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2021.01.30

内臓力が整えば人生まで好転する! その理論をゲッタマンが提唱

カラダがダル重い、ヤル気が湧かない、といった心身の悩み。それは、アナタの内臓力の低下が原因かも!? 長年、コンディショニングのスペシャリストとして第一線で活躍するGETTAMAN(ゲッタマン)さんに、内臓力を上げ、ひいては人間の潜在能力まで覚醒させる独自のメソッドについてお伺いしました!

CREDIT :

写真/福本和洋 ヘアメイク/田島沙智子 取材・文/アキヤマケイコ イラスト/林田秀一

ゲッタマン
以前と比べてカラダが思うように動かない、いまひとつヤル気が湧かない……といった、現代の大人世代の皆さんが抱えている不調。それらを取り除くには「 “内臓力” を高めるのが早道です」と提唱するのは、独自のメソッドで多くの著名人のコンディションをサポートし、またメディアなどでも幅広く啓蒙活動を行う“ヒューマンアーティスト”のGETTAMAN(ゲッタマン)さん。著書『ももクロゲッタマン体操』(主婦と生活社刊)のヒットでも知られるご本人に、その理論と、“内臓力”を整えるエクササイズについてお伺いしました!

「神経が緊張しっ放しだと
心身がオーバーヒートを起こしてしまう」

── 現代人は何らかの不調を抱えがちですよね。特に40〜50代の男性は、カラダと心にどんな問題があると思われますか?
 
ゲッタマン いまはコロナ禍ということもありますが、多くの現代人は漠然とした不安やストレスを感じていますよね。常に緊張状態に置かれている。つまり、交感神経が先立ちすぎて、副交感神経のスイッチが入りづらくなると、人間の心身もオーバーヒートを起こしてしまうんです。すると、脳・免疫力・内臓力の三位一体のバランスが崩れて、さまざまな不調を引き起こしてしまう。40〜50代の多くの男性は、まさにその傾向にあるコアな世代です。

また、現代ならではの生活リズムの乱れや、内臓を疲れさせる食生活も、私たち人間に本来備わっている「自己治癒力」「自己浄化力」「自己免疫力」を損なわせているんですね。
── なるほど。夜更かしや添加物の多い食品なども慢性的な疲労の原因なんですね。その他にはどんな問題がありますか?

ゲッタマン オフィスや自宅で座りっぱなしだったり、利き手側を酷使するような生活スタイルだったり、さまざまな要因で骨盤が開き、骨格や姿勢が歪んでしまっている人がものすごく多い。骨盤が安定していないと、横隔膜・腹横筋・骨盤底筋といった内臓を支えるインナーマッスルも正常に働かないので、これも内臓の機能を低下させてしまうんです。
内臓は24時間働いているので、きちんと動けば自然と代謝が上がり、カラダ全体のコンディションも整うのですが、その“内臓力”が弱まっている人が多いんですね。また、カラダが歪んでいると、胸郭が狭くなり呼吸しづらくなります。呼吸が浅いと副交感神経のスイッチが入りづらく心身の緊張状態が続き、カラダの不調を引き起こすという悪循環にも陥りやすくなるんです。
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ゲッタマン
── そういった悪循環を断ち切るには、まずどうすればいいでしょう?

ゲッタマン カラダの面では、歪みを直して内臓がうまく機能するようにすることです。そのためには、内臓を支える骨盤を安定させ、骨盤に乗っている背骨を整えて美しい姿勢を保つこと。立ち姿を横から見たとき、頸椎7本・胸椎12本・腰椎5本で構成される背骨が、美しいS字カーブを描いているのが理想です。
カラダの歪みを取ることは、心の面にもよく働きます。コロナ禍の不安も相まって、自律神経の切り替えがうまくいかない人もいますが、歪みが取れて深い呼吸ができるようになると、心身をリラックスさせる副交感神経のスイッチが入りやすくなります。これは、メンタルを整えるのに非常に役に立つんです。

── 美しい姿勢って思った以上に大切なんですね。

ゲッタマン そうなんです。横から見た時の姿勢がS字カーブを描くボディラインは当然、魅力的ですから、ファッションも自信をもってこなせるようになりますよね。それに、内面が整ってくると、大人の自信溢れる、凛とした佇まいが身についてきます。『LEON』の読者は、そういうセンシュアル(官能的)な人であってほしいと僕は思っています。

「“ももクロゲッタマン体操”は
内臓力を上げるエクササイズの最終形」

── では、カラダだけでなく心も、その理想の状態に近づけるメソッドを教えてください。
ゲッタマン まさにそれが“ももクロゲッタマン体操”です。ももいろクローバーZさんとのライブをきっかけに生まれたこちらのメソッドは、“内臓力”を上げ、心身のコンディションを整えるために非常に理にかなっています。私がモットーとするシンプル(簡単)で、クリア(わかりやすい)で、ボールドな(奥深い)エクササイズとして完成しました。
── どれくらいの頻度で行えばいいですか?

ゲッタマン まずは起床してすぐ、カラダにスイッチを入れるために1回。そして、人間に備わったサーカディアンリズムで最もトレーニング効果が上がるとされる起床してから11時間後に1回。1日2回、ルーティンワークとして取り入れれば、カラダだけでなく心にも徐々に変化が現れるのを実感できるはずです。ここでは4種目のうち参考までに2種目を紹介しますが、フルバージョンはぜひこの本を手に取って、確認してみてください。
人間は、心身のバランスが整っている時こそ、最高のパフォーマンスを発揮できます。皆さんの中に眠っている潜在能力を覚醒させる可能性も秘めたメソッドは、一度身に付けば一生もの。人生そのものも動かせるパワーがあると信じています。
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内臓、呼吸、インナーマッスルを同時に整える4種類の「ももクロゲッタマン体操」のうちふたつをイラストにて解説します。意外と簡単そうですが、やってみると短時間でも汗がジワリとにじみ出るくらいカラダの深層部に効いていることを実感できるはず。物は試しに、より効果的な朝イチに行ってみてはいかがでしょうか。

■ ももクロゲッタマン体操 (01)

インナーマッスル全体を刺激する

太ももをクロスしてしゃがむ動作が特徴的なエクササイズ。骨盤底筋をピンポイントに刺激しながらお尻の深層にある筋肉をほぐします。同時に腕を後ろに引くことで、肩甲骨を動かし、周辺の褐色脂肪細胞も刺激。胸郭周りを広げ、呼吸が深くなる効果も。

■ ももクロゲッタマン体操 (02)

骨格と呼吸をダイナミックに整える

脚をワイドに開くことで股関節周りの筋肉に刺激を与えつつ、腕を回すことにより体側の筋肉をほぐします。お腹全体に力を入れて内臓力を上げながら、呼吸も深くなるエクササイズです。
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ゲッタマン

■ GETTAMAN(ゲッタマン)

人々の心身をデザインし、生き方まで変える“ヒューマンアーティスト”。屋久島で生まれ、自然に囲まれて育つ。NTT本社に入社し、エリート集団にもまれつつ会社員生活を送るも、トライアスロンで優勝したことをきっかけに、関連事業であるフィットネスクラブの支配人となり、その後、独立して健康サポート事業を展開。現在は有名アーティストやモデル、アスリート、財界人などのクライアントに、コンディショニングチェック・トレーニング、ケア、食事、メンタル面などのトータルサポートを行なっている。全国への講演や企業研修なども多数。『ももクロゲッタマン体操』(主婦と生活社刊)など、著書も多数。“ゲッタマン”の名は、ホノルルマラソンに羽織・袴・高下駄姿で完走し続けたことに由来する。2021年1月30日(土)に日本テレビ系『世界一受けたい授業』に出演決定。

HP/https://www.gettaman.jp

https://www.shufu.co.jp/bookmook/detail/978-4-391-15363-7/

■ 『ももクロゲッタマン体操』

多くの著名人のコンディションをサポートするゲッタマンが独自に編み出し、ももいろクローバーZとのライブから生まれた「ももクロゲッタマン体操」のハウツーをていねいに解説。ほかにも食事や生活リズムの見直し方など、人間に本来備わっている免疫力や自己回復力などの機能を正常に戻し、パワーを底上げするための方法を総合的にまとめたゲッタマン渾身の一冊です。ももクロゲッタマン体操のDVD(67分)付き。

● 主婦と生活社刊 本体1600円+税
※ ご購入はコチラから

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