2025.10.21
第2回 「ステーキハウス リベラ 目黒店」
行きつけのステーキ店でお決まりの1ポンドを快食! パワー漲る秋の宵
歌舞伎界のプリンスと呼ばれた時代を経て、現在は伝統芸能を超越したエンタテインメントとしての歌舞伎の未来も背負う存在となった十代目松本幸四郎さん(52歳)。毎月、数多くの舞台を踏む幸四郎さんが、パワーの源として愛してやまないとのが肉料理! 王道レストランから本当は秘密にしておきたい行きつけの店、ちょいディープな穴場まで「こりゃいいや!」と太鼓判を押す、肉自慢の店へいざ!
- CREDIT :
写真/前田 晃(MAETTICO) 文/小寺慶子 スタイリング/吉野 誠 ヘアメイク/RYO(tron) 編集/石井 洋(Web LEON)
肉好きの聖地にして常連の名店! “リベラー・幸四郎”ここに見参!


夏は大好きなので、今は少し寂しいぐらい。スイカバーも今年はもう食べ納めかなぁ」と、ちょっとしょんぼり。そんなセンチメンタルな気分を吹き飛ばそうと幸四郎さんがやってきたのは、意外や⁉︎ 何十年も通っているという「ステーキハウス リベラ」。

「発作的にリベラに行きたい! と思う日があるんです。家族と一緒のこともあるけれど、ひとりでもふらっと来ます。この店なくして、僕の肉食人生は語れません!」


「リベラのステーキを目の前にすると本能が目覚める感じがするんですよね」との弁。なんだか表情も試合前のプロレスラーがごとき。気合い満点です!
「この肉を無我夢中で食べられるということは、健康のひとつのバロメーターだと思うんだなぁ」。なるほど〜。では、お話はもう少しあとにして、しばらく肉との対話を楽しんでいただきましょう!






八月納涼歌舞伎が始まる際「今年は衝撃の八月納涼歌舞伎。皆様にびっくりと興奮を」と宣言した幸四郎さんでしたが、9月に上演された歌舞伎三大名作のひとつ『菅原伝授手習鑑』でも大いに歌舞伎ファンを沸かせたと話題に。多くの人を“真夏の夢”で魅了した幸四郎さんが、いま見る夢はなんでしょう?
「ひとつひとつの舞台を大切にしたいということですね。そのためには心身を健康に保たないと。それには、やっぱり! お肉が欠かせないですね〜(笑)」
ぺろりとステーキを完食し、表に出たら夜空に浮かぶ秋の月。さてさて、次回はどの町、どの店に? 幸四郎さんの果てなき“肉旅”に、乞うご期待!

◾️ ステーキハウス リベラ 目黒店
住所/東京都目黒区下目黒6-17-20
TEL/03-3793-9955
営業時間/17:00~22:30LO
定休日/月曜、第3火曜

● 松本幸四郎(まつもと・こうしろう)
1973年1月8日、曾祖父七代目松本幸四郎から続く歌舞伎役者の家系に生まれる。屋号は高麗屋。父は二代目松本白鸚、息子に八代目市川染五郎。6歳で三代目松本金太郎を名乗り初舞台。8歳で七代目市川染五郎を襲名。2018年1月、歌舞伎座 高麗屋三代襲名披露公演『壽 初春大歌舞伎』で十代目松本幸四郎を襲名する。舞踏の名手でもあり、松本流家元・松本錦升も兼ねる。俳優としても知られ、演劇、テレビや映画など幅広いフィールドと役柄で活躍中。「大阪・関西万博」アンバサダーも務めた。11月2日より『歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎』に出演。昼の部では片岡愛之助さんの「御所五郎蔵」で甲屋与五郎役、夜の部では6年振りとなる三谷幸喜さん作・演出“三谷かぶき”「歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)」主人公・狂言作者花桐冬五郎 役を勤める。12月は、京都・南座『當る午歳 吉例顔見世興行』に出演する。https://koshiro.jp
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