2025.11.06
第3回 「本とさや」
浅草・老舗焼肉店の豪快カルビにガブリッ! 幸四郎、獅子になる!
歌舞伎界のプリンスと呼ばれた時代を経て、現在は伝統芸能を超越したエンタテインメントとしての歌舞伎の未来も背負う存在となった十代目松本幸四郎さん(52歳)。毎月、数多くの舞台を踏む幸四郎さんが、パワーの源として愛してやまないとのが肉料理! 王道レストランから本当は秘密にしておきたい行きつけの店、ちょいディープな穴場まで「こりゃいいや!」と太鼓判を押す、肉自慢の店へいざ!
- CREDIT :
写真/前田 晃(MAETTICO) 文/小寺慶子 スタイリング/坂井辰翁 ヘアメイク/RYO(tron) 編集/石井 洋(Web LEON)
“噂の肉”を待ちきれず、今日も頬張る好物甘味!


たびたび浅草を訪れるという幸四郎さんも「噂には聞いていましたが、お店に来るのは初めてなので楽しみです」とニクニク、もとい、ワクワクのご様子。
さっそくメニューをチェックしながら「いつもはタンとハラミをマストで注文しますが、せっかくなので」とオーナーの三浦英一さんにリコメン肉を聞くことに。

「いや、写真がぜんぶ美味しそうなんですよ。最近、写真付きのメニューって減っているような気がするから、こういう感覚、たまらないなぁ、と」

「う〜ん。僕はサシの入ったお肉も大好きですよ。ある程度、厚みのあるカットだとグッと噛んだ時に甘い肉汁が口にあふれて。その感じがたまらないんですよね。
そして、やっぱり炭火の焼肉はいいなぁ。下に落ちた脂の香りが煙とともに立ち上ると食欲が刺激されて、胃袋がキュンとします!」








果たしてお次はどんな肉、どんな場所へ?
幸四郎さんの見事な食べっぷり、お見逃しなく!

■ 本とさや
住所/東京都台東区西浅草3-1-9
TEL/03-3845-0138
営業/12:00~15:00(14:30L.O.)、17:00~23:00(22:00L.O.) ※2時間制
定休日/無休
HP/http://hontosaya.com

● 松本幸四郎(まつもと・こうしろう)
1973年1月8日、曾祖父七代目松本幸四郎から続く歌舞伎役者の家系に生まれる。屋号は高麗屋。父は二代目松本白鸚、息子に八代目市川染五郎。6歳で三代目松本金太郎を名乗り初舞台。8歳で七代目市川染五郎を襲名。2018年1月、歌舞伎座 高麗屋三代襲名披露公演『壽 初春大歌舞伎』で十代目松本幸四郎を襲名する。舞踊の名手でもあり、松本流家元・松本錦升も兼ねる。俳優としても知られ、演劇、テレビや映画など幅広いフィールドと役柄で活躍中。11月は『歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎』に出演。夜の部において三谷幸喜さん作・演出“三谷かぶき”「歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)」主演・狂言作者花桐冬五郎を勤める。12月は1日より京都・南座『吉例顔見世興行』に出演。昼の部「一條大蔵譚」一條大蔵長成、夜の部「口上」・「弁天娘女男白浪」日本駄右衛門。来年1月、歌舞伎座『壽 初春大歌舞伎』に出演。現・歌舞伎座で初上演の「女殺油地獄」河内屋与兵衛を勤める。「大阪・関西万博」アンバサダーも務めている。11月2日より『歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎』に出演。昼の部では片岡愛之助さんの「御所五郎蔵」で甲屋与五郎役、夜の部では6年振りとなる三谷幸喜さん作・演出“三谷かぶき”「歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)」主人公・狂言作者花桐冬五郎 役を勤める。12月は、京都・南座『當る午歳 吉例顔見世興行』に出演する。
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