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2025.10.21

第2回 「ステーキハウス リベラ 目黒店」

行きつけのステーキ店でお決まりの1ポンドを快食! パワー漲る秋の宵

歌舞伎界のプリンスと呼ばれた時代を経て、現在は伝統芸能を超越したエンタテインメントとしての歌舞伎の未来も背負う存在となった十代目松本幸四郎さん(52歳)。毎月、数多くの舞台を踏む幸四郎さんが、パワーの源として愛してやまないとのが肉料理! 王道レストランから本当は秘密にしておきたい行きつけの店、ちょいディープな穴場まで「こりゃいいや!」と太鼓判を押す、肉自慢の店へいざ!

CREDIT :

写真/前田 晃(MAETTICO) 文/小寺慶子 スタイリング/吉野 誠 ヘアメイク/RYO(tron) 編集/石井 洋(Web LEON)

肉好きの聖地にして常連の名店! “リベラー・幸四郎”ここに見参! 

まだまだ蒸し暑さが残る、とある夜。大好きなスイカバーを頬張りながら幸四郎さんが訪れたのは……、目黒通り沿いにある肉好きの聖地「ステーキハウス リベラ」であります! ジャケット85万2500円、シャツ12万9800円、ニット30万9100円、チーフ4万2900円、パンツ19万5800円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、時計555万5000円/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京)
▲ まだまだ蒸し暑さが残る、とある夜。大好きなスイカバーを頬張りながら幸四郎さんが訪れたのは……、目黒通り沿いにある肉好きの聖地「ステーキハウス リベラ」であります! ジャケット85万2500円、シャツ12万9800円、ニット30万9100円、チーフ4万2900円、パンツ19万5800円/ブルネロ クチネリ(ブルネロ クチネリ ジャパン)、時計555万5000円/フランク ミュラー(フランク ミュラー ウォッチランド東京)
店の灯りを確認しつつ「まだ営業しているかな……」と、ドキドキ、ソワソワ。大丈夫、ステーキはきっと幸四郎さんを待っていますよ!
▲ 店の灯りを確認しつつ「まだ営業しているかな……」と、ドキドキ、ソワソワ。大丈夫、ステーキはきっと幸四郎さんを待っていますよ!
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記録的な暑さとなった今年の夏。暦のうえでは秋だというのに、湿気を含んだ空気に汗をかく日も。8月、9月と大舞台を踏んだ幸四郎さん。さすがにお疲れ気味かと思いきや「最近、ちょっと痩せたんじゃない? と言われることもあるのですが、僕は元気満々ですよ(笑)!

夏は大好きなので、今は少し寂しいぐらい。スイカバーも今年はもう食べ納めかなぁ」と、ちょっとしょんぼり。そんなセンチメンタルな気分を吹き飛ばそうと幸四郎さんがやってきたのは、意外や⁉︎ 何十年も通っているという「ステーキハウス リベラ」。
「この看板を見ただけでも元気になります! まさしく僕のパワースポットです」。食欲のゴングを鳴らして……いざ入店!
▲ 「この看板を見ただけでも元気になります! まさしく僕のパワースポットです」。食欲のゴングを鳴らして……いざ入店!
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プロレスラーやアスリート御用達としても知られるコチラの名物は、大人も子どもも肉にかぶりつく、“野性”が目覚めるというステーキ。幸四郎さんも慣れた様子で1ポンドステーキを手早く注文。

「発作的にリベラに行きたい! と思う日があるんです。家族と一緒のこともあるけれど、ひとりでもふらっと来ます。この店なくして、僕の肉食人生は語れません!」
ツカツカと店内へ。奥のテーブル席に陣取り、「1ポンドステーキをお願いします!」と注文。店のスタッフとも顔見知りとあって、オーダーもスムーズ&スマート!
▲ ツカツカと店内へ。奥のテーブル席に陣取り、「1ポンドステーキをお願いします!」と注文。店のスタッフとも顔見知りとあって、オーダーもスムーズ&スマート!
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「この玉ねぎベースのソースが好きなんです。リベラのファンはみんな、このソースを語ったら止まらないと思いますよ」
▲ 「この玉ねぎベースのソースが好きなんです。リベラのファンはみんな、このソースを語ったら止まらないと思いますよ」
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暑さ寒さも彼岸までというけれど、大好物のステーキを目の前にした幸四郎さんのハートは俄然ホットに! 

「リベラのステーキを目の前にすると本能が目覚める感じがするんですよね」との弁。なんだか表情も試合前のプロレスラーがごとき。気合い満点です!

「この肉を無我夢中で食べられるということは、健康のひとつのバロメーターだと思うんだなぁ」。なるほど〜。では、お話はもう少しあとにして、しばらく肉との対話を楽しんでいただきましょう!
「何度食べても変わらず美味しいと思えるのがすごい! 僕はずっとこのリベラのステーキのトリコなんです」
▲ 「何度食べても変わらず美味しいと思えるのがすごい! 僕はずっとこのリベラのステーキのトリコなんです」
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「リベラのソースが大好きだけれど、かけすぎは禁物。噛むほどに口のなかが幸福で満たされるので、肉の味もしっかり楽しむんです」
▲ 「リベラのソースが大好きだけれど、かけすぎは禁物。噛むほどに口のなかが幸福で満たされるので、肉の味もしっかり楽しむんです」
ナイフで肉をカットしては口に運び、ぐっと噛みしめては「ずっと食べていられそうだなぁ」とニンマリ。
行きつけのステーキ店でお決まりの1ポンドを快食! パワー漲る秋の宵
「この味、この味!」
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行きつけのステーキ店でお決まりの1ポンドを快食! パワー漲る秋の宵
皿盛りのライスは“リベラー”にとって、なくてはならない相棒だそう。多幸感が押し寄せているご様子です。
行きつけのステーキ店でお決まりの1ポンドを快食! パワー漲る秋の宵
「夢中で食べ進めていると、途中から、食べ終わってしまうのが惜しい気持ちになるんです」と幸四郎さん。形あるものはいつかなくなるというのが世の常ですが……。
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行きつけのステーキ店でお決まりの1ポンドを快食! パワー漲る秋の宵
「そうですね。それはお芝居も同じ。一度演じたら同じものは残らないのだ、という気持ちは僕のなかにずっとあります。1カ月間、同じ演目の舞台に立ったとしても、観に来てくださるお客様が全員同じということはないですよね。(同じ舞台は)残らないものだからこそ、残るものへのあこがれがあるのかな」
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ちなみに自身のオフィシャルサイトのタイトル「残夢」という言葉には、眠りから覚めてもまだ夢見心地であること、また、眠りから醒めても心に残る夢という意味が。

八月納涼歌舞伎が始まる際「今年は衝撃の八月納涼歌舞伎。皆様にびっくりと興奮を」と宣言した幸四郎さんでしたが、9月に上演された歌舞伎三大名作のひとつ『菅原伝授手習鑑』でも大いに歌舞伎ファンを沸かせたと話題に。多くの人を“真夏の夢”で魅了した幸四郎さんが、いま見る夢はなんでしょう?

「ひとつひとつの舞台を大切にしたいということですね。そのためには心身を健康に保たないと。それには、やっぱり! お肉が欠かせないですね〜(笑)」

ぺろりとステーキを完食し、表に出たら夜空に浮かぶ秋の月。さてさて、次回はどの町、どの店に? 幸四郎さんの果てなき“肉旅”に、乞うご期待!
ステーキハウス リベラ 目黒店

◾️ ステーキハウス リベラ 目黒店

住所/東京都目黒区下目黒6-17-20
TEL/03-3793-9955
営業時間/17:00~22:30LO
定休日/月曜、第3火曜

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松本幸四郎(まつもと・こうしろう)

● 松本幸四郎(まつもと・こうしろう)

1973年1月8日、曾祖父七代目松本幸四郎から続く歌舞伎役者の家系に生まれる。屋号は高麗屋。父は二代目松本白鸚、息子に八代目市川染五郎。6歳で三代目松本金太郎を名乗り初舞台。8歳で七代目市川染五郎を襲名。2018年1月、歌舞伎座 高麗屋三代襲名披露公演『壽 初春大歌舞伎』で十代目松本幸四郎を襲名する。舞踏の名手でもあり、松本流家元・松本錦升も兼ねる。俳優としても知られ、演劇、テレビや映画など幅広いフィールドと役柄で活躍中。「大阪・関西万博」アンバサダーも務めた。11月2日より『歌舞伎座 吉例顔見世大歌舞伎』に出演。昼の部では片岡愛之助さんの「御所五郎蔵」で甲屋与五郎役、夜の部では6年振りとなる三谷幸喜さん作・演出“三谷かぶき”「歌舞伎絶対続魂(ショウ・マスト・ゴー・オン)」主人公・狂言作者花桐冬五郎 役を勤める。12月は、京都・南座『當る午歳 吉例顔見世興行』に出演する。https://koshiro.jp

■ お問い合わせ

ブルネロ クチネリ ジャパン 03-5276-8300
フランク ミュラー ウォッチランド東京 03-3549-1949

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