2020.07.16

VOL.09「それはキスなのか?」

コロナ禍にみる新しい恋のカタチとは

人気放送作家にして戦略的PRコンサルタントでもある野呂エイシロウさんが、長い業界生活の中で見聞きし、あるいは遭遇した、恋するオヤジさんたちの愛すべき艶話をこっそり披露する連載です。

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文/野呂エイシロウ イラスト/早乙女道春、林田秀一

人気放送作家にして戦略的PRコンサルタントでもある野呂エイシロウさんが、世の恋するオヤジさんたちの愛すべき艶話をこっそり披露する連載。今回のテーマは……。

■ Theme09「それはキスなのか?」

「野呂さん、この間、仕事で某女優さんのご主人に会ったんだよね」。
その男は興奮していた。

なにせ、憧れの女優さんの身内に会えたのだ。普通だったら、夫と友人になって、そこから女優さんに近づこうとすると思う。だが、そいつはマジ顔で「ご主人とキスしたら、○○さんと間接キスしたことになるよな」と語りだした。
それはアリというかナシというか。だが、彼は真剣に、酒の場で、憧れの女優さんの夫とのキスを企んでいる。いつか夢の間接キスが成功したら、この誌面でもご紹介しようと思う。

マジで、ボクの周りには、ロクでなしの男が多い。今回の自粛の間でもお盛んだったようだ。「週に一度は出勤せねばならない」と家族に嘘をついて、ホテルのデイユースで楽しんでいた強者も結構いる。ボクとのZoom会議もときどき「今日は回線の調子が悪い」とビデオがOFF。そんな時は、家ではなく、裸だったそうだ。もちろんひとりではない。

また、男同士のZoom飲み会では、暴露話が続出。家族が寝静まったあとに、ヘッドホンを付けてZoomで密会をしていた男もいた。「初めての体験で、昔のテレクラを思い出した」という大先輩もいた。テレクラとは、見知らぬ男女が電話で交流をするというものだ。在宅勤務ならぬ在宅不謹慎のオンパレードだ。

ボクの個人的な意見だが、仕事で成功する男は、良くも悪くも常に創意工夫がある。こうした行為は決して褒められたものじゃないけど、ビジネス上でも案外役に立っているのかもしれない。いずれ、新しい恋のカタチとして進化を遂げるのかも。

野呂エイシロウ

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』で放送作家デビュー。気さくな人柄と豊富な知識、そして巧みな話術にファンも多い。現在は戦略的PRコンサルタント業務など、多忙を極める。

2020年8月号より

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