の方も多いと思いますが、実は樋口さんのパートナー、奥様でもあります。東京大学法学部を卒業後、2010年に弁護士資格を取得。2021年には「三輪記子の法律事務所」を開設し、本業に打ち込む一方、さまざまな社会問題に切り込む弁護士コメンテーターとして、情報番組でも活躍中です。

4月には三輪さんの初めての著書『これだけは知っておきたい男女トラブル解消法』が発売。今回の対談では、新著執筆の舞台裏から、おふたりの赤裸々な馴れ初め、育児や夫婦の価値観、ジェンダーギャップ、社会問題まで、タブーなしで語り尽くして頂きました。 令和にふさわしい新時代の夫婦像を体現する、樋口・三輪ワールドへようこそ!
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「処女作上梓、おめでとうございます!」(樋口)

樋口毅宏(以下:樋口)
今回はこれまでで一番の美女がきてくれました! 緊張しています! そして、洗濯や掃除が立て込んで今日はちょっと遅れてしまいました。申し訳ありません。まずは、処女作上梓おめでとうございます。いい本になってよかったね!

三輪記子(以下:三輪)
ありがとうございます。私も楽しみにしてきました!

樋口 『これだけは知っておきたい男女トラブル解消法』というタイトルの通り、男女のトラブルに対して、法律家の目線で解決法を提示した本。女性にとっては本当に心強い一冊になっていると思います。帯の「女の子が生きていくときに、覚えていて欲しい法律のこと」という見出しもいいなと。名物書店員の新井見枝香さん(新人ストリッパー兼業)が絶賛していましたよ!

三輪 本当に!? うれしい……。この本は、人と対等な関係を築くために必要な部分の基礎を整える手助けになればと思って書きました。弁護士の仕事をしていく中で、その部分が整ってないことで苦しんでいる女性をたくさん見てきたので。
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樋口 ジェンダーギャップはまだまだ残っていますからね。それにしても本を書くって大変でしょ?

三輪 本当に! 原稿は毎週1~2本ずつ書く予定だったけど、結局、溜めてしまって年末年始に一気に書きました。ゲラ(校正刷り)が出るまで内容も不安だったけど、初めに樋口さんに読んでもらって、良かったと言われたのでホッとしました。

樋口 追い込まれないとやらない性格だからね。ゲラは僕が読んだあと、記子はしばらく読まないで放置していたんです。後日、取りに来た担当編集さんの顔がマスク越しに引きつったのがわかりましたよ(笑)。まだ、読んでないの!? って。

三輪 樋口さんは人が書いたものに対して厳しく言うじゃない? だから何を言われるかと思っていたけど、いいって言われて安心しちゃって(笑)。しかも結局、あれから3回ぐらい直して、念校も直しちゃいました。編集さん、ごめんなさい!

樋口 うわ~! それご法度だよ。印刷所に土下座だよ。
三輪 す、すみません。あと、本の「おわりに」で、修習時代にお世話になった先生方に向けてお礼を書いたんですけど、一番最後のところにその当時付き合っていた彼氏にフラれたけど修習担当の先生が優しくしてくれたっていうエピソードを入れたら編集さんに「これは関係ないので、いりません」って削除されてしまって……。

樋口 まだ当時の彼氏のことを引きずっているのか(笑)、 家でもよく話に出てくるけど。僕も編集者だったら「何こいつ、いきなりいい思い出に浸ってんだ!」って思いますよ。

三輪 念校では「こんな世の中って、ひどいですね」みたいに皮肉っぽい書き方をしていた部分を、「いい世の中にしていきましょう!」というようなポジティブな文章に変えました。読んでくれた人が勇気づけられたり、前向きになるような文章になるようにしたくて。

樋口 いいと思います。文章は本当に人柄が出ますから。いつも前向きでいたいと思っている記子の内面がよく出ていますよ。それにちゃんと間口を広く、敷居も低くしていて平易で読みやすいのもいいと思いました。
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「タモさんも、さんまさんも、たけしさんも、みんな影響しあって今があるんだってわかって、泣けてきて」(三輪)

樋口 この辺で、まずは僕たちふたりの馴れ初めを紹介しておこうかと思います。記子が僕の本の『タモリ論』を読んで号泣したっていうツイッターの書き込みから始まったんだよね。

三輪 そう、あの頃、私はすごく自信を喪失していて。私は2013年に弁護士の傍ら「週刊プレイボーイ」のグラビアに出て、その夏に松竹芸能に入ったんですが、それからずっとマネージャーさんにめちゃくちゃ怒れられていて。どういう番組に出たいか聞かれて「『アメトーーク!』です」って答えたら、「どれだけ出るの大変だと思ってるんや! なめてんのか!」って言われたり(笑)。『タモリ倶楽部』とか『徹子の部屋』とかも出たいって言ってて。

樋口 あのね、『徹子の部屋』とか一番出るの難しいよ!

一同 笑

三輪 テレビ局のプロデューサーさんにも下世話なトークをしたり、松竹の飲み会でも下ネタを話したりして「文化人を入れたと思ったのに、なんでこんなんなんや!」って怒られて。飲み会では盛り上がるのにテレビに出たら喋れないこととかも、グチグチ指摘されてましたね。

樋口 深夜番組向けタレント弁護士ですね。
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三輪 それで自信喪失している時に、『タモリ論』が品川駅に売っていて、新幹線に乗る前に買って車内で一気に読んだんです。「作者は『さらば雑司ヶ谷』を書いた人なんだ」って思って。その時『さらば雑司ヶ谷』は読んだことなかったんですけど、水道橋博士がブログで紹介していたので樋口毅宏という人は薄ら知っていて。
そしたらタモさんも、さんまさんも、たけしさんも、みんな影響しあって今があるんだってわかって、泣けてきて。それをツイッターで書いたら、本人が『民宿雪国』(※)と一緒にエロい感じで、手紙を送ってきたんです。
※『民宿雪国』は樋口さんの小説。ある国民的画家の数奇な生涯が昭和史の裏面と絡めて描かれる。期待した筋書きを幾度も裏切られる破天荒な構成が話題に。
樋口 えっ! エロい感じ!?(動揺)

三輪 うん。

樋口 当時、よくエゴサーチをしてたんです。そしたら関西在住の弁護士で、テレビにも出ている人が、新幹線で泣きながら『タモリ論』を一気読みしたってツイートを見つけて。「泣ける要素なんてあった?」って不思議に思いながらサインを書いて本を事務所に送ったんです。それから東京に来た時にお茶したのが始まりですね。
三輪 だからそうやって、本を送る手口で読者を食ったりしてたってことなんですよ。

樋口 え!?(動揺)今のはカットしてくださいね……。時効と思ってない方々もいるかもしれないので……。
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「面白いことを選んで生きていきたいと思っている」(三輪)

三輪 それで、初めて飲んだ日に樋口さんの家にお持ち帰りされたんですが、飲み過ぎてアソコが半勃ちだったんです。で、翌日から「ごめんね」ってメールがずっと来てたんですけど、しばらくして急に「性病じゃないですよね?」ってメールがきて。は? この人頭おかしいな、でも面白いって思って。

樋口 記子と消化不良の一戦があった次の日、ナニを引っ張って遊んでいたら、ピリって痛いものがあったので不安になって。飲んだ時に今まで散々ヤッてきてるって話も聞いてたので。それで、恐る恐る「先日はどうもすみませんでした。ところで三輪先生が最後に性病検査されたのいつでしょうか?」とメールしました。

三輪 この人狂ってるな~と思いながら、でも、こんな面白い人は自分の人生に何度も現れないだろうなって逆に興味を持っちゃったんですね。私は、面白いことを選んで生きていきたいって思ってるので(笑)。

樋口 多分、僕があの夜フル勃起だったら結婚してないよね(笑)。勃たない●ンコでもいいことありますね〜!

三輪 うん、興味持てなかったと思う(笑)。

一同 笑

樋口 僕、これまで記子がヤッた男に10人以上会ってるんですよ。最初の婚約者とも飲んだことあるし。

三輪 そんな多くないよ!

樋口 もっと多かったかな? だから記子の知り合いに会ったら、ヤッてます?って聞くんです。記子が「週プレ」のグラビアに出るきっかけになった、リリー・フランキーさん(※)にも、大学に入って外交官の夢を諦めて飲んだくれてた記子を弁護士の道に導いてくださった映画監督の林海象先生にも聞きましたから。
※同誌の人気連載「リリー・フランキーの人生相談」に三輪さんは応募したのです。
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三輪 ヤッてないから!

樋口 本人はヤッたかどうか、正直に言ってくれるんです。一年半ほど前にも、記子が出ているワイドショーを見ていたら、こいつ胡散臭い! ってピンとくるものがあって本人に聞いてたら、昔ヤッたことある男だった。僕、持ってるんですよ。セックスセンス、違う、シックスセンスを(笑)。

三輪 その人も、ワイドショーで端のほうに写ってただけだったのにね。

樋口 と、まあ、そこからしばらくセフレ以上恋人未満な日々が続いたんですが、半年経った頃に「樋口さんの子供が欲しいです。お金もいらないし、籍も入れなくていいです。迷惑かけませんから」と言われて、まんまと三百代言に引っかかって。その後、所属事務所からの要請で無事に籍を入れました。

三輪 当時「ビビット」という全国ネットの朝の情報番組の出演が決まったばかりで、マネージャーにちゃんと結婚しろと怒られたんです。それで樋口さんに「すみませんが、結婚してください」とお願いして、夫の誕生日の6月15日に婚姻しました。
樋口 あちらの言い分はごもっともです。僕もそうなるだろうなとは思ってましたよ。もう40歳過ぎたいい年の大人でしたからね。

三輪 私は本当に結婚するつもりがなくて、産めればいいと思っていたので、社会のことが何もわかってなかったんだなとその時に気づきましたね。

樋口 結婚後は初めて東京を離れ、記子の京都のマンションに引っ越しました。記子がテレビ出演で東京に行っている日は、誰も知り合いのいない京都で生後数カ月の赤ん坊とふたりきりの日もよくあって。最初のうちは不安でしたね。それに感情の起伏がもともと激しい記子が高齢出産のダメージにより、さらに怒るようになったのも大変でした。手が付けられない。産後うつだから仕方がないけどね。でも最近は大人しいよね、この1カ月ぐらいは。

三輪 アハハ! この1カ月!(笑)

樋口 妻が怒ると、窓ガラスが割れるんじゃないかと思うくらい軋むんです。自分の人生で、母親、妹、歴代の彼女から怒られた時間を合わせて100倍にしても、まだ妻に怒られた時間と回数が多いです。本当によく躾けて頂いてありがとうございます……ってあれ!?(無表情の奥様に動揺)

三輪 いや、面白くないんじゃないかなって。

樋口 でも、お互いのことよく知らないで結婚したにもかかわらず、社会や政治への考え方が一緒でよかったと思います。ふたりで話すことといえば、子供のことが一番で、あとは社会や政治の不満、他人の噂話、どぎつい下ネタ。だいたいそんなもんです。
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「彼女はリベラルの側に立つのではなく、常に弱者に寄り添う人」(樋口)

樋口 彼女の仕事に対する熱意や真摯な向き合い方はすごいと思っています。本業はもちろん、コメンテーターとしても絶対に手を抜かない。事前に扱うネタは誰よりも丁寧に調べて臨んでいるし、熱に浮かされた発言や安易に人気取りをするような発言は聞いたことがないです。僕の中でのコメンテーターの見方が変わりましたね。

三輪 同じニュースでも、科学者と社会学者と弁護士ではそれぞれ見え方が全然違うと思うんですね。自分がテレビに出る意味を考えたら、「弁護士である三輪記子」が世の中を見ると、どう見えるのかを伝えるところにあるなと。それから、グラビアに出てみたり、自由奔放だったり、という自分自身を赤裸々に見せることで、お堅い職業と思われがちな弁護士のイメージが変わればいいと思っています。

樋口 youtubeで一緒にチャンネルをやっている、くらたま(漫画家の倉田真由美先生)とビキニ着たしね!

三輪 松竹芸能のマネージャーに感謝しているのは「お前は芸人じゃない。本業を大事にして、弁護士としてテレビに出ていることを絶対に忘れてはいけない」と教えてもらったこと。弁護士として依頼者に対峙する自分と、テレビに出ている自分が違ったらおかしいですよね。視聴者に好かれることよりも、自分というものをしっかり持つことが大切というのはすごく思っています。

樋口 最近の報道番組を見ていると、ジャーナリズムがまるっきり抜け落ちていると思うことがよくあって。例えば一国の最高責任者に揉み手するニュース番組なんて、ジャーナリズムの看板を下げろと思います。
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三輪 本当にそうだよね。

樋口 そんな波風を立てたがらないキャスターの代わりに、僕は三輪記子を推薦したいですよ。妻だから言うわけではないです。彼女がリベラルの側ではなく、常に弱者の側に寄り添う人だから。なかなかできることではないですよね。

三輪 ありがとうございます。何か下心でもあるの? って疑うくらい褒められて怖い。

樋口 ヤラせてもらうためだよ!  本業でも懇切丁寧にやるから、時給に換算したらコンビニのバイトより安いぐらい。京都時代も事務員さんに「ダメですよ三輪先生。もっとちゃんと頂かないと」って言われるんです。彼女の人生の目的は、名誉男性みたいな安い野心じゃなくて、向上心なんです。

三輪 私自身も変わりました。20代半ばまでは、東大生以外と付き合うなんてありえないと思っていた時期もあって。そのあと、司法試験に7回落ちたり、苦労したことで考え方が変わっていって、それは自分にとってよいことだったと思っています。

樋口 もし記子が在学中に一発で司法試験に受かってたら、周囲の名誉男性たちと同じく「国民が~」なんて言っちゃってたんじゃない。

三輪 そう、すごくイヤな奴になっていたと思う。

樋口 記子が女性に生まれたことは、大げさだけどある種の宿命だったと思いますよ。
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「世の中の男性に少しぐらいは樋口毅宏風味があったらだいぶ変わると思います」(三輪)

三輪 著書でもジェンダーギャップが一つのテーマになっていますが、人と対等な関係を築くにはできるだけ自分の力で生きるようにしないとけないと思っていて。女性は男性より賃金が低かったり、子育てで仕事を辞めなきゃいけなかったりという現実がありますが、ただ追認したくない。まずは自分自身で体現していきたいと思っているんです。

樋口 そういう価値観が一緒でよかったと思います。もし僕が亭主関白で、夫婦別姓反対で記子の稼ぎの方が多いことを卑屈に思うような男だったらどうする?

三輪 樋口さんがそんな男の人じゃなかったことは幸運だったとしか言いようがないです。あと、樋口さんがエロ本の編集者だったこともすごく影響していると思う。性は、男女が対等じゃないと本当の意味で楽しめないじゃないですか。世の男性に少しでも樋口毅宏風味があったら、だいぶ変わると思いますね。

樋口 コアマガジン編集部(※)は確かにみんな優しいし、高圧的な人も(ほとんど)いないですね。「お茶入れて」なんていう上司もいなかった。俺の親父もそういうことを言う人間じゃなかったし。
※樋口さんが以前在籍していた編集部。主にアダルト、サブカルチャー系の雑誌や書籍を刊行。
三輪 とはいえ、確かに樋口さんは家事や育児を毎日やってくれてありがたいですが、世の女性たちのレベルには及ばないんです。女性の家事レベルが高すぎるので。共働きが当たり前になった今、それは放棄していくべきだと思います。
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樋口 完璧にやってると思うなよ!って怒られるんです。でも俺、ママ友に会って「床拭きしてきた」って言うと驚かれるよ。

三輪 だから、ママ友は床拭きの仕上がりを見てないじゃん!(笑)

一同 笑

樋口 手綱を緩めないね! はは~、ご主人様(平伏す)。

三輪 つまり家事って、働いていたらそんな高いレベルは無理だし、女性たちも高いハードルを設定してそれをクリアするのではなく、ハードルを下げていくべきなんですよ。

樋口 それはほんとそうですね。小さい子には手作り料理を食べさせないといけないという固定概念とか本当におかしい。手を抜けるところがあるなら、いくらでも抜いた方がいいと思う。それは悪じゃない。

三輪 冷凍食品だっていいじゃないですか。今の時代は美味しいですし。そうやってハードルを下げるべきだし、男性ももっと私みたいに相手に感謝するべきです。でも、うちはよく家事育児は全部夫がやって、私は世の男性みたいに何もしてないと思われるんだけどそうでもないんですよ。

樋口 えっ……?
三輪 えっ……? やってるじゃんっ!(笑) かず(息子さん)とお風呂入って一緒に寝たり。男女逆転かというとそうじゃないと思う。

樋口 お疲れ様です! でも本当にそう。男の役割、女の役割なんて線引きする必要なくて、できる人、向いてる人がやればいいんです。

三輪 うちは稼ぐ額は違いますが家計は完全に折半です。夫の方が家事育児の負担が多いですし、私がすべてを払うこともできるけれど、対等な人間関係を考えた時にそれは微妙だと思ったんです。

樋口 記子は本当に一生懸命働いてくれて多忙なんだから、健康に留意してね。息子はまだ5歳ですから。この間も2日続けて5時起き、大阪日帰りで、帰宅して化粧も落とさないで居間でダウン寝しちゃって。

三輪 気をつけます。

樋口 あ! でも、この対談で散々記子を持ち上げるようなこと言いましたけど、万が一でも離婚することになったら全部却下させていただきます。あっという間に、積極的に手のひらを返したいと思います! あれ、もう終わり? 僕と出会う前だけど、京都駅前で男に「ヤラせて下さい!」って土下座したエピソードに中居くんがドン引きした話とか、一昨年ウチのマンションのエレベーター内でうんこ撒き漏らして僕が全部掃除した話とかはしなくていいの?

一同 爆失笑
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【対談を終えて】

皆さんさすがにあきれていませんか? この連載で唯一のお下劣回に成り果てました。

我が妻ながら三輪記子はいい人だと思います。あとは、ささいなことですぐに「離婚する!」と口走るのを控えてもらえば、もっといい人になれると思います。

テレビを見ながら僕が「この子可愛いよね」と褒めると、「こんな女、(ふさこと比べたら)退屈だよ!」と返してきます。確かにその通りでしょう。常にトイレのドアを全開にし、耳に優しいせせらぎの音を惜しみなく聞かせてくれる女性は、今後も会えないと思います。これからも体に気をつけて、ヒモ夫と愛息のために稼いできて下さい。

● 三輪記子 (みわ・ふさこ)

1976年、京都府生まれ。東京大学法学部卒。司法試験7回不合格後、2010年に弁護士に。 以降、京都を拠点に弁護士業に携わる。17年に東京に拠点を移し(第一東京弁護士会所属)、21年3月に「三輪記子の法律事務所」を開設。各種ハラスメント問題 や離婚・男女トラブルなどのエキスパートとして活動。また、報道・情報番組などコメンテーターとしても多数のレギュラーを抱える他、連載など、幅広く活躍中。2015年に作家・樋口毅宏さんと結婚、一児の母。

● 樋口毅宏 (ひぐち・たけひろ)

1971年、東京都豊島区雑司が谷生まれ。出版社勤務の後、2009年『さらば雑司ケ谷』で作家デビュー。11年『民宿雪国』で第24回山本周五郎賞候補および第2回山田風太郎賞候補、12年『テロルのすべて』で第14回大藪春彦賞候補に。著書に『日本のセックス』『二十五の瞳』『愛される資格』『東京パパ友ラブストーリー』など。妻は弁護士でタレントの三輪記子さん。最新作は月刊『散歩の達人』で連載中の「失われた東京を求めて」をまとめたエッセイ集『大江千里と渡辺美里って結婚するんだとばかり思ってた』
公式twitter https://mobile.twitter.com/byezoushigaya/

女性弁護士・三輪記子氏が書き下ろす女性のための法律バイブル!  婚約破棄、浮気、DV、ストーカー、不倫、離婚、SNSでの誹謗中傷、お金の貸し借り、セクハラ、マタハラ、モラハラ、パワハラ、リベンジポルノ、性犯罪、性暴力被害、愛人契約……男と女の間に巻き起こるありとあらゆるお悩みを解消。男性が読んでもタメになります!!   海竜社刊。価格1430円(税込)

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