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2020.12.29

【美女対談・後編】カッコつけることも忘れて何かに励んでいる人が実は一番カッコいい!?

実は女性たちにとって「カッコいい」と「イタい」は紙一重のケースが多いのです。その微妙な境界線を知るために、モテる美女3人を招集。ぶっちゃけトークしていただいた対談の後編です。見方ひとつで反転するカッコ良さの奥深さとは?

CREDIT :

写真/椙本裕子 文/木村千鶴

美女対談 LEON

カッコいいとイタいは紙一重!? それ、本当に効果ある?

大人の男として、カッコ良くあろうとする試みは、理想の自分に近づくための挑戦であり、LEONとしてはそんな男性を心から応援したい。とはいえ「カッコいい」はあくまで他人からの評価であり、それが単なる自己満足に終わってしまえば、ただのイタい人。

とりわけ、女性に対する振る舞いに関しては、無難な路線を狙えば失敗はないとはいえ、やっぱり「カッコいい」の称号を得たければ、それなりのリスクを冒してでも攻めていかないと、強印象も好印象も残せません。

そのために必要なのは、まず敵を知ること。実は女性たちにとって「カッコいい」と「イタい」は紙一重のケースが多いのです。その微妙な境界線を知るために、モテる美女3人を招集。男性がしがちな「カッコいいアピール」に対して、「アリ」か「ナシ」か、ぶっちゃけトークしていただきました。
美女対談 LOEN

◆集まっていただいた3名の美女

左から……
金原麗子さん 30代
健康・美容・旅行・ファッションなどを専門とした、インスタグラムでも人気のフリーランスライター、ヨガ/ピラティスインストラクター

今村佳奈さん 40代 
fasting beauty support Program「Life is Art」主宰。IBMF公認ファスティングカウンセラー、モデル

中尾メイさん 20代 
IT系企業勤務の会社員

美女対談の【前編】(こちら)では3人の本音トークがさく裂! 
「ぎこちないレディファーストならやめとけ!」
「“高級な店にエスコートしている俺"に酔うな」
「自分語りばかりの『俺日記』はいらない」
「有名人と知り合いアピールはスーパーダサい」
「女性を褒める時は部分ではなく全体を褒めろ」
など、多くの役に立つアドバイスがいただけました。後編では女性との会話で「奥さん自慢」をする男性について、からスタートです。
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【POINT 08】

奥さん自慢は後腐れないアピールと思われることも

── では、お次の質問は、奥さん自慢をする人はどうですか? モノの本には、男性が自分の安全性をアピールできて女性ウケすると書かれていることも多いんですが。
美女対談 LOEN
レイコ 「私は平気かもしれない。奥さんを大事にしている人って感じで、好印象になります。そういう話を私にしてくるってことは、下心なく接してくれてるのかなって思うから。信頼関係が築けるでしょう」

── ヘンな風に思われたくないから、家族の話を先にする男性もいますよね。無害アピールといいますか。

メイ 
「へぇ、そういう人がいるんですか、えらーい! 私は自慢の内容次第ですね。これ、男女ともにあるんですけど、優しい素敵な奥さんなんだ、みたいな自慢だったら全然構わないんですけど、ステイタス自慢は勘弁ですね。『俺の奥さん〇〇大学出身でさ、元モデルで』みたいな話。女性でも『私の旦那は年収これくらいで』とかいう人いるじゃないですか。それって、相手の肩書きと結婚したの?って思っちゃう」

レイコ 「あ〜!!いるいる! 女の子でも結構いる! 人の手柄なのに、なんのマウンティングなんだか」

メイ 「あれも結局、『こんな凄い奥さんもらった俺』自慢なんですよ(笑)! あなたが凄いわけじゃないのに、何をそんな誇らしげに」

── トロフィーワイフってやつですね。
美女対談/LEON
カナ 「二人とも好印象なんですね。でも、私のデータから言うと、奥さんの話をする人に限って浮気をしています」

メイ・レイコ 「えええ〜〜!!」

カナ 「まず奥さんの話をして、家を大事にしている『俺』アピールすることは、後腐れのない都合の良い関係をつくるための布石だったりもするんですよ。オレは本気にはならないよ、それでも良いなら、ってやつですよ!」

メイ・レイコ 「うわ〜! いやらしいわ〜そいつ〜!」

メイ 「なるほど〜佳奈さんのデータ帳ではそうなんですね。参考にしなきゃ(笑)」

レイコ 「私自身は不倫しないって決めているんですが、女性側も後腐れない関係を求めている時だったら、アリかもしれないですけどね。お互いの気持ちが合致しているなら……」

カナ 「でもね、片方が独身だったら、特に年長者の既婚男性と若い独身女性だったら、どうしても独身の人が不利になってしまうから、やめた方がいいですよ。お互い既婚だったらリスクは同等だから、勝手にすれば良いとは思いますけど」

メイ 「不倫にメリットはゼロですね」

── 女性のみなさん、悪い男には気をつけてください(笑)。
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【POINT 09】

男が女性に弱音を吐いてもOKな場合とは

ちょっと話はガラッと変わりますが、昔から「男は弱音を吐いちゃいけない」みたいな風潮があるじゃないですか。あれについてはどう思いますか。
美女対談 LOEN
メイ 「本当に自分のマネジメントができる人ならば、どこかで上手にガス抜きできると思う。それができないとイライラしちゃうでしょう。我慢することがいいことだとは思わないし、男の美徳ではないかな」

レイコ 「結構切羽詰まってて、吐き出す場がない時に、先に『ちょっとだけ愚痴言っていい?』って前置きをしてくれれば、程度にもよりますけど聞きます。男性だからって弱音を吐いちゃいけないとは思わないです。でも誰に何を話すのかというラインはよく考えた方がいいとは思う」

── 男性ってガス抜きが下手というイメージがあるんですけど、どんな愚痴をこぼされるのでしょう。

カナ 「私は年齢も関係すると思いますが、相談されることは多いです。でも、常にポジティブな話をするだけでは関係性が深まらないので、ちょっとマイナスな部分も見せ合う方が、いい関係を築けるかなとは思っていて」

レイコ 「それはうん、ありますね〜」

カナ 「自分のプライベートな部分の弱みをチョロッと出してみると、一歩踏み込んだ親しさが出てくる場合があります。でも、その相手が既婚の上司で、下心ある感じだったら嫌ですけど(笑)」

一同 「ワハハ」
美女対談 LOEN
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【POINT 10】

オヤジのカルチャー語りは要注意!

── なるほど〜。今日は参考になるな〜。では、若者文化にやたら詳しいおじさんはどうですか?

メイ 「本当に好きならいいと思います。若者についていこうと思って、浅〜い情報を仕入れてるだけならダサい(笑)。話してるうちにすぐわかりますし」

レイコ 「それと、若いからってみんなが新しいカルチャーに興味があるとは限らないじゃないですか。だから、若者と話を合わせるために、無理に自分の目線を下げる必要はないと思う」

── では逆に、『俺らの時代のカルチャーはこうだった』とか、『今の若いモンは〜』みたいな語りは?
美女対談 LEON
カナ 「相手が若くて、その人と話すために若者の言葉を使ってみるのは、かわいらしくて私は好感持てるんですけど、自分が若い頃の文化を押し付けるのはあまり良くないかなって思います。ただ、お子さんがいる人は子供から情報を吸収するので、自然に流行り物に詳しくなるってことはありますよね」

レイコ 「あ、それはありますね。そういうのは自然でいいです」

メイ 「私は音楽やそれに関連するカルチャーが好きなので、興味のあることで知識をもらえると楽しいです。知らなかったことを教えてもらえると嬉しいじゃないですか。だから、相手が本当に興味あるのか、話した時の相手の反応を見てほしい」

── では本当に感心している時、カッコいいと思っている時の態度ってどういった感じになります?

レイコ 「私なら会話の中で、相手の話をどう咀嚼したかの感想を付け加えます。自分はこう解釈したけど、あなたはどう思う?とか」

カナ 「そうすると話のキャッチボールが始まりますよね」

── あ〜、盛り上がっている雰囲気が目に浮かぶようです。
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【POIT 11】

プライドを捨てられる男はカッコいい

── それでは最後に、皆さんにとっての、本当にカッコいい人ってどんな人ですか。
美女対談 LOEN
レイコ 「やっぱり私、男性も女性も想像力のある人が好きです。この先どんな行動をするとスマートか、相手に喜んでもらえるか、って次の流れを読んでいる人。会話も想像力があれば、自然と相手への質問も出てくるでしょう。相手の求めていることを想像するだけで、話のリズムも変わるし、会話の質も変わってくると思うんです」

一同 「あ〜想像力は大事だわ〜」

カナ 「私は、そうですね、カッコ良くあろうと思うのはいいことだと思います。でも、カッコ悪くても、スマートじゃなくても、失敗してもいいから、一生懸命頑張ってるって姿をカッコいいなって思います」

メイ 「カッコつけることも忘れて、何かに真摯に取り組んでる姿は、逆にカッコいいですよね」

レイコ 「うん、真剣になってる姿はカッコいいです」

カナ 「プライドを捨てられた時に、初めて人間らしい、キラキラした姿が見えることはありますよ」

メイ 「人間として捨てたら恥ずかしいようなプライドじゃなくて、自分の殻を破れる、そういうプライドを捨てられる人ってカッコいいですよね。その人の、人としての厚み、みたいなものを感じます」

── いかがでしたでしょうか。女性たちの話には、うなずけることも多かったはず。そして求めているのは、そう難しいことじゃありませんでしたね。明日から、いや今からでも実践できます。どうか、読者諸兄がカッコいいモテるオヤジたらんことを!

※美女対談の【前編】はこちら

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